朝ドラ「おむすび」第50回(12月6日金曜日)は、震災復興と地域防災に向けた新たな動きが描かれます。
結(橋本環奈)が参加するこども防災訓練の炊き出しに必要な人手を補うため、聖人(北村有起哉)が渡辺孝雄(緒形直人)を提案します。
その背後に隠された聖人の意図とは?地域の絆を描くこの回は、感動の展開が待ち受けています!
Contents [非表示]
「おむすび」第50回(12月6日金曜日)ネタバレ
古着を扱う歩は、靴屋の渡辺に「靴のリメイク」をしてほしいと頼みます。
しかし渡辺は聞く耳を持ちません。
結、防災訓練の炊き出し準備に奮闘
翌日に迫ったこども防災訓練に向け、結は家で愛子(麻生久美子)と炊き出しの準備を終え、一息つきます。
しかし、そこに聖人が戻り、全体打ち合わせに結も参加するよう促します。
防災訓練にかける地域全体の思いが明らかになる中、結もその責任感を強く感じます。
炊き出し人員不足で浮上する渡辺の名前
打ち合わせでは炊き出しを手伝う人手が足りない問題が浮き彫りに。
結は真剣な表情でその解決策を提案しますが、聖人が出した名前は渡辺孝雄。
彼の名前が挙がったことで会場には一瞬の静けさが広がります。
美佐江(キムラ緑子)は、震災で家族を失ったのは渡辺だけではないんだから、渡辺を見ているとイライラすると腹を立てます。
聖人の真意とは?
聖人が渡辺を誘おうとする背景には何があるのか。
震災後、心を閉ざし続ける渡辺と地域との橋渡しを狙っているのは明らかです。
聖人は、傷が癒える時間は人ぞれぞれ。
自分も糸島に逃げ帰ったようなものだと負い目を感じていました。
結は、糸島の祖母・佳代(宮崎美子)から届いた「アスパラ」を思い出します。
アスパラの成長は遅いけれど、じっくり時間かけると立派なアスパラになると言います。
防災訓練当日
結たちは、炊き出します。
菜摘は、震災の記憶を子どもたちに紙芝居で伝えました。
ホカホカにこだわったおむすびを、心をこめて握ります
J班みんなの協力もあり、おいしそうな炊き出しができあがりました。大量調理の経験は大きな自信になることでしょう。#橋本環奈 #山本舞香 #平祐奈 #小手伸也 #パピヨンズちよ子 #朝ドラおむすび #朝ドラ pic.twitter.com/xEG48tfiaT
— 朝ドラ「おむすび」公式
放送中 (@asadora_bk_nhk) December 5, 2024
すると、渡辺が姿を現します。
実は、美佐江が渡辺を呼んでいました。
震災の時、食物繊維不足で倒れ込んだ娘の菜摘に、わかめを差し入れてくれたのは渡辺でした。
菜摘は、渡辺にお礼を言いました。
#朝ドラおむすび
「母から聞きました…おじさんがいいひんかったら、うちどうなっとったか…」▼配信:おむすびhttps://t.co/psE4UQrFAt#橋本環奈 #緒形直人 #田畑志真 #朝ドラ切り抜き公式 pic.twitter.com/sLHWgbnxZn
— NHK大阪放送局 (@nhk_osaka_JOBK) December 5, 2024
結は、震災の時に食べた「わかめおにぎり」を渡辺に振る舞います。
温かいわかめおにぎりに、渡辺の心もほぐれていきます。
その頃、翔也(佐野勇斗)は、新しい変化球の可能性を感じていて・・・。
炊き出しメニューは、ワカメご飯のおむすびとツナサバけんちん汁。
実際に作ってもらえるようなメニューにしたいと、料理スタッフがこだわりました。食材を無駄にしないよう、ダシをとった昆布も細かく刻んでけんちん汁に入れています。#朝ドラおむすび #朝ドラごはん pic.twitter.com/AkrIYP6IVT
— 朝ドラ「おむすび」公式
放送中 (@asadora_bk_nhk) December 5, 2024
第50回感想レビュー
「おむすび」が紡ぐ、人々の絆と癒しの物語
今日の「おむすび」は、震災の痛みを乗り越えようとする地域の人々の姿が感動的でした。
印象的だったのは、人の心の傷は一様ではないということです。
渡辺のように、震災の記憶に閉ざされた心を持つ人もいれば、聖人のように、そっと寄り添おうとする人もいます。
祖母・佳代から送られてきた「アスパラ」の成長に例える結のエピソードは、とても深いものでしたね。
小さな温もりが紡ぐ大きな癒やし
防災訓練の場面で、結さんが渡辺に差し出した「わかめおにぎり」は、深い意味を持っていましたね。
心の扉を開く鍵であり、地域の絆を象徴するような、何とも言えない温かさがありました。
まさにドラマのタイトル「おむすび」で、人と人を結ぶ結。
菜摘の感謝の言葉や、渡辺の表情の変化に、人々の繋がりの大切さを感じずにはいられませんでした。
震災の悲しみを乗り越え、互いを思いやる気持ちの素晴らしさを教えてくれる、心温まるエピソードでした。
まとめ
「おむすび」第50回は、震災復興と地域防災に向けた重要な回でした。
閉ざされた心を持つ渡辺に、聖人や結は優しく寄り添いました。
ゆっくりと時間をかけて癒やされていく人間模様が心に響き、人々の絆と思いやりが、小さな温もりを通じて大きな癒やしへと繋がっていきました。
登場人物
結(橋本環奈): 防災訓練の炊き出しを担当する主人公。成長を続ける姿が描かれる。
聖人(北村有起哉): 渡辺を地域活動に引き込もうとするキーパーソン。
渡辺孝雄(緒形直人): 心を閉ざし続ける靴店主。復興への思いが問われる。
愛子(麻生久美子): 結の母で心強いサポート役。
若林(新納慎也): 渡辺と因縁を持つ市職員。
沙智(山本舞香): 結の友人。新たな挑戦を支える存在。
来週の「おむすび」ネタバレ
おむすび12月9日(第51回)ロサンゼルスから戻った佑馬の真意
おむすび12月11日(第53回)翔也のプロポーズ!結の反応は意外な方向へ?
おむすび12月12日(第54回)澤田が巨人へ!結が翔也の球団に就職?