ドラマ「オクラ」第7話が放送され、ますます目が離せない展開となっています。
今回は、千寿（主人公）の元妻である井伏愁（観月ありさ）が犯人ではないかという視点から考察を深めていきます。
彼女の言動、背景、そして過去に潜む謎から浮かび上がる「真犯人説」に迫ります。
Contents
井伏愁の不審な言動
愁のセリフと後ろ姿が怪しい理由
第7話では、愁が何度か不自然な行動や発言をしていました。
特に加勢英雄（中村俊介）の死後、涙を流しながら
「愛する奥さんのもとに行けたんだ」
と語ったシーン。
悲しみに満ちたようにも見えますが、どこか感情が薄い印象を受けました。
さらに、捜査を手伝う理由があいまいで、
「なぜ千寿の元妻がここまで事件に関与するのか？」
という疑問も浮かびます。
この行動が意図的なものだとしたら、彼女が背後で何かを操っている可能性も考えられます。
千寿と愁の結婚・離婚に隠された秘密
なぜ結婚し、なぜ離婚したのか？
第1話から疑問視されていた千寿と愁の結婚と離婚の理由。
千寿と同期である加勢ですら「二人が結婚した理由を知らない」と語っていました。この発言からも、千寿と愁の関係には何か公にできない事情があったのではないかと推測されます。
また、結婚生活の詳細が一切語られない点も不自然です。
「何か秘密がある」と感じさせる演出がされています。
愁が千寿に近づいたのは、純粋な愛情ではなく何か目的があったのかもしれません。
加勢英雄の死と愁の関与
加勢を巡る事件の不可解な点
加勢の死因は爆発によるものでしたが、爆発物の仕掛け方が10年前の結城倫子（白石麻衣）の父・真一が巻き込まれた事件と酷似していることが判明。
この事実から、「過去の事件」と「現在の加勢の死」が密接に繋がっていることが示唆されます。
愁が涙ながらに加勢の死を悼む一方で、捜査を促すような言動を取っているのも気になります。
彼女が千寿に近づき、捜査を手伝うことを理由に「オクラ」の行動を監視していた可能性はないでしょうか？
井伏愁は黒幕か？その理由
1. 捜査への過剰な関与
元妻でありながら、愁が積極的に捜査に関わっている点は、他の登場人物と比べても異質です。
「手伝っている」というより、むしろ「操作している」ようにも見えます。
2. 加勢の死に対する態度
「加勢は奥さんの元に行けた」と語る愁の言葉は、一見悲しみに満ちているようですが、
裏を返せば「自分が計画していたことが成功した」とも解釈できるのです。
3. 上層部からの指示を受けている可能性
愁自身が単独で動いているのではなく、警察内部の「さらに上の誰か」から指示を受けている可能性も考えられます。
これが、加勢の死や千寿との離婚に絡む複雑な背景を作り出しているのではないでしょうか。
今後の展開予想
愁が黒幕である場合、彼女の行動にはさらなる裏付けが必要です。
次回以降、以下の点に注目したいと思います。
愁が千寿に近づいた本当の理由
愁は千寿の妻であることで、彼の弱点や秘密を知る立場にありました。これを利用して警察内部で動く黒幕に協力している可能性。
加勢の死における愁の役割
加勢を殺害した実行犯が門真であると判明しましたが、愁がその計画にどの程度関与していたのかが鍵となりそうです。
ハイドアンドシークとの関係
愁が「ハイドアンドシーク」の存在を知っている、あるいはその一員である可能性も排除できません。
まとめ
井伏愁が黒幕である可能性は高いですが、彼女が単独で動いているのではなく、警察内部のより大きな権力と結びついている可能性があります。
彼女の過去、千寿との関係、加勢の死に関する疑問点を考えると、
愁の正体が物語の核心に近い存在であることは間違いありません。
次回の放送では、愁のさらなる行動や発言に注目しながら、物語の展開を楽しみにしましょう！
