社会の火種に火をつける――
弁護士×社会派スリラーとして話題のドラマ『イグナイト』が第3話で扱うテーマは「技能実習生の労働問題」。
傷ついた外国人青年の裏に見えるのは、労災隠し?圧力?それとも制度そのものの欠陥?
ドラマ「イグナイト」は、第1・2話の衝撃展開に続き、今回も見えない真実に光を当てるストーリーです。
Contents
あらすじ(簡単に)|宇崎と伊野尾が“真相”を追う
◤◢◤第話月日金曜よる時◢◤◢
#イグナイト-法の無法者-第話
案件:港町で起こった不可解な事故
口を閉ざした外国人技能実習生…
闇の奥に隠された真実とは!?#間宮祥太朗 #仲村トオル #上白石萌歌 #三山凌輝 pic.twitter.com/m88c4EydVT— 《 イグナイト -法の無法者- 》4月期金曜ドラマ【公式】 (@ignite_tbs) April 25, 2025
高山恭子(アン ミカ)が相談に訪れたのは、技能実習生・クオン(パース・ナクン)の怪我について。
オンは「自損事故」だと語るが、宇崎(間宮祥太朗)と伊野尾(上白石萌歌)は違和感を抱き、クオンの職場へ調査に向かう。
協力的な社長・二見(ドロンズ石本)の背後には“妙な視線”が…?
🔍 あらすじ(ネタバレあり)
『イグナイト』第3話では、主人公・宇崎凌(間宮祥太朗)が初めて単独で依頼を受けるという大きな転機を迎えます。
轟(仲村トオル)らが地裁へ出向いている間に、宇崎のもとにやってきたのは帆刈町の食堂を営む高山恭子(アン ミカ)。
彼女は、知人であるベトナム人技能実習生・クオン(パース・ナクン)の大怪我について相談します。
クオンは「夜の海に酔って落ちた」と主張しますが、実際は労働中の事故の可能性が高く、宇崎は労災申請の可能性を示唆。
しかし轟からは「この案件は受けるな」と反対されます。
疑念を抱いた宇崎と伊野尾(上白石萌歌)は現地に向かい、クオンの職場・二見水産加工を訪ねます。
社長・二見(ドロンズ石本)は協力的に見えましたが、伊野尾は一人の実習生・チャンの視線に違和感を覚えます。
チャンの証言から、宇崎と伊野尾は27番の船に潜入。到着したのは、なんと不法投棄が行われている産廃処理場。
二見は実習生を強制労働に使い、不法投棄の共犯にしていたのです。
恐怖と沈黙を強いられていたクオンも、宇崎の説得により訴訟を決意します。
そしてラストには、轟と宇崎の間に隠されていた“ある過去”が明かされる重大な一言が。
クオンと宇崎の決断、轟の静かな怒り
- クオンは、「何も言わないことが仲間を守る」と信じていました。それは弱さではなく、苦しい環境下で選んだ“生き残る術”。
- 宇崎は、ただ法律を振りかざすのではなく、「言葉」と「共感」で心を動かし、ついに訴訟へ導きます。
- 轟の反対の裏には、宇崎の父親が起こした事故で娘を失ったという過去がありました。そんな彼が、なぜ宇崎を弁護士として受け入れたのか?ますます謎が深まります。
伏線解説|技能実習生と不法投棄、そして轟の娘
⚠ 二見の“協力的な態度”は演技だった?
最初は「実習生のことを心配している」ように見えた二見社長。
しかしその裏では、不法就労と産業廃棄物の不法投棄を行う悪質な搾取構造が。
⚠ ベトナム語の会話と27番の船
細かく描かれたベトナム語の会話内容、船番号、監視カメラの位置など、
丁寧な伏線で「実習生がなぜ沈黙するのか」をリアルに描いています。
⚠ 轟の娘とバス事故
第3話のラストでは、宇崎の父が運転していたバス事故で、轟の娘が犠牲になっていたことが明らかに。
これまで“冷徹な戦略家”に見えていた轟に、深い個人的事情があったのです。
みんなの感想&評判(SNSの声)
「実習生の描き方がリアルで泣けた…」
「弁護士ってこんなに突っ込んでいいの!?笑」
「最後の“轟の娘”のくだりで鳥肌…第1話から伏線あったかも?」
宇崎が27番の船に乗り込むシーンや、バイクで逃走する場面には「さすがにやりすぎでは?」という声も。
一方で、社会的テーマの掘り下げとキャラクターの背景描写の深さには高評価が集まっています。
次回予想|轟と宇崎、共闘か対立か?
轟の娘を奪った男の息子を、なぜ彼は採用したのか――。
これは「赦し」なのか、「罰」なのか。
第4話以降では、轟の本心が明かされるとともに、事務所内での宇崎との関係性にも変化が生じてくるはず。
また、クオンの訴訟をきっかけに、実習生問題をめぐる社会的反響や、メディアとの関係なども描かれるかもしれません。