新火曜9時ドラマ「オクラ~迷宮入り事件捜査~」がいよいよスタートしました。
反町隆史さんと杉野遥亮さんのW主演で送る本作は、未解決事件を扱う「オクラ入り」部署で、過去の事件を解決していく刑事ドラマです。
初回から目が離せない展開が繰り広げられ、謎に満ちたストーリーと個性的なキャラクターが魅力的に描かれています。
この記事では、第1話のネタバレや登場人物キャストの紹介、そして今後の展開について深掘りしていきます。
Contents
第1話ネタバレ
2014年。
飛鷹千寿(反町隆史)は、渋滞する車をすり抜けて、自転車で犯人を追いかけます。
ある倉庫に隠れた犯人を追って、結城真一(平山祐介)とともに近づきます。
しかし、犯人の声は録音で、時限爆弾が仕掛けられていました。
爆弾に気付いた瞬間、爆破し・・・。
「刑事の墓場」オクラ
2024年。
かつては熱血で機転が利く優秀な刑事だった飛鷹千寿(反町隆史)は、ある事件をきっかけに、
警視庁捜査一課の特命捜査情報管理室、通称「オクラ」に異動させられます。
この「オクラ」は、お蔵入りになった未解決事件の膨大な資料を管理する部署で、データ入力が主な業務。
実質的には「刑事の墓場」とも呼ばれる、捜査の最前線とは遠い場所です。
しかし、千寿はこの部署で、新たな仲間とともに再び捜査の熱意を燃やし始めることになります。
そんな中、無銭飲食していた飛鷹千寿を現行犯逮捕する不破利己(杉野遥亮)は、飛鷹千寿が警察官だと知り、呆れます。
潜入捜査の練習をしていたという飛鷹千寿。
墨田署から不破利己(杉野遥亮)が新たに配属されます。
彼は若手ながら優秀な刑事との評価を受けていたものの、何かしらの理由でオクラに飛ばされてきた様子です。
オクラに集められたのは、元組織犯罪対策部の結城倫子(白石麻衣)や定年間際のベテラン刑事・鷲沢泰造(宇梶剛士)、
ギャンブル好きの室長・幾多学(橋本じゅん)、元公安部の牧原祈里(青木さやか)に、
サイバー犯罪に詳しい吉岡雷(前田旺志郎)など、個性的な面々でした。
みんなは、不破がなぜ「オクラ」に異動になったのか興味津々です。
12年前の未解決事件が再び動き出す
そんな中、オクラに1通の謎のメールが届くところから動き出します。
そのメールの送信者は、12年前に起きた女子小学生の葉月ちゃん殺人事件の容疑者の矢継周作(黒田大輔)。
「警察よ、これがラストチャンスだ」
と挑戦的なメールでした。
当時、千寿が捜査に関わっていたこの事件は、証拠不十分のために解決に至らず、犯人を逮捕できなかった苦い過去を持っています。
矢継からの連絡に、千寿は本人からだと直感し、利己、倫子たちは疑いつつも再び捜査に乗り出します。
倫子は、千寿と食事を取りながら、父が亡くなって10年。私の誕生日に死ななくても・・・とぼやきます。
その後、被害者の遺体が発見された山の雑木林へと向かい、12年前の証拠や目撃情報をもとに再調査を進める千寿たち。
しかし、千寿はなにかに気づいたようで「帰る」と言い出します。
すると、「死にたくない」という葉月ちゃんのノートが見つかります。
やっぱり矢継が、現場に現れたことは確実で、まるで警察をあざ笑うようでした。
千寿は、葉月ちゃんの母の元を訪れます。
母はやつれており、家も荒れていて、あの日アイドルになりたいという娘の夢を反対して喧嘩したことを後悔していました。
そんな母親に、娘を切り札にしてだらしない生活を辞めたらどうだと言います。
倫子は、肉親を殺されたことがあるか?と言います。
千寿は、あの日、矢継の家に踏みこんでいれば、葉月ちゃんを救うことが出来たかも知れないと、今も後悔していました。
警察に戻ると、ノートから矢継の指紋が見つかったと千寿の元妻で科捜研の研究員・井伏愁(観月ありさ)は報告します。
しかし、警視正の加勢英雄(中村俊介)は、証拠不十分で捜査再開は無駄だと言います。
千寿は、矢継のアパートを訪れますが、引っ越ししていて、行方がわからなくなっていました。
室長の幾多(橋本じゅん)は、我々にも捜査権がある!オクラの意地を見せてやろう!!と意気込みます。
しかし半日も絶たずに、オクラメンバーたちは行方がわからずに意気消沈・・・。
定時に帰ろうとした牧原祈里(青木さやか)は、葉月ちゃんが大好きだったアイドルのファンクラブ限定のノートにシリアルナンバーがあることに気づきます。
ファンクラブに問い合わせて、矢継のアパートを訪れた千寿は、玄関のドアを蹴り破ります。
バカな真似はやめて下さい!と呆れる不破!
12年前に、こうすればよかったと後悔する千寿は、部屋へと入っていきます。
すると、ハンディカメラを発見し、そこには葉月ちゃんがこの部屋で酷いことをされていた記録が残っていました。
矢継の郵便受けから、彼がステージ4の癌で病院に入院していることが判明します。
千寿と不破は、急いで病院へと向かいます。
しかし、検問で大渋滞!!
千寿は、車を降りて病院へと走ります。
余命僅かな矢継に、逮捕しにきたと言います。
遅れてやってきた不破は、重病人を逮捕するなんて大問題になる!と千寿を止めます。
好きなアイドルを餌に、部屋に連れ込んだ矢継は暴力をふるい、14日間食事も与えずに、亡くなった葉月ちゃんを山に捨てた経緯を話します。
葉月ちゃんの母は、犯人を憎むべきところを、自分を責め続けてずっと後悔している苦しみを訴えます。
葉月ちゃんを殺したと白状しろ!と千寿は矢継に迫ります。
矢継は、最期に意味深な笑顔を浮かべ・・・。
被疑者死亡という形で送検されたことを葉月ちゃんの母に報告に言った千寿は、彼女の日記を見せます。
その日記には、母が大好きだったことが記されていました。
その後、元警官の阿澄玄人(三浦獠太)のスポーツバーでで飲んでいた千寿の元に、加勢英雄(中村俊介)がやってきます。
玄人は、ヒール顔の加瀬とは違って、千寿はヒーロー顔で得していると言います。
そんな中、千寿のスマホに不破から連絡が入ります。
不破は矢継のメールの件で呼び出したのです。
矢継は1か月前から入院していて、メールを出せる状態ではなかった事、さらにメールの送信元は千寿が潜入捜査していたキャバクラだと判明。
更に山で発見されたノートが入っていたビニール袋には、飛鷹の指紋が付着し、不破の家から押収したビデオカメラの電源がまだ残っていたことにも違和感があったのです。
つまり、「千寿が証拠を捏造したのではないか」と不破は千寿を問い詰めるのでした。
感想レビュー
反町隆史さん演じる飛鷹千寿が活躍する新ドラマ「オクラ」の第1話を見ました!警察内の”流刑地”とも呼ばれる資料管理部署「オクラ」を舞台にした異色の刑事ドラマ、めちゃくちゃ面白かったです!
まず、キャスティングが豪華!反町さんの渋めの刑事役がハマりすぎてて、若手イケメン刑事の杉野遥亮さんとの対比も絶妙。それに、乃木坂46出身の白石麻衣さんが演じる結城倫子の知的でクールな雰囲気がいい感じ。個性豊かなメンバーが揃ってて、これからの人間関係の展開が楽しみ。
12年前の未解決事件が動き出すところから、一気に引き込まれました。特に、被害者の母親との対面シーンは胸が痛くなりました。娘の夢を否定してしまったことを後悔する母親の姿に、思わず涙が…。捜査の進め方も丁寧で、古いファンクラブのノートがキーになるなんて、細かい伏線の回収も見事!
反町さん演じる千寿の「あの時、踏み込んでいれば…」という後悔が、重いテーマながらもドラマを引き締めていて、ベテラン刑事の深い懐の演技に惹き込まれました。最後の病室での対決シーンは、息をするのも忘れるくらい緊張感があって、犯人の意味深な笑顔で終わるラストも次回が気になる展開でした!
事件解決だけじゃなく、「オクラ」メンバーそれぞれの過去や、なぜここに異動させられたのかという謎も気になります。特に杉野さん演じる不破のバックグラウンドは、これから明かされそうで楽しみ。第1話から見応えたっぷりでした!
そして、オクラにはクセの強そうなキャラクターが勢ぞろいです。
白石麻衣さんが演じる元ヤン刑事・結城倫子や、ベテラン刑事の鷲沢、ギャンブル狂の幹部など、個性豊かなメンバーとの絡みが面白そうですよね。
それぞれがどんなバックストーリーを抱えているのか、そしてこの「オクラ」でどう成長していくのか、キャラクタードラマの面でも期待大です。
さらに、12年前の未解決事件が物語の中心にあるということで、
ミステリー好きにはたまらない展開になりそうな予感がしています。
未解決事件の犯人から届いた謎のメールをきっかけに、物語が動き出すというのはかなり興味をそそられます。
どんな真相が隠されているのか、予想しながら見る楽しみもありそうです。
新しい火曜9時枠のドラマとして、今後の展開から目が離せません!
気になる伏線・考察
まず、不破利己が「オクラ」に異動になった理由も大きな謎です。
若手エリートがなぜ突然異動になったのか、何か重大な事件が絡んでいそうです。
結城倫子が不破に、父親の死について触れたシーンも印象的でしたね。
父の死が彼女の誕生日だったという設定は、何か重要な意味を持ちそう。
また、千寿の元妻である井伏愁(観月ありさ)が科捜研の研究員として登場するのが興味深いポイントですよね。
二人の離婚の背景や、今後の関係性がどう展開するのか気になります。
「オクラ」という部署自体にも秘密がありそうで、幾多室長の「オクラの意地を見せてやろう!」という言葉には、何か過去の因縁を感じさせます。
まとめ
ドラマ「オクラ~迷宮入り事件捜査~」第1話は、未解決事件を再び捜査するという緊張感あふれるストーリー展開が見どころです。
反町隆史さん演じる千寿の冷静でありながら熱い刑事像が描かれ、杉野遥亮さんとのバディ関係にも注目です。
また、個性豊かなキャラクターたちがどのように絡み合い、事件解決へと導いていくのか、今後の展開も非常に気になります。
初回からスリリングな展開が続き、視聴者の期待を裏切らない内容となっていますので、これからのエピソードにもぜひ注目してください!
登場人物紹介
「オクラ」の登場人物を紹介します。凝ってる役名が多いですね!
飛鷹千寿(ひだか せんじゅ)【演:反町隆史】
本作の主人公で、かつては敏腕刑事として鳴らしていたものの、ある事件をきっかけにオクラに異動させられた刑事。未解決事件への情熱を持ち続け、再び捜査に乗り出します。冷静沈着ながらも情に厚く、仲間たちとともに真実を追い求める姿が描かれています。
不破利己(ふわ としき)【演:杉野遥亮】
所轄からオクラに配属されてきた若手刑事。優秀な刑事として評判が高いものの、オクラに飛ばされてきた背景には謎があり、今後の物語の鍵を握る存在です。千寿とのコンビネーションにも注目です。
結城倫子(ゆうき りんこ)【演:白石麻衣】
元ヤンキーという異色の経歴を持つ女性刑事。組織犯罪対策部に所属していた経歴があり、オクラでもその鋭い洞察力と度胸を発揮します。千寿と共に捜査に挑む彼女の活躍も見どころの一つです。
鷲沢泰造(わしざわ たいぞう)【演:宇梶剛士】
定年間際のベテラン刑事で、オクラのメンバーの中でも最も長く刑事を務めてきた経験豊富な存在。冷静な判断力と豊富な知識で、千寿たちを支えます。
牧原祈里(まきはら いのり)【演:青木さやか】
元公安部に所属していた経歴を持つ刑事。表向きは無表情で感情をあまり表に出さないが、内には深い情熱を持っています。オクラでの捜査においても、冷静かつ的確なアドバイスを提供します。