ドラマ「アンチヒーロー」の第9話(6月9日放送)は、衝撃的な展開が次々と訪れます。
明墨正樹(長谷川博己)は、志水裕策(尾形直人)との対話を通じて新たな真実に直面し、白木(大島優子)の裏切りや伊達原泰輔(野村萬斎)の陰謀が明らかになります。
最終回に向けて物語が一気に加速するこのエピソードの詳細を徹底的にわかりやすく解説します。
Contents
「アンチヒーロー」の第9話ネタバレ
第9話の冒頭、伊達原は若者たちに検事の99.9%の事実を熱弁します。
一方、明墨正樹は、決定的な証拠(緋山の動画)がなくなった事を志水裕策に謝罪します。
志水は、自分が横領した事実を認め、過去の誤りについて自責の念を抱いています。
彼は
「明墨さんが悪いとは昔から思っていない」
と述べ、明墨が彼のために尽力してくれたことに感謝の意を示します。
赤峰柊斗(北村匠海)は、志水にどんな些細な情報でも構わないと頭を下げます。
すると志水は、当時の取り調べ時の様子を記した日誌を渡します。
志水の日誌には、十数時間に及ぶ過酷な取り調べが行われたこと、
そして娘に会いたいという切実な思いが記されていました。
桃瀬の調査と赤峰の行動
桃瀬礼子(吹石一恵)が志水の無罪を調査していたことが明らかになり、
赤峰は彼女の実家を訪れ、桃瀬の「日記」を手に入れます。
桃瀬の日記には、彼女が検事として伊達原の元で働き始めてからの詳細な記録が記されており、
志水の冤罪を晴らすための貴重な情報が含まれていました。
糸井一家事件の再検証
明墨事務所では、糸井一家の事件が再検証されます。
事件当日の経緯は、
- 糸井家に、ある人物が招かれて食事会が開かれた
- その客が「タリウム」を料理に混入させて殺害
- 警察は、その客こそが、糸井家と親しくしていた志水だと断定
- しかし、事件発生時の志水は、緋山が撮った動画に紗綾の人形を公園で探す姿が映り込み、志水家にいなかったアリバイが成立していたがもみ消される
事件の糸口を探す中、
「似ている?」
とと書かれた黄色い付箋が落ち、明墨はそれを保管しました。
糸井一家は「タリウム」による毒殺とされていましたが、
志水の日誌には、検事が「タリウムとは違う症状」を伝えていたことに違和感を感じます。
タリウムと似て非なる症状が出るものを探し始める赤嶺たち!
そして明墨は気づきます。
志水の自白が取れずに苛ついた伊達原が、千葉県警の捜査官に圧をかけて証拠を捏造した。
そして、「似ている?」という付箋は、桃瀬が書いたもので、その事実を彼女が突き止めていたことに気づきます。
瀬古と養護施設
瀬古成美(神野三鈴)は、こっそりと養護施設を覗いていました。
明墨は彼女に全てを話すよう説得し、桃瀬の日記の内容から彼女の罪悪感や寄付の理由を探ります。
瀬古は、裁判中に桃瀬が冤罪の証拠を話していたにも関わらず、
黙っていたことに対する後悔を語ります。
そして、自分のように明墨も伊達原に潰されると警告します。
倉田の証言
明墨と紫宮は、紫宮の父で倉田功(藤木直人)に面会に行きます。
紫宮は、志水の「娘に会いたい」という必死の願いが書かれた日誌を父に見せ、本当のことを話してくれと訴えかけます。
倉田は、当時緋山が映した志水のアリバイ動画を入手していたにもかかわらず、
「自分たちの娘がどうなってもいいのか?」
という伊達原の圧に負けてしまったことを涙を流して認めました。
白木(大島優子)の裏切りと明墨の逮捕
そんな中、明墨事務所に検事たちがやってきます。
伊達原は、明墨を逮捕するよう手を回していました。
明墨は、町工場社長殺人事件の証拠隠滅容疑で逮捕されてしまいます。
これは、白木凛(大島優子)が伊達原に情報を流していたことによるものでした。
感想レビュー
第9話は、志水と桃瀬の日記により、物語が一気に進展ました!
日記の内容がリンクし始め、重要な役割を果たす展開は、スリリングでしたね。
しかし、明墨が逮捕されてしまいました。
白木は、緋山が有罪だったのに明墨がそれを無罪にしたことを伊達原に報告してしまいました。
白木の不審な動きはここにつながっていたんですね。
もしかすると白木は、糸井一家の関係者かもしれませんね。
また、連行される明墨は、赤峰と紫宮に託しました。
志水と桃瀬の日記によって新たな証拠が出て、そして紫宮の父倉田の証言も取れました。
あと、瀬古判事も伊達原に恨みを持っています。
次回最終回展開予想
来週はついに最終回です。
いったいどんな結末を迎えるのでしょうか?
①志水の冤罪を晴らす!
明墨がいかにして自身の無実を証明し、志水の冤罪を晴らすかが最大の焦点となります。
伊達原の陰謀を暴くために、赤嶺と紫宮が中心となり、最後の証拠を見つけ出すために奮闘するでしょう。
②倉田の証言
特に、倉田功(藤木直人)が持つ重要な情報が鍵を握っています。
倉田が伊達原の圧力に屈せず、真実を公表するかどうかが、物語の結末に大きな影響を与えるでしょう。
③白木の裏切りの背景
また、白木の裏切りが明らかになったことで、彼女の動向にも注目が集まります。
彼女がどのような結末を迎えるのか、注目したいですね。
④緑川の真意
また、検事の緑川の真意が最後の最後に明かされると思います。
彼女の一言が決定打になりそうな気がしています。
⑤伊達原の最後のあがき
彼女は、明墨の件を担当すると言いましたが、伊達原はそれを拒否し、自分が担当すると言いました。
伊達原は、緑川が明墨とつながっているのを知っているようにも見えました。
もちろん、志水の冤罪が証明されたならば、検事正の首が飛びます。
自分の地位を守るため、伊達原は最後のあがきを見せます。
しかし、最終回のタイトルは「正義」です。
正義が勝ってくれることを期待しています!
まとめ
第9話は、物語のクライマックスに向けた重要な伏線が多数散りばめられており、一気に引き込む展開となりました。
明墨の逮捕、伊達原の陰謀、そして白木の裏切りと、緊張感が高まる中で最終回への期待が膨らみます。
最終回では、明墨が志水の冤罪を晴らし、伊達原の陰謀を暴くためにどのような手段を取るのか、そして物語がどのような結末を迎えるのか。
ドラマ「アンチヒーロー」の最後の一瞬まで、その緊迫した展開に注目が集まります。