物語が進むごとに、どんどん「この人、誰を信じたらいいの?」状態になってきたドラマ『あなたを奪ったその日から』。
5月19日放送の第5話は、まさに“人間の裏の顔”が次々と暴かれた、怒涛の展開でした。
結城旭を巡る過去の事件とSNS誹謗中傷、紘海と美海の秘密、玖村と梨々子の奇妙な再会…。
真実が見えたと思ったらすぐに裏切られるこのドラマ。
今回は特に「人は万華鏡のようだ」という旭の言葉が象徴的な、“見る角度次第で変わる本性”がテーマだったように思います。
Contents
第5話ネタバレあらすじ|社員の中に「敵」がいた…紘海が見抜いた裏切り者の正体
第5話では、中越紘海(北川景子)がスイッチバックのお客様相談室に異動。
未経験なのに突然の配属に、社内はザワつきます。
それもそのはず――「結城旭(大森南朋)に気に入られているのでは?」というウワサが渦巻いていたのです。
そんな中、「結城旭は人殺し」という書き込みが、社内の声として投稿されていたことを紘海は発見。
調査を進めていくと、その投稿者はなんと同じ部署の上司・三浦勝昭(大浦龍宇一)だったと判明します。
三浦は、かつて旭が「YUKIデリ」から解雇した社員に同情していたこと、そして「事故を起こした男がまた食品業界にいることが許せない」と語ります。
逆恨みだと分かっていても、感情が抑えられなかった――その想いを、紘海は受け止めます。
旭に呼び出され、試食メニューの意見を求められた紘海。
旭は「誹謗中傷が社内からだと気づいていた」と話し、
「人は万華鏡。どこから見るかで全然違う顔になる」
と言い放ちます。
一方、旭の過去について深く知ろうとする記者・望月耕輔(筒井道隆)は、鷲尾勇(水澤紳吾)の件について疑念を抱き始めます。
また、小石川雪子(原日出子)が娘・美海と接触し、父親のことを聞きたがっていると知った紘海。
しかし、まだ真実を語る勇気は持てず…。
さらには、玖村(阿部亮平)がマッチングアプリでマッチした女性が、なんと旭の娘・梨々子(平祐奈)だったという衝撃展開!
そして、エンディング直前――
鷲尾の「本当のことを話すべきだ」とする動画がアップされ、視聴者に新たな疑念を残したまま幕を閉じます。
感想|“信じたくないけど疑いたくもない”心のジレンマ
いやもう、「濃い」なんてもんじゃない第5話!
わたし的には、紘海の「どこまで踏み込んでいいのかわからない」感じに共感しっぱなしでした。
旭の言葉、「人は万華鏡のようなもの」。これ、深いですよね。
完璧な人なんていないけど、“見え方”で評価が変わるのって、職場でもプライベートでもありますよね…。
そして、三浦さん、わかる…許せない気持ち。でも会社でそれはやっちゃいけないやつ(笑)
それにしても、玖村と梨々子の再会、マジで「やめときなよ!」案件。
旭に近づくため?それともほんとに好きになってる?
母目線だと、息子には絶対おすすめしないタイプです!
次回展開予想|動画の真相、鷲尾の告白、そして紘海の選択は…
さて、次回第6話はどうなるのでしょうか?
📌 気になるポイントを予想!
🔸 鷲尾の動画、本物?フェイク?旭の過去がついに暴かれる?
🔸 紘海は美海に父のことを話せるのか。それとも誰か他の人が…?
🔸 梨々子と玖村の関係に旭が気づいたら…修羅場不可避?
🔸 望月記者が旭にどこまで迫れるかがカギ!
“誰が敵で誰が味方か分からない”この状況で、紘海がどこまで真実に迫れるのか、次回も目が離せません!
まとめ|人の心の「角度」を変えて見たくなるドラマです
第5話は、まさに「万華鏡」のように人間模様がくるくる変わる回でした。
信じたい。でも信じきれない。
疑いたくない。でも確かめたい。
そんな気持ちにさせるこのドラマ、やっぱりクセになります!
旭は本当に“人殺し”なのか?
動画の真実は?
誰の言葉が本物で、誰が嘘をついてるのか――。
来週も、またいろんな「角度」から人の心を見つめる時間になりそうです!
登場人物紹介|複雑に絡み合う人間模様…それぞれの“本音”に注目!
ドラマ『あなたを奪ったその日から』は、一見穏やかな表情の裏にそれぞれの「秘密」や「過去」が潜んでいる人たちの人間模様が魅力。
ここで、主要登場人物をサクッとご紹介します。
■中越紘海(北川景子)
本作の主人公。冷静で仕事ができる一方、過去にある“秘密”を抱えるシングルマザー。
旭に近づきたい気持ちと、母として守らなければならないものの間で揺れている。
娘・美海の父親については、周囲に明かしていない。
■結城旭(大森南朋)
スイッチバックの幹部で、謎めいたカリスマ性を持つ男。
冷静沈着だが、過去に「食の事故」や「人殺し」疑惑があり、周囲から一部で恐れられている存在。
紘海に対して特別な信頼を寄せているようだが、本心は見えにくい。
■中越美海(一色香澄)
紘海の娘。まだ幼いが、母が何かを隠していることを感じ取っている繊細な子。
最近、父親のことに興味を持ち始めており、心に揺れを抱えている。
■小石川雪子(原日出子)
紘海の過去を知る人物で、美海にも関わりがある。
母のような立場から、紘海に“ある問い”をぶつけてくる重要人物。
■玖村毅(阿部亮平)
社内の若手社員。
なにかと恋愛に振り回されがちで、今回マッチングアプリでまさかの梨々子と再会してしまう、ちょっと不憫なポジション。
■結城梨々子(平祐奈)
旭の娘。自由奔放で周囲を振り回しがちだが、どこか寂しげな雰囲気も。
恋愛に突っ走りやすく、玖村との再会で何かが動きそうな予感。
■望月耕輔(筒井道隆)
ジャーナリスト。旭の過去、特に鷲尾勇に関する件に強い関心を持ち、独自に調査を進めるキーパーソン。冷静だが正義感が強く、今後紘海とどう交わるかにも注目。
■鷲尾勇(水澤紳吾)
紘海の娘が死亡した食品事故を起こした惣菜店YUKIデリの元料理責任者。かつて旭と何か“決定的な過去”を共有していた人物。現在は行方が分からないが、謎の動画で再浮上。真相のカギを握る存在。
■三浦勝昭(大浦龍宇一)
紘海の上司。温厚そうに見えるが、実は旭に強い恨みを抱いていたことが判明。
人の顔は“見る角度で違う”ことを痛感させられる人物。