ドラマ「全領域異常解決室」第9話は、12月11日放送です。
興玉雅(藤原竜也)の正体がついに明かされます。
襲撃による致命的な傷、神としての運命、そして小夢(広瀬アリス)と芹田(迫田孝也)が取る行動が緊迫感を生み、驚きと感動が交錯する物語を徹底解説します。
さらに、次回の展開を予想しながら、見逃せないポイントをお届けします。
Contents
第9話あらすじネタバレ|興玉と天石戸別神の謎がついに明らかに
興玉の正体が暴かれる瞬間
直毘吉道(柿澤勇人)の情報により、荒波健吾(ユースケ・サンタマリア)は興玉雅への不信感を募らせます。
一方、興玉は月読命・佃未世(石田ひかり)からのメッセー「天石戸別神は興玉雅」を知り、事態が急転。
そんな中、全決に戻った興玉は突然の襲撃を受け、致命傷を負います。
神器「天之加久矢」がもたらす絶望
襲撃に使用されたのは特別な神器・天之加久矢の矢尻。
興玉の傷口は塞がらず、生命の危機に陥ります。彼が死ねば、ヒルコは小夢の命を奪うと宣言。
興玉は全決メンバーに自身が天石戸別神であることを告白し、
一度「死」と「再生」を選ぶしかないと語ります。
小夢と芹田、運命を切り開く旅へ
興玉を救うため、雨野小夢と芹田正彦が特定の場所へ向かいます。
彼らが目指すのは神々の力を復活させる秘境。
しかし、二人の前には予想を超える障壁が待ち受けていて…!
第9話展開予想|興玉と小夢の未来はどうなる?
第8話の衝撃的なラストから、次回第9話では物語がいよいよクライマックスに向かって動き出しそうです。
以下のポイントに注目し、次回の展開を予想します。
1.「天之加久矢(あまのかくや)」
ドラマ「全領域異常解決室」第9話で登場する「天之加久矢(あまのかくや)」は、
古事記や日本書紀にも登場し、葦原中国(あしはらのなかつくに)の平定を助ける役割を果たし、「天から降る光」としての神聖さを持っています。
「天の輝きの矢」という意味を持つ重要な神器です。
この矢は、流星や天の光を象徴し、天体に関連する神々との結びつきを示すものとされています。
ドラマの中では、この神器が興玉雅(藤原竜也)に刺さることで深刻なダメージを与え、神としての彼の存在が揺るがされます。
その武器としての特性から、天之加久矢は戦いや神々の力関係を象徴し、特にヒルコとの対立構造を浮き彫りにするキーアイテムとなっています。
この矢が持つ力と意味が、物語の展開にどのように影響を及ぼすのかが注目されます。
天之加久矢は、流星の神秘性だけでなく、戦いの勝利や再生を象徴するアイテムとして、今後の展開に大きく影響していきます。
2. 雨野の神・天宇受売命の復活?「呼び出しの鈴」が鍵を握る
第9話では、ついに雨野の持つ神の力がついに覚醒する兆しが見られるかもしれません。
彼が信仰する神である天宇受売命(アマノウズメ)は、日本神話で非常に重要な役割を果たす存在です。
天宇受売命は、天岩戸に隠れたアマテラスを引き出すため、
他の神々と踊りを披露してアマテラスの興味を引き、世界を再び光で満たしたとされる神です。
その力がどのように復活し、物語に影響を与えるのかが注目されます。
特に、「呼び出しの鈴」の存在が鍵となりそうです。
この鈴は、神々を現世に呼び出すことができるとされる重要なアイテム。
雨野が「鈴」を使えるようになれば、天宇受売命が復活し、物語に新たな展開が訪れる可能性があります。
彼女がその力を発揮することで、興玉を救い出し、寿の陰謀に立ち向かう準備が整うかもしれません。
3. 興玉(天石門別神)を狙う寿(ヒルコ)の野望
一方で、寿(野間口徹)の動きにも大きな注目が集まります。
彼が首謀する計画は、「神の総入れ替え」を目指す壮大なもの。
その計画において、寿は自らが創り出す新しい神々を支配しようとしています。
しかし、彼にとって最大の障害となるのが、興玉こと天石門別神の存在です。
興玉は、罪を犯した神を黄泉送りにすることができる能力を持つ神です。
その天石門別神が消えれば、八百万百の神が黄泉送りされてしまうのです。
つまり、いまいる神が全部消えてしまうということ。
この力は、寿が企む「神々の入れ替え」を実現する可能性を秘めています。
そのため、寿が興玉を狙うのは当然の流れでしょう。
第9話では、寿が興玉を手に入れるための動きを本格化させ、雨野との対立が激化する展開が予想されます。
4. 寿と雨野の直接対決の可能性
これまで間接的に絡んでいた雨野と寿が、第9話でついに直接対決する可能性があります。
雨野が天宇受売命の力を呼び覚まし、寿の陰謀を阻止しようとする一方で、寿は興玉を手中に収めるために最後の手段に出るでしょう。
物語の核心である「神々の入れ替え」と「新しい神の誕生」を巡る争いが、いよいよ本格的な衝突へと発展していくはずです。
特に、寿の正体がヒルコであることが明らかになれば、彼の存在が持つ意味がさらに深まります。
ヒルコが神の総入れ替えを企む理由は、自身の生い立ちや運命に深く起因していると考えられます。
『古事記』や『日本書紀』において、ヒルコはイザナギとイザナミの子として、
国生みの際に生まれた最初に誕生しましたが、不具の子として葦舟で流され、親から見放されました。
この経験から、ヒルコは神々の秩序や運命を支配する既存の神々に強い不信感を抱き、自身が取り残された理不尽な世界を変革したいと願うようになった可能性があります。
また、後に福をもたらす神「エビス」として再評価されたものの、神々の間での自身の位置づけや価値への不満が、総入れ替えを決意させたのではないでしょうか。
そんなヒルコが神々を総入れ替えし、新たな世界を作ろうとしている背景には、自らの復讐心や壮大な野望があるのかもしれません。
5.荒ぶる神「スサノオ」降臨!
荒ぶる神「スサノオ」が降臨することが予告動画で判明しています。
荒ぶる=荒波を予感させます。
スサノオとヒルコは兄弟です。
荒波の行動、そして二宮のの子の怪しい笑みも波乱を予感させます。
警察の二人にも注目したいですね。
6. 第9話で明らかに?
「呼び出しの鈴」の具体的な力:雨野がこれを使いこなせるようになるのか、そしてそれによってどんな神を呼び出すのかが見どころ。
寿の真の目的:新しい神々を作ることだけではなく、彼が目指す世界の姿が明らかになる可能性。
興玉の覚醒:寿に狙われる中、興玉の力が発揮される場面があるかもしれません。
スサノオ降臨:スサノオは荒波なのか?
第9話では、寿の壮大な計画とそれに立ち向かう雨野の戦いが本格化しそうです。
特に、雨野が持つ天宇受売命の力がどのように物語に影響を与えるのか、寿のヒルコとしての背景がどこまで描かれるのかが注目ポイント。
興玉の運命を巡る激しい争いが繰り広げられ、物語はさらに加速していくでしょう。
果たして雨野は神々の力を借りて寿の野望を阻止することができるのか?
まとめ
第9話は、興玉の正体が明かされる重要な回です。
神としての運命、全決メンバーの葛藤、そして小夢と芹田の奮闘が見どころです。
今後の展開に注目しつつ、興玉の再生がどのように描かれるのか見逃せません!
登場人物
- 興玉雅(藤原竜也):全決のリーダー。天石戸別神としての正体が明かされる。
- 雨野小夢(広瀬アリス):興玉を救うために奔走する全決メンバー。
- 荒波健吾(ユースケ・サンタマリア):興玉への不信感を抱きながらも真実を追求する刑事。
- 直毘吉道(柿澤勇人):興玉とヒルコの関係を疑う内閣官房国家安全担当審議官。
- 月読命・佃未世(石田ひかり):時間を操る能力を持つ重要人物。
- 豊玉妃花(福本莉子)、芹田正彦(迫田孝也)、村主虎飛矢(名村辰):興玉を支える全決メンバー。