朝ドラ「おむすび」第3回(10月2日放送)は、主人公の米田結(橋本環奈)が書道部での新たな出会いと、過去のトラウマとの向き合いを描きます。
風見亮介(松本怜生)という書道の才能あふれる先輩に惹かれ、書道を通じて自分の感情を表現することの大切さを教わった結。
しかし、彼女の心には過去の悲しみが影を落とし、部活に入ることをためらってしまいます。
結のトラウマとギャルが繋がっていく第3話です。
それではさっそく、朝ドラ「おむすび」第3回(10月2日放送)のあらすじ、感想を見ていきましょう!
Contents
おむすび「第3回」ネタバレ
第3回の「おむすび」は、結(橋本環奈)が書道部に入部したものの、まだ本当の決断を下せずにいる姿から始まります。
風見亮介(松本怜生)にときめく結!
書道部の先輩である風見亮介(松本怜生)の美しさに一目惚れした結は、さっそく自分の名前を墨で書きました。
そんな結の字を見た風見は
「何か抑え込んでいる感情がある字だ」
と指摘します。
さらに、書道を通じてその感情を解放できるかもしれないと言います。
自分と向き合う書道を俺が教えると、風見は優しく結に語りかけました。
その言葉に、結は「これこそ青春だ!」と胸がときめきます。
入部にためらう結
帰り道、クラスメートで同じ書道部の恵美(中村守里)から正式な入部届を渡された結は、風見の魅力に惹かれつつも、やっぱり入部を迷ってしまいます。
そんな迷う結に対して、恵美は「今日から結ちゃんと呼ぶ!」と言い、福岡・天神で開催されている書道展へ誘いました。
「先輩」も来ると聞いて、結は即座に参加を決意します。
結のトラウマ
帰宅した結は、祖母から「山に雲がかかっているから大雨が降る」と言われ、畑のビニールシート張りを手伝います。
その夜、母の愛子(麻生久美子)は結の様子を気にかけ、書道部に入るかどうか悩んでいることを知ります。
結は「楽しくてもいつかなくなる」とつぶやきます。
幼い頃、神戸の地震で全てを失った苦い記憶がまだ心に残っていることを明かしました。
愛子は、そんな結に「やりたいことがあるならやってみたらいい」と優しく背中を押します。
そして迎えた書道展の当日。
しかし、期待していた風見の姿はなく、他の先輩たちだけがいました。書道作品を見ても、その良さが全く分からない結。
帰り道、ゲームセンター前でハギャルたちに遭遇しますが、書道部のみんなはギャルを毛嫌いし、他の書道展へと向かいます。
ギャルに誘われる結
結は帰ろうとするところで、突然忍者のように現れた柚木理沙(田村芽実)にびっくり!
理沙に連れられ、結はハギャルたちと合流することに。
瑠里(みりちゃむ)は、10歳の時に絡まれていたところを助けてもらった歩に憧れ、
ずっと彼の後を追い続けていることを話しました。
だから結も一緒に「ギャルしよう」と誘いますが、結は
「しょうもな」
と呆れます。
そんな中、結がギャルに絡まれてると思ったサラリーマンが、警察を呼んできてしまい…。
感想
今回の「おむすび」第3回は、結(橋本環奈)の青春と葛藤がぎゅっと詰まった回でしたね。
書道部に入るかどうかで迷う結の姿が印象的でした。
風見先輩(松本怜生)に一目惚れするシーンも、結の初々しさが可愛らしかったです。
まさに「青春」時代に抱く淡い恋心や、先輩に憧れる気持ちを懐かしく感じました。
そんな初々しさをしっかり描いているところが、このドラマの良さだと思いました!
風見先輩が結の字を見て一瞬で「感情を押し殺している字だ」と察して、さすがでしたね。
結は幼少期に経験した地震のトラウマが今も影響していて、
「楽しいことも一瞬で崩れ去ってしまう」
と自分の感情を押し殺して、未だにトラウマを抱えています。
母・愛子の優しさ
そんな結の気持ちを、母・愛子(麻生久美子)が心配しつつも、やりたいことがあればやってみたらいいと背中を押す優しさ。
とっても素敵だと思いました。
また、結の恋に対して微笑ましく思う愛子の姿も可愛らしく、母と娘の関係性がとても温かく描かれていましたね。
ギャルで自分を表現する!?
さらに、天神での書道展のシーンや、結がギャルたちに囲まれるシーンはちょっとしたコメディ要素があって、クスッと笑える場面でした。
特に、結が「しょうもな」と呆れるシーンには、高校生らしい感覚がうまく表現されていて面白かったです。
最後の警察が来るシーンでは、まさかそんな展開になるとは!!
ギャルたちは、書道部のみんなから毛嫌いされたり、また警察沙汰になったりと悪い印象を持たれています。
だけどギャルたちは、別に悪いことをしていなくて、「自分を表現しているだけ」な気がします。
結、そしてギャルたちがどうなるのか、次回が気にります。
登場人物
- 結(橋本環奈): 主人公。書道部に入るかどうか迷っている高校生。過去のトラウマを抱えつつも、青春を謳歌しようと奮闘中。
- 風見亮介(松本怜生): 書道部の先輩で、結が一目惚れした相手。書道を通じて結に自分の感情を表現する大切さを教える。
- 愛子(麻生久美子): 結の母親。結の心の迷いを理解し、温かく見守る存在。
- 恵美(中村守里): クラスメートで書道部員。結を「結ちゃん」と呼び、書道展に誘う。
- 柚木理沙(田村芽実): クラスメート。忍者のように突然現れる謎の存在。結をハギャルたちと引き合わせる。
- 瑠里(みりちゃむ): ギャル。過去に助けてもらった結の姉・歩に憧れ、ギャルの道を歩む。