ドラマ「あのクズを殴ってやりたいんだ」は、葛谷海里(玉森裕太)が7年前の対戦相手で亡くなった大地の墓参りに訪れた後、彼が供えた花が何者かによって荒らされるというショッキングな展開が描かれました。
7年前、大地が亡くなった試合をきっかけにボクシングを離れていた海里が、再び向き合おうとした矢先の出来事でしたよね。
大地のお墓が荒らされたことで、真犯人は誰なのかという疑惑が広がり、物語の緊張感が増していきます。
犯人は一体誰だったのか、考察していきます。
会長が犯人?ミスリードの可能性も?
海里の墓参りの後に現れたのは、ゆいの父でジムの会長である羽根木成(渡部篤郎)でした。
まるで会長が犯人であるかのように見え、驚かされました。
しかし、会長が犯人であるかは不確かです。
よく見ると、会長の服装とは異なる袖の色の人物が、花束を踏みにじった瞬間が映っていたため、会長が犯人だと断定するのはミスリードのようですね。
その後、会長が乱れた花を拾い集めて再び手向けるシーンがありました。
唖然とした表情で乱れた花を見つめる会長の姿は、ミスリードを狙った演出ともとれるため、犯人は別の人物である可能性が高そうです。
真犯人は悟?その理由は?
「墓を荒らしたのは、海里の後輩の悟では?」という推測も多く寄せられています。
悟は海里に対し、表向きは後輩らしい態度を見せつつも、時折怪しい行動を取る場面も見られます。
たとえば、海里が過去に「人を殺している」と撫にバラしたり、
彼の発言からは「嫉妬や対抗心」といった複雑な感情がうかがえます。
海里が再びボクシングに向き合おうとしている今、悟がそれを快く思っていない可能性は十分に考えられます。
墓参りをする海里を陰から監視し、彼が立ち去った後に花束を荒らした可能性もあります。
また、カメラマンとしての海里の邪魔をしているのは、最初は海里の父だったかもしれませんが、悟の可能性も考えられます。
ほこ美への隠された敵意が明かされる撫
一方で、第4話のラストではほこ美に対する撫の本音が明らかになりました。
これまで優しい友人のように見えていた撫が、「ほこ美が幸せになるのは許せない」と語るシーンは大きな衝撃を与えました。
この発言から、撫がほこ美に対して密かに嫉妬や敵意を抱いていたことが明るみに出ました。
そんな撫に対して「味方意識」を感じていた悟の表情も見逃せません。
今後の展開と考察
墓荒らしの犯人が確定していないため、謎がさらに深まりました。
悟が犯人であると断定はできませんが、彼のこれまでの行動や海里に対する敵対心を考えると、彼が犯人である可能性が大です。
また、会長も含めた周囲の人々がどのように海里と関わってくるのか、今後の展開が期待されるところです。
次回のエピソードでは、花束を荒らした真犯人や、撫のさらなる裏の顔が描かれる可能性があり、ますます目が離せません。
果たして海里の周囲に潜む謎はどう解明されるのか?
続きを楽しみにしたいですね。