糸島フェスティバルの打ち上げが盛り上がる中、聖人(北村有起哉)は酔っ払って歩(仲里依紗)の高校時代の出来事を口にします。
彼女が警察沙汰に巻き込まれたことがあったのです。
歩自身はその過去を振り返りたくない様子ですが、聖人はそれを思い出し、後悔の念を滲ませます。
翔也を見送ろうとする結
打ち上げが終わり、翔也(佐野勇斗)が帰るところを見送ろうとする結(橋本環奈)。
二人の間にどこか緊張感が漂います。
結の中には、まだ整理しきれていない感情が渦巻いており、翔也との距離が縮まりつつも、何かが引っかかっているように見えます。
陽太が割って入る
そんな時、陽太(菅生新樹)が突然現れ、翔也に詰め寄ります。
「結と仲がいいのか?」
と問い詰める陽太の姿に、結も驚きを隠せません。
陽太は以前から結に対して特別な感情を抱いており、翔也と結の関係に対して強い警戒心を持っている様子が見て取れます。
聖人の後悔
結が家に戻ると、酔っ払った聖人が、地震の後、ずっと後悔していたことを語ります。
地震で困ってる人のためになりたくて、でも歩や結が傷ついていることまで手が回らなかった。
歩がグレたのは自分のせい、そして今回は結まで不良になって・・・と涙を流します。
歩は、この聖人の話を階段に座って、一人聞いていました。
ハギャルたちを送る結は、
「今日でギャルを辞める」
と宣言するのでした。
感想
今回のエピソードでは、登場人物たちがそれぞれ抱える過去や悩みが浮き彫りになり、見応えのある展開でしたね。
糸島フェスティバルの打ち上げで、聖人が酔った勢いで歩の過去を口にした場面は、歩や結の思いを一気に揺さぶるものでした。
歩が警察沙汰になった過去は、彼女自身が深く封印していた記憶であり、触れてほしくない事実だったと思います。
それを再び引き出され、聖人も後悔の念に駆られている様子が切なかったです。
だけど、なにか裏がありそうな気もしています。
聖人が語る「地震の後悔」のシーンも、心に響きました。
聖人が思い描いていた「助けになりたい」という想いと、歩や結への気遣いがうまく両立できなかった無力感が、聖人の涙に表れていますね。
その後悔が、今回の歩の姿と重なる部分があり、歩もきっと胸の奥で複雑な思いを抱いていたのではないでしょうか。
階段で一人、父の後悔を聞く歩の姿が印象的で、彼女がどのようにこの経験と向き合うのか今後の展開が気になります。
結と翔也の微妙な緊張感も見逃せないポイントでした。
二人が自然と距離を縮めつつも、結の中にはまだ整理できない感情が渦巻いているようで、もどかしさを感じました。
その緊張感を打ち破るように、陽太が現れて翔也に詰め寄るシーンはハラハラしましたね。
陽太の問いかけには、結への気持ちが隠せないくらい溢れていて、翔也に対する嫉妬心も見て取れました。
結を巡って二人の男がぶつかり合うシーンは、まさに今後の展開の大きなターニングポイントになりそうです!
最後に、結がハギャルたちに「今日でギャルを辞める」と宣言したシーンは、結が新たな一歩を踏み出す覚悟を示していて胸が熱くなりました。
まとめ
『おむすび』第25話では、翔也と陽太の対立が描かれ、結を巡る三角関係が表面化します。
歩の過去にも焦点が当たり、今後の展開に大きな影響を与えそうです。
結がどちらに心を傾けるのか、そして歩の過去がどのように物語に絡んでくるのか、今後も目が離せないストーリーが続きます。
登場人物紹介
- 結(橋本環奈): 主人公。糸島フェスティバル後、翔也と陽太の間で揺れる。
- 翔也(佐野勇斗): 結に想いを寄せる青年。陽太との対立が激化。
- 陽太(菅生新樹): 結に特別な感情を抱いており、翔也に対して強い警戒心を持つ。
- 歩(仲里依紗): 結の親友で、高校時代に警察沙汰に巻き込まれた過去を持つ。
- 聖人(北村有起哉): 歩の過去を知る人物。打ち上げでその秘密を口にしてしまう。
来週の「おむすび」
おむすび11月4日(第26話)結がギャル卒業宣言!家族が驚く真相とは?
おむすび11月5日(第27回)米田家にやってきた見知らぬ男の正体は?
おむすび11月6日(第28回)風見の誘いとリサポンの贈り物
おむすび11月7日(第29回)歩の真紀ちゃんへの思いと東京行き
第24回第26回