2024年10月より日本テレビで放送がスタートする話題のドラマ『放課後カルテ』は、人気医療漫画を原作にしています。
放課後カルテでは、学校の保健室を舞台にした感動的なストーリーが展開されます。
この記事では、『放課後カルテ』の全話のあらすじやキャスト、注目の子役たち、そして最終回の結末までを徹底的に解説します。
Contents
【第1話あらすじ】
牧野先生の赴任
東多摩第八小学校に新任の学校医として赴任してきた牧野先生(松下洸平)は、優秀な医師でありながら愛想が皆無。
6年生の担任である篠谷先生(森川葵)は、その態度に不満を抱きます。そんな中、6年2組に冴島啓(岡本望来)が転校してきます。
野咲ゆきの孤立と笹本拓真の秘密基地
クラスでは、野咲ゆき(増田梨沙)が突然の居眠りを繰り返すことで孤立してしまっています。
放課後、保健室で勝手に寝ていた野咲は牧野に注意されます。
一方、体調の悪そうな笹本拓真(柊吾)が保健室に来ますが、大丈夫だと言って立ち去ってしまいます。
その後、笹本は秘密基地があると言って、立ち入り禁止の山に2人の同級生と向かいます。
しかし、具合が悪くなった笹本は倒れてしまい、友達が急いで牧野と篠谷に助けを求めます。
牧野先生の的確な診断
牧野は笹本を診察し、ツツガムシ病だと診断します。
誰にも信じてもらえなかった秘密基地の存在を友達が信じてくれたことに、笹本は感動して涙を流します。
野咲ゆきの病気の謎
野咲の居眠りの問題は続き、クラスメイトとの関係はさらに悪化します。篠谷は心配して牧野に相談しますが、ぶっきらぼうな態度に話が進みません。
そんな中、野咲が突然倒れる事態が発生します。
牧野先生の真価の発揮
牧野は野咲を診察し、詳しく話を聞きます。野咲は自分の存在がみんなの迷惑になっていると悩んでいましたが、牧野は医者として真摯に耳を傾けます。
野咲の症状を聞いた牧野は、ある病気を疑い始めます。
ナルコレプシーの診断と周囲の理解
再び倒れた野咲を見た牧野は、睡眠障害の一種であるナルコレプシーだと確信します。
しかし、クラスメイトたちはその診断を疑います。牧野は厳しい口調で子供たちを諭し、病気に対する無知が人を傷つけることを指摘します。
牧野の対応に、篠谷は子供への言い方が冷たいと感じますが、牧野は子供だからといって許されることではないと主張します。
野咲は自分の病気を知り、頑張って治そうと決意します。
新たな理解と噂の始まり
周囲の理解を得られるようになった野咲は、翌日から笑顔で登校できるようになります。
一方で、牧野を良い先生だと評価する生徒がいる反面、牧野が過去に患者を殺した医者だという噂が広まり始めます。
第2話あらすじ
東多摩第八小学校でAED講習が行われる中、児童たちは真剣に話を聞かず、牧野(松下洸平)の訴える「命の大切さ」にも反応が薄い。
理子(中村たんぽぽ)は、「牧野が患者を殺した」という啓(岡本望来)の噂が気になり、保健室に行くのをためらっていた。
この噂は広まり、「保健室に行くな」といった無責任な言葉が飛び交うようになる。
そんな中、腹痛が限界に達した理子は、こっそり保健室に入るが牧野に発見され診察される。お腹以外にも異変があることに驚いた理子は、啓の忠告を無視し、牧野に助けを求めることに。
するとその直後、4年生の勇吾(湯田幸希)が突然気胸で倒れ、牧野が緊急処置を行うが、その背後には隠された原因があった。
第3話あらすじ
かつて担当していた患者・直明(土屋陽翔)の姉が、冴島啓(岡本望来)だと知った牧野(松下洸平)。
牧野を慕う弟の為に、悪い噂を流すことで学校から追い出し、牧野を病院に戻そうとしていたのだ。
直明は春頃に手術ができる事になり自宅へ戻るが、我が子の体調を第一に考える母・環(ソニン)は、直明が学校に行くのを許そうとしない。
しかし好奇心旺盛な直明は、環が留守の隙を狙って外出し、体調を崩してしまう…。
第4話あらすじ
6年生の野外宿泊学校を舞台に、水本羽菜(小西希帆)の心の闇が明らかになります。7
月の七夕飾り破壊事件の真犯人である羽菜は、疑われていた藤野一希(上田琳斗)が自分の秘密を守り続けてくれていたにもかかわらず、不安から彼を川に突き飛ばしてしまいます。
牧野(松下洸平)は彼女の異変に気付き向き合おうとしますが、羽菜と一希は救護室から逃げ出してしまいます。
篠谷(森川葵)も心配する中、孤独感から破壊衝動を抱えていた羽菜の心の叫びが、この野外学校で大きく表面化します。
第5話あらすじ
第5話では、心に傷を抱える羽菜に寄り添う牧野の過去が描かれます。
彼はかつて大学病院でシングルファーザーの貴之とその息子・真琴を診察しましたが、インフルエンザと誤診し、真琴の症状は改善しませんでした。
上司・高崎から患者や家族への配慮を忠告された牧野は発熱の原因に気づき、焦るあまり真琴の家に電話しますが、強い口調で恐怖を与えてしまいます。
その後、貴之に連絡なしに無理に真琴を病院に連れて行ってしまうという、心に残る出来事があり・・・。
第6話あらすじ
篠谷(森川葵)は人に頼るのが苦手で、「TO DO」の付箋が増える一方で、心身が疲弊していきます。
忙しい保護者対応や行事の準備に追われ、寝坊が増えてきた篠谷を心配する牧野(松下洸平)。
そんな中、篠谷のクラスでは、女の子グループと話す凛(中田煌理)が、流行についていけず疎外感を感じている様子が描かれます。
さらに、篠谷がれいか(畠中一花)の色つきリップを没収したことで、れいかの母親が学校に乗り込んでくる騒動に。
篠谷は不眠と食欲不振に悩まされ、「篠谷先生としゃべった人、ムシしようね」というメモ書きも見つけ、精神的に追い詰められます。
帰宅途中、凛がコンビニで色付きリップを見つめる姿を目撃した牧野は・・・。
引用:https://www.ntv.co.jp/houkagokarte/
最終回ネタバレ!
最終回では、夏休みを迎える学校で、保健室の先生としての牧野もあとわずかとなりました。
先天性心疾患の直明は手術を控え、不安を口にしますが、牧野は「元気になった君に会いにくる」と励まし、医師としてだけでなく人として彼を支えます。
産休から戻る岩見先生への引継ぎを終えた牧野は、かつて診断した真琴の状態確認に病院を訪れ、緊急処置を施すことになります。
その後、真琴の症状は安定し、直明の手術も無事に終了しました。
3週間後、直明は回復し、約束通り牧野と再会。直明は自分も医師になると約束します。
その後、牧野は地域医療の意識向上のため幼稚園の講師としての新たな道を歩む決意を固め、未来の子供たちのために社会と共にサポートしていく意義を見出します。
キャスト
それでは、「放課後カルテ」に登場するキャストたちを紹介します。
• 主演:
牧野峻(東多摩第八小学校の新任学校医):松下洸平
• 主要教師陣:
篠谷陽子(6年2組の担任):森川葵
芳野奏(1年2組の担任、篠谷の相談相手):ホラン千秋
藤岡雅史(6年1組の担任、学年主任):平岡祐太
沢拓海(4年1組の担任、Z世代教師):高野洸
蓬田雄介(副校長):六角慎司
• 注目の生徒役:
野咲ゆき:増田梨沙
笹本拓真:柊吾
• 6年2組の生徒役(一部):
宮田薫:三上野乃花
輪島陸:藤井健
杉村ミカ:前田織音
赤嶺太一:湊
柏山遥:斉藤百花
• 関東医科大学病院関係者:
吉田奈央(看護師):加藤千尋
咲間大地(牧野の元指導医):吉沢悠
高崎修二(小児科医局長):田辺誠一
• その他の重要人物:
樫井真琴(牧野の元患者):三浦綺羅
樫井貴之(真琴の父):塚本高史
野咲夏美(ゆきの母):美村里江
冴島環(啓と直明の母):ソニン
冴島裕二(啓と直明の父):田中幸太朗
この多彩なキャストが、『放課後カルテ』の魅力的なストーリーを彩っています。
制作スタッフ
- 原作:日生マユ『放課後カルテ』(講談社『BE・LOVE』所載)
- 脚本:ひかわかよ「花咲舞が黙ってない(2024年、第3、5、9話)
- 音楽:得田真裕
- 主題歌:wacci「どんな小さな」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
- 演出:鈴木勇馬
- 制作協力:オフィスクレッシェンド
- 製作著作:日本テレビ
まとめ
『放課後カルテ』は、学校という特殊な環境を舞台に子どもたちの病気や問題に立ち向かう感動の医療系ドラマです。
この記事では、各話のあらすじやキャスト、子役の演技、最終回のネタバレまでを詳細に解説しました。
松下洸平さん演じる牧野を中心に、個性豊かな教師陣と子役たちが織りなす心温まるストーリーは、多くの視聴者の心を掴みます。
「放課後カルテ」の原作との違いはこちらにまとめています↓