ブルーモーメントの第4話は、彩(出口夏希)と姉の真紀(石井杏奈)姉妹が住んでいた千葉県でイベントを行う晴原(山下智久)たち。
そんな中、再び竜巻が起こり、危険区域に逆走していく少年がいました。
それは、3年前の灯と同じようで・・・。
第4話のネタバレと感想レビューを深掘りしていきます。
Contents
ブルーモーメント【第4話ネタバレ】
彩と姉・真紀を襲った竜巻
雲田彩(出口夏希)は、元気だったころの姉・雲田真紀(石井杏奈)との記憶を思い出します。
仲良し姉妹で、楽しい毎日を過ごしていましたが、突然悲劇は起こりました。
3年前、姉の真紀と待ち合わせしていた彩。
そこに竜巻が起こり、彩の眼の前で真紀は大きな柱が倒れてきて、足を負傷。
病院に搬送されたものの、歩けなくなり車椅子生活に。
それ以来、真紀から笑顔が消えていました。
姉を支えたいと思う彩は
「頑張れ」
と応援します。
しかしその「頑張れ」という言葉は、頑張れない真紀にとって「言葉の暴力」でした。
どうして彩じゃなくて、自分がこんな目にあったのか?
歩み寄ろうとする彩を遠ざける真紀。
一方、園部灯(本田翼)の記事が世に出てしまいます。
灯のことを好き勝手に書いて記事に園部優吾(水上恒司)は激怒します。
ダブルレインボーを見たい!
そんな中、SDMは、子供たちに防災知識を持ってもらうイベントを開きます。
地域振興課で働く真紀と会ったSDMメンバーたち。
晴原柑九朗(山下智久)は、テレビで見せるニコニコの「ハルカン」キャラになって、子どもたちに向け天気の授業をします。
「ハルカンだ!」
子どもたちは、いつもテレビで見ているハルカンに大喜びです。
航平という少年が、ハルカン(山下智久)に質問します。
ダブルレインボーを見たい!
ハルカンは、100%ではないけれど、見れる可能性はあるとを伝えると、喜ぶ航平!
実は、航平は、実花という同級生の女の子にダブルレインボーを見せたいと思っていました。
実花は、祖父を台風で失ったショックで今もPTSDに悩まされています。
そんな実花に寄り添う真紀・・・。
しかし真紀は、彩に対してイライラが募ります。
彩は、実花から預かったうさぎの人形がほつれているのを見て、実花のためになると思いほつれたとこをろ縫って渡します。
しかし、実花にとってそのうさぎ人形は、亡くなった祖父の形見。
大好きだった祖父との大切な思い出が詰まった特別なものでした。
実花は、勝手に修理されたことに激怒!!
祖父を失った日の悲しみが蘇り、過呼吸に陥ります。
晴原と丸山ひかる(仁村紗和)は、彩がやったことは、自己満足で相手を傷つける行為だと注意します。
そして、晴原は窓から見た空の様子から、気象予測を始め・・・。
翌朝、彩は今思っている気持ちを晴原に伝えます。
晴原は拒否し、彩は中国語で話します。
しかし晴原は「お前みたいな奴も必要だ」と彩の存在を認めます。
二人の話を外で聞いていたSDMメンバーたちはほっとします。
そんな彩の姿に、灯と似ていると感じる優吾・・・。
強い竜巻が発生!
さっそく、イベントの準備を始めます。
晴原は、台風の進路が大幅に変わり、ここ千葉県に非常に強い竜巻が来ると予測します。
彩は3年前に大きな竜巻被害を経験しており、その恐怖と危険性を知っています。
彩は、どれほど危険な台風になるか、地元の人々に伝えるために、テレビ出演を決意します。
さっそく彩は、地元のテレビ局の中継に出演し、竜巻の危険性を伝えようとします。
竜巻に馴染みのない住人に対して、その危険性を理解してもらうため、3年前に経験したつむじ風の被害について語り始めます。
しかし、その経験を思い出すと、姉の事を思い出して言葉に詰まってしまいます。
それでも彩は、
大切な人の命を守るためにも、今すぐに避難してください!
と何度も呼びかけます。
彩の妹・真紀はテレビで姉・彩の出演を見守り、心から応援します。
彩はサバイバーズ・ギルト
汐見早霧(夏帆)は、彩が「サバイバーズ・ギルト」(生存者の罪悪感)であることを真紀に教えました。
彩は3年前の竜巻で、彼女が生き延びた一方で、
多くの人々が命を落としたり、重大な被害を受けことを思い出すと、当時の恐怖や悲しみだけでなく、
なぜ自分が生き残ったのかという罪悪感
を抱いていました。
実際に被害に遭っていなくても、それに関わった人間も大きく傷つくことがあると言います。
これを聞いた真紀は、妹の彩も傷ついていたことを知ります。
灯と同じく逆走する航平くん
彩が竜巻の危険性を伝えた直後、住民たちが避難する中、航平が実花の祖母の住む地域に1人で向かってしまいます。
航平がいなくなったことに気づいた優吾たちはすぐに現場に向かいます。
しかし竜巻が直撃!
航平の帽子が落ちていることに気づき、航平の安否確認をします。
航平の事を聞いた実花は、気を失ってしまい・・・。
やっと目を覚ました実花は、航平が無事だったことを知り、ホッとします。
航平は、この台風で今度は実花のおばあちゃんまで失いたくない一心で、おばあちゃんの元へ向かっていたのです。
ダブルレインボーに願いを込めて
台風が去ると、彩はこれからも、姉の真紀が心の底から笑える日までおせっかいを続けると宣言します。
彩の思いをしった真紀は微笑みます。
晴原は、航平が言っていたダブルレインボーの解析をしていました。
これから「ダブルレインボー」が観れると予測。
晴原の予測通り、空いっぱいに広がるダブルレインボー!!
子供たちはダブルレインボーに、それぞれの願いを込めました。
東京に戻ったSDMに、新たなメンバーが加わります。
警察班統括責任者として、立花藍(真矢ミキ)の夫・沢渡満(橋本じゅん)が就任が決まります。
沢渡は晴原に、3年前、灯を最後にみたのは自分だと伝えます。
ブルーモーメント【第4話感想レビュー】
ブルーモーメント第4話は、雲田彩(出口夏希)と、姉・雲田真紀(石井杏奈)の関係が明らかになりました。
第4話は中心となってストーリーは展開していきました。
これまでちらっと出てきていた真紀。
竜巻によって姉が怪我をしたことが、トラウマになっていたことは分かっていましたが、ここまで姉妹の関係が険悪になっているとは予想以上でした。
直接被害にあっていない彩も、心に大きな傷を負っていたことを知った真紀は、やっと心を開きました。
空いっぱいに広がるダブルレインボーが、とっても美しかったですね!!
灯の最期を見た沢渡満(橋本じゅん)の登場
さて、気になるのはラストシーンに登場した沢渡満(橋本じゅん)。
立花藍(真矢ミキ)の夫と言っていました。
しかし、名字が違うのは、
- 立花藍が政治活動では「立花」と名乗っているから?
- もしかして離婚している?
二人の関係性が気になりますね。
灯の謎を巡る最大の伏線!
実は沢渡は、灯が亡くなった3年前の災害で、警察官として現場で避難誘導にあたっていました。
氾濫しているからそっちは危ない!と佐渡は灯を止めたのに、灯は逆走して危険な方に走って行ったのを最後に目撃しています。
最後に灯を目撃した沢渡に、晴原は話しを聞きたいと思うでしょう。
ただ、この第4話で航平くんも危険を犯して
実花ちゃんのおばあちゃんを守りたいと突っ走っていきましたよね。
わざわざこの話しを織り交ぜてあることが気になります。
灯も、誰かを守ろうとして逆走したという伏線だと考えます。
次話では、沢渡によって、灯の謎が語られるかも知れませんね。
まとめ
ブルーモーメント第4話は、雲田彩(出口夏希)と、姉・雲田真紀(石井杏奈)の姉妹が中心となってストーリーは展開していきました。
沢渡満(橋本じゅん)の登場によって、次回は灯の謎が明らかになるかもしれません。