「無能の鷹」の第6話(11月15日放送)では、鶸田(塩野瑛久)の初めての大きな案件と、鷹野(菜々緒)らと共に取り組む就活生の会社訪問が交錯するドタバタ劇が描かれます。
営業部、新人、開発部と多様なキャラクターが入り乱れる中で、リモート打ち合わせや迷子事件など、思わぬハプニングの連続!
果たして、鷹野の奇跡的な機転で乗り越えられるのか?
仕事の失敗と成功、そしてチームワークの重要性がユーモラスに描かれたエピソードです。
無能の鷹の第6話ネタバレ
『TALON』営業部では、初めて大きな案件を任された鶸田(塩野 瑛久)が資料作りに追われていました。
そんな中、鶸田は、同期で人事部の烏森(永田 崇人)から就活生の会社訪問の担当を鷹野(菜々緒)と共に任されることになります。
そしてもうひとり、開発部の若手である燕谷(今井 隆文)も起用されます。
リモートで打ち合わせ
ところが燕谷は事前打ち合わせの日にも会社にいません。
会社には来ない主義ということで結局リモート画面で打ち合わせをすることになりました。
そして会社訪問当日もリモートなら対応すると言い出します。
同僚である鵙尾(土居 志央梨)は当日も絶対に来ないだろうと断言します。
会社からの評価を絶対に下げたくない烏森は、当日は必ず会社に連れてくる!と意気込むのでした。
会社訪問当日
そして会社訪問当日になりました。
鶸田の初めての大きな案件の打ち合わせも同じ日で、緊張で他のことには気が回らない鶸田です。
北千住にある『貝塚製菓』というお菓子メーカーに行くつもりでしたが、
プレゼンの練習に夢中なり、鷹野に道案内を任せてしまった結果、
たどり着いたのは東武ワールドスクウェアでした。
『貝塚製菓』は昔気質な会社で面と向かっての打ち合わせを希望していましたが、
鳩山(井浦 新)の交渉でリモート打ち合わせに切り替えることができました。
鶸田は苦手なリモート打ち合わせをすることになりましたが、
鷹野の機転を利かせた言動に動かされた貝塚社長(ソニン)らとなんとか契約を結ぶことができました。
リモート打ち合わせが終わり、鷹野と鶸田は燕谷の携帯のGPSを頼りに会社を飛び出してきた烏森と共に燕谷を探し回るのでした。
開発部長の鴫石(安藤 玉恵)らの呼びかけもあり、燕谷は久しぶりに出社して会社訪問に参加するのでした。
感想レビュー
いろいろなテーマを詰め込み過ぎに感じた今回、その中でも印象に残ったのはリモートワークです。
開発部の若手である燕谷のように会社内の人間関係に煩わしさを感じている人にとってリモートワークは救いです。
フルリモートにできない人たちは関わりたくない相手と顔を合わせなくても済むようにスケジュールを調整しました。
時々それが裏目に出ることもありましたが。
リモート打ち合わせでは背景を風景やシンプルな室内画像などバーチャル背景に変える人が必ず何人かいます。
今回の東武ワールドスクウェアはバーチャル背景にまたはアリバイ工作にピッタリの風景です。
そこからこのエピソードができたのではないかと思ってしまいました。
東武ワールドスクウェアにおいてコロッセオとピラミッドは隣にあります。
『貝塚製菓』の人々は実際に鷹野と鶸田がイタリアとエジプトにそれぞれいる、と思っています。
鷹野の隣にあるという説明に『貝塚製菓』の人々はどういうことかと戸惑います。
けれども地中海辺りの地図を想像して、地中海を挟んで隣といえば隣だと納得するのです。
そのボケ方には脱力して腰が抜けそうになりました。
まとめ
第6話は、仕事の失敗が引き金となりながらも、鷹野の柔軟な対応力と周囲のサポートで事態を乗り越える姿が印象的でした。
鷹野の独特な発想と行動が鶸田を救い、リモート打ち合わせで貝塚製菓との契約を成功に導く場面は痛快そのものですね。
一方で、会社訪問を巡る燕谷の扱いは、働き方や組織の在り方について考えさせられました。
コミカルな展開と心温まる瞬間がバランスよく組み込まれたエピソードでした。
登場人物
鷹野ツメ子(菜々緒)
社内ニートを装いながらも、周囲のピンチを救う奇跡の救世主。今回もその機転でリモート打ち合わせを成功に導く。
鶸田(塩野瑛久)
営業部の若手社員。初の大きな案件に挑むが緊張で空回りする。鷹野に助けられ、少し成長を見せる。
雉谷(工藤阿須加)
鷹野の同期で社内での立ち回りが抜群に上手い営業部のエース。今回はサポート役として登場。
燕谷(今井隆文)
開発部の若手社員。「会社に来ない主義」を貫く変わり者だが、最終的に出社して会社訪問に参加。
烏森(永田崇人)
人事部の同期。会社訪問をスムーズに進めたい一心で奮闘するが、苦労が絶えない。
鳩山(井浦新)
優しさ溢れる営業部のベテラン社員。貝塚製菓との交渉をリモートに持ち込むことで事態を好転させた。
鴫石(安藤玉恵)
開発部長。燕谷に久しぶりの出社を促し、チームの連携をサポートする。
貝塚社長(ソニン)
昔気質な『貝塚製菓』の社長。リモート対応を嫌うが、鷹野の対応に心を動かされ契約を結ぶ。