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「ブルーモーメント」第6話ネタバレ
関東南部豪雨の合同慰霊碑の月命日前日、丸山ひかる(仁村紗和)は慰霊碑の前で立ち尽くしていました。
振り返ると、SDMのリーダー晴原柑九朗(山下智久)がいました。
灯の最後を話してほしいという晴原に、
丸山は、
「これ以上SDMにいられない。何も話せない。」
と告げます。
晴原は彼女に残って欲しいと懇願しますが、丸山は立ち去ってしまいます。
灯の過去と丸山の退職
灯の記事が出たことでSDMは炎上してしまいます。
丸山は5年前まで「保育士」として働いていました。
灯との死がどう繋がるのか、園部優吾(水上恒司)は尋ねますが、丸山は何も語らず、ついに退職届を提出しました。
晴原と灯の大学時代
晴原は、大学時代に灯と出会った時を思い出していました。
幼い頃に会っていたという灯。
実は、小学生の全国算数コンクールに参加していた二人。
その時、晴原は優勝し、天才少年と呼ばれていました。
そんな晴原と大学が同じだと知った灯は、晴原に明るくに話しかけます。
大学生になり、数学に行き詰まった晴原に、「気象学」には無限の可能性があることを教えてくれました。
灯の情熱と知識が、晴原の人生を大きく変えるきっかけになったのです。
海斗との約束か、SDM出動か?
灯とのことを思い出しながら、SDMに出勤する晴原に、上野香澄(平岩紙)の息子、海斗(石塚陸翔)が「ハルカン」と呼びかけてきました。
海斗は、SDMのせいで母親と遊びに行くことがなかなかできないことを打ち明けます。
今度の紙飛行機イベントにも、また参加できなかもしれないと肩を落としていました。
静岡で大地震が発生しSDM出動!
その頃、静岡で大地震が発生!
10名が取り残され、防災用ドローンを実用化することが決まります。
しかしその日は、海斗とのイベントの日でした。
海斗は約束が守れないならもう二度と約束しないと怒っています。
SDMの一員として、また母親として、選択を迫られる上野・・・。
出動の準備をする上野に晴原は、子供がいる上野に頼りっぱなしだったことを謝りました。
上野は、
「防災用ドローンは灯との約束だし、自分の夢」
と言います。
上野(平岩紙)と灯
実は、上野と灯は、大学時代の先輩後輩で、気象研究所でも一緒に働いていました。
晴原と藤村四季(田中圭)も、大学の先輩だった上野と出会っていました。
いつも明るい灯には辛い過去があり、半年前にガンで亡くなっていたのです。
母は余命宣告されますが、災害で突然亡くなる人もいる、準備が出来る自分は幸せだと前向きに考えていました。
この母の言葉から、気象学で人を救えないかと灯は考え、気象学の道を進みました。
しかし、政治家を継いでほしい父からは反対され、いつか父を認めさせると頑張っていたのです。
被災地での救援活動
SDMは被災地に向かい、防災用ドローンを実用化して救援物資を届け始めます。
ドローンは風や山間部の影響を考慮しながら運行し、無事に物資が届けられました。
ほっとした上野は、海斗の決勝戦に向かいます。
15年前の真実と灯の夢
上野、晴原が到着したころ、紙飛行機大会は終わっていました。
晴原は事前に海斗に電話をして、母親が約束を破った数だけ命を守っていることを伝えていました。
海斗はお母さんを嫌いにならないと言い、紙飛行機を飛ばします。
母に教えてもらった気象学の風を読み、紙飛行機は青空を飛び続けます。
海斗は、優勝したことを伝え、微笑む上野。
晴原は、灯がSDMの構想を初めた日は、海斗の誕生日だったことを伝えます。
命は繋がれる、その生命を守り、自分も母になりたいと願った灯。
これを聞いた上野は、晴原にあることを伝え・・・。
感想
今回は、息子の海斗との約束を守れない上野の母としての苦悩と、それを理解し支える晴原の姿勢が感動的でした。
晴原は差し入れの「ドーナツ」を食べられなかったんですが、
ここで第1話の田中圭さん演じる藤村四季のシーンに戻りました。
実はあの災害がなければ、藤村から「灯と一緒に食べて」と貰ったドーナツを一緒に食べる予定だったんですよね。
そんな小さなことまで、晴原はトラウマになっていました。
最後に、優吾は丸山に対して、「灯の最期を知りたい」と伝えていましたね。
しかし、丸山が黙っていたのは上野からの指示。
SDMの正式運用が決まるまで口止めされていたけれど、上野はついに晴晴に真実を語るようです。
次回の展開予想!
灯の死の理由を知る丸山が「保育士」だったこと、
そして今回、上野の子供の話しが出てきたのは伏線で、
灯の死は「子供」にありそうな気がしています。
丸山が保育士だったことから、
子供(もしかすると海斗?)を助けるために川へ向かったのではないかと予想します。
次回の展開では、さらに深まる人間関係と過去の真実が明らかになっていきそうです。
まとめ
「ブルーモーメント」第6話は、SDMで活躍する上野の、母としての苦悩、そして命を救う仕事の重さを描いた感動的なエピソードでした。
SDMを構想した灯が、なぜあの災害時に川に向かっていったのか?
次の展開が気になります。