オクラ第3話では、千寿(反町隆史)が信頼する同僚・結城真一(平山祐介)を撃ったという驚きの展開がありました。
そして第4話では、加勢が「結城の遺体には銃弾の痕があった」と千寿に問いかけています。
親友とも言える仲だった二人の間に、一体何があったのでしょうか。
今回は、千寿が結城を撃たなければならなかった理由について、様々な可能性を探っていきます。
Contents
二人の信頼関係
まず確認しておきたいのは、千寿と結城の強い信頼関係です。
二人は刑事として共に数々の事件を解決してきた間柄であり、互いを深く理解し合う仲間でした。
そんな結城を千寿が撃つには、並々ならぬ理由があったはずです。
結城の最期の言葉「ハイドアンドシーク」
爆発で負傷した結城は、第2話の最期に「ハイドアンドシーク」という謎めいた言葉を千寿に告げます。
第3話では、その直後、驚くべきことに、千寿は大声を上げて結城を撃ちました。
この一連の流れには、何らかの意図や計画が隠されているように思えます。
ハイドアンドシークについての考察はこちらです↓
千寿が撃った理由
1. 秘密の合図
最も可能性が高いのは、これが二人の間で予め計画されていた行動だという説です。
「ハイドアンドシーク」という言葉は、その計画を実行に移すための合図だったのかもしれません。
結城は警察組織の闇に近づき過ぎていました。
そのため、自身の命が狙われていることを察知していたはずです。
そこで、重要な情報(SIMカード)を千寿に託すと同時に、自身の「死」を偽装する計画を立てていた可能性があります。
2. 結城の指示説
あるいは、これは結城自身の指示による行動だったかもしれません。
結城は既に致命傷を負っていた可能性があり、重要な情報を守るため、自身の死の真相を隠すよう千寿に依頼したのかもしれません。
3. 監視の目を欺くため
当時、二人は何者かに監視されていた可能性が高いと考えられます。
千寿による発砲は、その監視の目を欺くためのパフォーマンスだったのかもしれません。
SIMカードとの関連性
千寿が結城を撃った後、救急車に搬送されました。
現場に一人残っていた千寿は、血だらけのSIMカードを手にしていました。
血まみれのSIMカードが示す真実
千寿が手にしていた血まみれのSIMカード。
その状態は、このカードが結城の体内から取り出された可能性があります。
結城は自身の命が狙われていることを予見し、最も重要な情報を自らの体内に隠したのではないでしょうか。
千寿による発砲は、このSIMカードを守るための行動だったのかもしれません。
謎のファイルに付いての考察↓
緻密に計画された作戦
もしこの推測が正しければ、一連の出来事は以下のように計画されていた可能性があります。
1. 結城は重要情報をSIMカードに記録し、体内に隠す
2. 「ハイドアンドシーク」という合図で、千寿にその存在を知らせる
3. 千寿は発砲により、SIMカード取り出しの痕跡を隠蔽
4. 救急搬送の混乱に紛れて、SIMカードを確保
この計画には、二人の強い信頼関係が不可欠です。
結城は、自身の体内に隠した重要情報を確実に回収できる相手として、千寿を選んだのかもしれません。
加勢の発言の意味
第4話で加勢は千寿に対して「結城の遺体には銃弾の痕があった」と発言します。
これは、加勢が当時の真相を知っているか、少なくとも疑っていることは明らかです。
また、この発言は千寿への警告とも取れます。
加勢は千寿の行動を監視し続けており、10年前の事件の真相も把握している可能性が高いです。
加勢(中村俊介)の謎すぎる行動についても考察まとめ↓
現在の捜査との関連
現在の千寿が証拠捏造までして事件の真相を追う背景には、このSIMカードに記録された情報があるはずです。
結城が命を賭けて守り、千寿に託した真実。それは、現在の警察組織の闇と直接つながっているのではないでしょうか。
まとめ:深まる10年前の謎
結城の体内に隠されていたSIMカード。
それを守るためとも思われる千寿の発砲の謎。
そして現在も続く真相究明への執念。
全ては繋がっているのかもしれません。
加勢の発言は、この事件の真相がまだ完全には明らかになっていないことを示唆しています。今
後、SIMカードに記録された情報の全容が明らかになるにつれ、10年前の事件の真実も、
そして千寿が結城を撃った本当の理由も、より鮮明になっていくことでしょう。
不破の謎について考察しています↓
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