第17回(10月22日火曜日放送)の朝ドラ「おむすび」は、結(橋本環奈)と姉・歩(仲里依紗)の確執がより一層深まります。
歩がハギャル連合を否定的に言及したことに、結は強い怒りを感じ、二人の関係性が揺らぎます。
その中で、結は幼少時代の神戸での家族の思い出を振り返ることに。
1994年の神戸を舞台に、米田家の知られざる過去や、商店街を盛り立てようとした両親の奮闘が描かれます。
懐かしい90年代の雰囲気が漂うこのエピソードでは、結と歩の姉妹関係が物語の中心に据えられ、今後の展開に大きな影響を与えそうです。
米田家の秘密に迫る、見逃せない1話です!
Contents
おむすび【第17回(10月22日放送)】ネタバレ
第17話では、結(橋本環奈)と姉・歩(仲里依紗)の関係が再び注目されます。
姉妹の確執と結の回想シーン
歩が「博多ギャル連合」を否定的に語ったことで、結は深く傷つき、港で一人思いにふけります。
この場面で、姉妹の確執が再び浮き彫りとなり、物語は過去の思い出へとつながっていきます。
1994年の神戸の思い出
結の回想を通じて、物語は1994年の神戸にタイムスリップします。
当時、米田家は神戸でバーバー米田という理髪店を営んでおり、父・聖人(北村有起哉)と母・愛子(麻生久美子)が商店街で活躍していました。
5歳の結は「セーラームーン」に夢中で、90年代特有の懐かしい雰囲気。
また、商店街の美佐江(キムラ緑子)が家族ぐるみで親しく、温かい人間関係が描かれます。
アーケード計画と商店街の葛藤
物語の中で重要な役割を果たすのが、聖人が取り組む商店街のアーケード計画です。
市役所の若林建夫(新納慎也)から責任者を頼まれた聖人は、
神戸への恩返しとしてこの計画を引き受けますが、資金集めに苦労し計画は難航します。
聖人は、神戸への恩返しだという思いで、引き受けました。
17年前、糸島から出てきて、名古屋出身の愛子と結婚して、こうやってこの街の人々が受け入れてくれたことに恩返しをしたい思いでいっぱいです。
しかし、歩の親友・真紀ちゃんの父・渡辺孝雄(緒形直人)は、この計画に強く反対しており、商店街の人々の間で意見が割れてしまいます。
美佐江は、渡辺の妻が生きていれば、大賛成していただろうに、
妻が亡くなってから人が変わってしまったと嘆きます。
もう一人の神戸の商店街の仲間。
ナベさんこと渡辺孝雄を演じるのは #緒形直人 さんです。歩の親友・真紀ちゃんの父親で、靴職人の孝雄さん。商店街のアーケード設置にかたくなに反対していて、説得するのはかなり大変そうです。#朝ドラおむすび #朝ドラ pic.twitter.com/Dz4380ynJs
— 朝ドラ「おむすび」公式🍙放送中 (@asadora_bk_nhk) October 21, 2024
歩の再出発と新たな展開
過去の思い出を振り返りながら、現在の歩は荷物をまとめて再び家を出ていきます。
歩が街を歩いていると、天神乙女会のリーダー・明日香(寺本莉緒)に声を掛けられ、物語はさらに新たな展開へ。
かつてハギャル連合と対立していた明日香が再び現れ、今こそ白黒つけたいといい始めます。
姉妹の確執が回想のきっかけに
結は港で佇みながら、幼い頃に姉と過ごした思い出を振り返り、
歩(仲里依紗)が博多ギャル連合を否定的に言及したことで、結(橋本環奈)は涙が止まりません。
そんな結の元に、ハギャレンたちがやってきます。
歩と結は、いろいろあったのに、強引に誘ってしまってごめんと謝るハギャレンたち。
もうハギャレンを解散すると言い・・・。
感想
今回の第17話は、結と歩の関係が大きく動いた回でしたね!
歩がハギャル連合を否定するシーンでは、結の怒りが爆発するのも無理はないですよね。
これまでの話でも、結はずっと姉の影響を受けてきたし、ギャル連合を守るために頑張ってきたのに、
歩からあんな風に否定されてしまったら、そりゃ腹も立ちますよね。
それにしても、結が港で一人ぼーっとしている姿が印象的でした。
あのシーンは、ただ怒りを表現するだけじゃなく、結が姉との思い出や、家族との時間を思い出しているようで、すごく切なかったです。
小さい頃の神戸でのシーンも懐かしくて、特にセーラームーンや安室奈美恵が出てきた時は「90年代だな〜」と懐かしい気持ちになりました。
歩も歩で、昔の姿とは違って今は大人になっているけど、心の中には何か複雑な感情を抱えているんでしょうね。
突然帰ってきたと思ったら、またすぐに荷物をまとめて出ていく姿に、彼女の心の中の葛藤が見え隠れします。
歩が本当は何を考えているのか、これから少しずつ明かされていくのかもしれません。
そして、歩が再び家を出た後、安室奈美恵の『パラダイスレイン』が流れるシーンは、本当にグッときました。
曲が流れた瞬間、歩が昔、真紀ちゃんと一緒に聴いていた頃を思い出すところが、感動的で泣きそうになりました。
歩と真紀ちゃんの関係も、これからの物語に大きな影響を与えそうですね。
「こんな小学校の先生おらへんやろー」と言いながら、角刈りの大崎彰先生を演じているのは、#ミルクボーイ の #内海崇 さん。
5歳の結役は #磯村アメリ さん。
14歳の歩役は #高松咲希 さん。
歩の親友・渡辺真紀役は #大島美優 さん。
仲良しな3人です😊#朝ドラおむすび #朝ドラ pic.twitter.com/eYqmEPgQ6S— 朝ドラ「おむすび」公式🍙放送中 (@asadora_bk_nhk) October 21, 2024
最後に、天神乙女会の明日香が登場してきました!
今後、彼女と歩の間でどんなバトルが繰り広げられるのか、次回が待ち遠しいです。
次回以降どんな展開が待っているのか、楽しみですね。
伏線や気になる点
今回のエピソードでは、いくつか気になる伏線がありましたね。
まずは歩が再び家を出ていった理由。
彼女が何を抱えているのか、そしてなぜ真紀ちゃんとの思い出が強調されたのかが今後の鍵になるはずです。
また、天神乙女会の明日香との対立がどのように物語に絡んでくるのかも注目です。
結と歩の姉妹関係がどう発展していくのか、これからも目が離せませんね。
もう一つ気になるのは、商店街のアーケード設立に関するストーリーです。
聖人は、糸島フェスティバルの実行委員を引き受ける時、神戸時代を思い出して、辛そうな表情をしていました。
このアーケード設立ストーリーが、どう影響するのかも見どころです。
まとめ
第17回の「おむすび」は、結と歩の姉妹関係が大きな転換を迎えました。
結は姉に対して強い感情を抱きながらも、幼い頃の思い出と今の現実に向き合う姿が印象的でした。
90年代の神戸の回想シーンは、懐かしい雰囲気が漂いながらも、米田家の過去や商店街の未来への奮闘が描かれており、これからのストーリー展開に期待が高まります。
歩の過去や真紀ちゃんとの関係、そして天神乙女会との対立が、どのように物語に絡んでくるのか、今後の展開に注目です!
登場人物紹介
- 結(橋本環奈)
米田家の次女で、物語の主人公。元気で明るい性格だが、姉・歩との確執が大きな悩み。姉に強い憧れを抱きながらも、反発心を抱く複雑な感情を持っている。幼い頃から神戸で育ち、90年代の懐かしい思い出を大切にしている。特に家族や商店街への思いが強く、周囲を支える存在でもある。 - 歩(仲里依紗)
米田家の長女で、結の姉。強い自立心を持ち、一度家を出てからは自由奔放な生活をしている。ハギャル連合を否定的に見る姿勢が、結との対立を引き起こすが、内心では家族や故郷への思いを抱えているように見える。幼少期には親友の真紀ちゃんと遊んでいたが、現在の彼女の心境や行動は謎に包まれている。 - 聖人(北村有起哉)
米田家の父で、神戸の商店街に理髪店を営んでいる。家族思いで、地域社会にも貢献したいという熱意が強く、アーケード設立のために奮闘している。名古屋出身の妻・愛子と結婚し、故郷の糸島を離れて神戸で新しい生活を築く。商店街の皆に信頼される人望のある人物だが、アーケード計画の資金集めに苦労している。 - 愛子(麻生久美子)
米田家の母で、聖人の妻。名古屋出身。イラストが得意。明るく優しい性格で、家族を温かく支える存在。商店街での活動にも理解を示し、夫と共に街の発展に尽力している。愛子の存在が家族にとっての安定の象徴であり、彼女の強さと優しさが物語の中で描かれている。 - 真紀ちゃん(大島美優)
歩の中学生時代の親友で、二人はとても仲が良かった。しかし、商店街のアーケード計画に反対する父・渡辺孝雄の影響で、歩とは疎遠になってしまう。歩にとっては今でも大切な存在であり、彼女との思い出が物語の鍵を握る可能性がある。 - 若林建夫(新納慎也)
市役所に勤める人物で、商店街のアーケード計画の推進者。商店街の発展を強く願い、米田家の聖人にアーケード設立の実行委員を依頼する。町の発展に情熱を持って取り組むが、資金面での難しさがあり、計画が順調に進まないことに焦りを感じている。 - 渡辺孝雄(緒形直人)
真紀ちゃんの父親で、商店街におけるアーケード計画に反対する立場を取る人物。商店街の伝統や現状維持を重視しており、新しい変化には慎重。娘の真紀ちゃんが歩と仲良くすることをよく思っておらず、二人の友情に影響を与えている。 - 明日香(寺本莉緒)
天神乙女会のリーダーで、歩と対立している存在。過去にハギャル連合と衝突があり、現在もそのしこりが残っている。強気で勝気な性格で、今後歩との間でどのような展開が起こるのか注目されるキャラクター。 - 美佐江(キムラ緑子)
神戸の商店街で惣菜屋を営んでいる女性。おいしいお惣菜を作ることが得意で、米田家をはじめとする商店街の人々にとって欠かせない存在。温かく、地元の人々との絆を大切にしており、物語の中でも母性的な役割を果たしている。
新しいキャストが続々登場しました!!
神戸の商店街の人たちが登場!
総菜屋さん・佐久間美佐江役:#キムラ緑子 さん
テーラーの店主・高橋要蔵役:#内場勝則 さん
神戸市職員・若林建夫役:#新納慎也 さん
整体院院長・福田康彦役:#岡嶋秀昭 さん人情味あふれるみなさんに、ご注目ください😊#朝ドラおむすび #朝ドラ pic.twitter.com/KTGY4ERfC0
— 朝ドラ「おむすび」公式🍙放送中 (@asadora_bk_nhk) October 21, 2024
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