366日第3話 ネタバレと感想！和樹の過去と明日香への思い

遥斗が探していたもの

意識が戻らない遥斗は、会社では休職扱いに。

遥斗が担当していた新店舗の引き継ぎをしたという担当社員が見舞いに来ると、

壁にアートを飾ると言っていたけれど、何か知っているか？

と尋ねます。

しかし明日香は、詳しくは知らないと答えました。

和樹が高校時代に賞を取ったアート写真「NO. ３」

一方、遥斗の妹とともに、遥斗の部屋を整理する明日香。

すると、壁に飾るアートの資料が出てきます。

さらに資料には、和樹の名刺が挟んでありました。

和樹が高校時代に賞を取った「NO. ３」という写真の資料と共に。

 

遥斗の思いを叶えてあげたいと思った明日香は、遥斗がこだわっていた和樹のアート作品を探そうと決意し、彼の会社へ向かいました。

しかし和樹は、もう手元にはないと突っぱねます。

そして、遥斗と何かあったのか尋ねますが、和樹は「何もない」と言って取り合いません。

和樹の過去①

高校時代、アートの才能があった和樹。

母は離婚後、慰謝料を振り込まない父に振り回され、経済的理由から国立大学に進学。

母を一生面倒見ていくと誓った和樹ですが、母は突然再婚し、それからは疎遠になっています。

和樹の過去②

８年前、高校時代のみんなが集まった時、これから東京に帰るという和樹に、母が待ってるんじゃないか？と心配する遥斗。

しかし和樹は、５０万貸して！と、縁を切るように去っていきました。

数日後、遥斗は和樹に５０万円を渡しました。

和樹は、そのお金を返して、金に振り回される人生はうんざりだと言って去っていき、それっきりでした。

 

明日香は、和樹のNO.3をあちこち探しますが、もう処分されていると知り、眠る遥斗に謝ります。

あの頃のように５人で笑いたい・・・

すると、NO.3は高校に戻ってると、写真部の先生からの連絡が入ります。

 

和樹の写真があってこそ完成すると考えていた遥斗の思いを伝える明日香は、新店舗で待っていると和樹にメッセージを残しました。

明日香が店に向かうと、姿を表した和樹。

そこには、和樹のNO.3が飾られていました。

和樹は、この写真を見て、みんながすごい！と言ってくれた事を思い出します。

このお店は「ふるさと」をコンセプトとしたお店で、和樹の絵を飾ってやっと完成するという遥斗のコンセプトだったのです。

和樹の明日香への思い

和樹は、遥斗の病室を訪れました。

両親が離婚して心がすさんでいた時、遥斗と友達になったことで、高校生活は最高だったと打ち明けます。

そして、先日遥斗が会社に来て、無神経なことをしてごめんと誤った遥斗にどんな顔をしていいか分からなかったと謝りました。

眠ったままの遥斗・・・。

和樹の明日香への思いの証拠

その頃、和樹と同棲中の彼女は、

高校時代の明日香の写真が本に挟んであるのを見つけているのでした。