ドラマ『オクラ』第4話(10月29日放送)では、千寿と不破の複雑な過去、そして事件の核心に迫る新たな展開が描かれます。
加勢は結城真一の死の真相に疑問を抱き、10年前の事件との関連を探る一方、不破は失った愛と守りたい少年のために奔走します。
壮太の暗い過去と母親の事件にまつわる真実が徐々に浮かび上がり、最後には衝撃的な結末が待っています。
今回は「ファイル」の謎が明かされるとともに、新たな伏線が続出。
果たして真相に辿り着くのは誰なのか、今後の展開に目が離せません。
第4話ネタバレ
第4話では、千寿(反町隆史)が捜査一課長の加勢英雄(中村俊介)に呼び出され、10年前の結城真一(平山祐介)に関する衝撃的な事実を告げられます。
結城の死因が爆発だけでなく、銃で撃たれた痕があったというのです。
そして、千寿がかつて関わっていた未解決事件が次々と解決されていることに対して、加勢は千寿に何かを隠しているのではないかと問い詰めます。
しかし千寿は、何も答えることはありませんでした。
千寿が結城を撃った理由は何?↓
一方で、不破利己は千寿に黙って、2年前に起きた白金に住む銀座高級クラブのホステス殺人事件に関する情報を警視庁に送信。
一方、不破は2年前の白金で起きたホステス殺人事件に再び向き合い始めます。
被害者はかつての恋人・不知火美佳であり、彼女の一人息子である壮太を引き取って共に生活しています。
不破は壮太の母親を守るはずが、その責任を果たせなかった自責の念に苛まれながらも、何とか壮太を笑顔にしたいと願っています。
事件の核心に迫るため、不破と千寿は壮太の母親の元交際相手である新山の元を訪れます。
しかし新山は虐待の疑惑を否定し、証拠をでっちあげようとする不破に対して反発。
その後、壮太は千寿と共に過ごす中で、
「事件を解決してほしくない」
と語り、母親に対する複雑な感情を見せます。
そして、千寿は壮太の身体にあるたばこの跡から、真実の一端を見出します。
壮太が虐待を受けていたのは新山ではなく、美佳であったことが明らかになり、壮太の中にある母親への苦しい思いが浮かび上がります。
事件の真相に気づいた千寿は、犯人と動機の背後に隠された壮太の思いを汲み取り、
真実に迫ろうとしますが、不破は新山に呼び出されて不穏な事態に巻き込まれてしまいます。
感想レビュー
第4話では、銀座の高級クラブに政界の大物が通っていたことが明かされ、事件が単なる個人間の問題ではなく、より大きな陰謀に関わる可能性が浮上しました。
このクラブがどのように今回の事件や関係者と結びついているのか、また政界と警察との関係がどのように影響を及ぼすのかが、今後のストーリーの見どころになりそうです。
加勢英雄もこの背景を把握し、事件の闇が深いことを悟りながらも、真相に迫ることを諦めずに進んでいるようです。
また、ラストシーンで壮太がテレビから流れる音声を聞き、母が殺害された際の「声」だと気づき、恐怖から耳を塞いで震えるシーンが描かれました。
これにより、壮太が事件の目撃者であることが明確になり、彼の心に深く刻まれた恐怖が蘇ってしまう様子がリアルに伝わってきます。
彼が「事件を解決してほしくない」と感じるのは、単に母の死を忘れたいからではなく、自身がその恐怖に直面したくないという切実な思いも含まれているようです。
この「声」を通して壮太が誰かを特定できるのか、それとも新たな疑惑が生じるのかが非常に気になるところです。
銀座のクラブと政界、さらに壮太が聞いた「声」が、母の殺害とどのように繋がっていくのか、この回の伏線により、物語がより複雑で深い陰謀の方向へと進んでいることが示唆されています。
壮太の記憶がどこまで事件の真相に迫るのか、そして彼の心の傷が今後どう癒えていくのか、次回以降の展開が非常に楽しみです。
不破の謎について考察しています↓
また、千寿と加勢の本当の関係についても気になるところです。
彼らはファイルの謎を知っているのか、敵対関係なのか、少しずつ明らかになっていきそうです。
加勢(中村俊介)の謎すぎる行動についても考察まとめ↓
ハイドアンドシークの意味についての考察はこちらです↓
SIMデータが「ファイル」の可能性!考察はこちらです↓
まとめ
『オクラ』第4話では、不破利己の過去と元カノである美佳の死が大きくクローズアップされ、事件の真相に一歩近づいたかのように見えます。
しかし、まだ全貌が明らかになったわけではなく、今後の展開がさらに重要な局面を迎えることは間違いありません。
不破と千寿、加勢の三者の関係がどのように変化していくのか、
また美佳の死と壮太の秘密がどのようにストーリーに影響を与えていくのか、今後の展開に目が離せません。
登場人物
- 飛鷹千寿(反町隆史)
主人公であり、事件解決に向けて鋭い洞察力を発揮する警察官。過去に結城真一を失ったことが、今も大きな影響を与えている。 - 不破利己(杉野遥亮)
千寿の部下であり、元カノの美佳の死を巡る事件に深く関わっている。美佳の子供である壮太との関係にも注目が集まる。 - 加勢英雄(中村俊介)
捜査一課長で、千寿に対して強い疑念を抱いている人物。彼の追及が今後の展開にどう影響するのかが重要。 - 結城倫子(白石麻衣)
千寿の元同僚・結城真一の娘。美佳の死に関する事実を知り、今後の物語に深く関わっていく存在。 - 不知火美佳(樋井明日香)
不破の元カノであり、事件の被害者。彼女の死を巡る謎が物語の重要なポイントとなっている。 - 壮太(石塚陸翔)
美佳の息子。彼の存在が今後のストーリーにどのように影響を与えるのか、注目されている。
その他考察など↓