第8話の「おむすび」では、家族間の葛藤と友達との絆がさらに深まっていくシーンが描かれます。
結(橋本環奈)は、自分の家族の問題に悩みながらも、瑠梨(みりちゃむ)や幼馴染の陽太(菅生新樹)との関わりを通して、自分の居場所や将来について少しずつ考え始めます。
特に、風間先輩(松本怜生)の書道部でのシーンや陽太との交流、そして結の家族の過去に迫るエピソードが視聴者の心を引きつけました。
さっそく第8話のネタバレと感想を見ていきましょう!
Contents
第8回(10月9日放送)ネタバレ
結(橋本環奈)は、
「お姉ちゃんが嫌いだからギャルも嫌い!」
と言います。
8年前、 ギャルになった姉・歩(仲里依紗)を心配する父・聖人(北村有起哉)と、
好きにさせたらいいという母・愛子(麻生久美子)はいつも喧嘩して、家庭内がギスギスしていました。
そしてやっと、歩が東京に行ってから平穏な日々が送れるようになったのに、自分までギャルになったら、また両親が喧嘩するのは目に見えています。
しかしこれを聞いた瑠梨(みりちゃむ)は、心配してくれるなんていい両親だと言います。
それでも瑠梨は、 どうしてもハギャルには、結が必要だと言います。
結を心配する父
案の定、父・聖人が結を駅まで迎えに行ったことを知った母・愛子は、何考えてるの?と大喧嘩していました。
父は、手遅れになる前に止めなきゃだめだ!と結の変化を感じ取っています。
一方、ハギャルの珠子は、結が入るならば、自分が辞めると言い出します。
陽太の思い
書道部では、野球部の試合に向けて風間先輩(松本怜生)が、生徒たちが見守る中、白袴姿で大きな横断幕に大筆で「一致団結」と書きました。
幼馴染の古賀陽太(菅生新樹)は、あれが例の風間先輩か・・・と遠くから見守ります。
その夜、陽太は結の家に、漁師の父が獲ったヤリイカを持ってきて、今度の試合に出ることが決まったことを報告します。
そして緊張した様子で、
「絶対にホームランを打つから見届けてくれ!」
と言い残して帰っていきます。
野球の試合当日
試合当日。
陽太は結に向かってピースサインを送ります。 試合を見守る書道部たち。
野球事情に詳しい風間先輩は、実は野球部に入りたかったけれど、運動神経が壊滅的で断念したことを打ち明けます。
試合相手は強豪の西高、他県から一年生のいいピッチャーが入ったと言います。
風間先輩の視線の先には、四ツ木翔也(佐野勇斗)がいて・・・。
感想
今回の話を見て、結ちゃんの反抗期っぽい態度の裏にこんな深い理由があったなんて、正直グッときちゃいました。
特に、姉の歩のギャル時代が、家族の亀裂の原因になっていて、結はずっと心を痛めていたことが明らかになりました。
瑠梨ちゃん(みりちゃむ)の「心配してくれる両親っていいじゃん」って言葉に、瑠梨の家庭事情にも何かありそうだと思いました。
陽太、絶対に結の事が好きですよね。
緊張しながらも結ちゃんに見てほしいって気持ちを伝える姿にドキドキしました。
風間先輩が、野球部志望だったけど、なんと運動神経は壊滅的という意外な事実も明らかになり、完璧そうな風間先輩にも苦手があったと知り、親近感を持ちました。
そういうことも正直に打ち明ける風間先輩も素敵ですよね。
風間先輩の白袴姿!そして大きな横断幕に書を描く姿にはドキドキしました!
伏線・気になるポイント
第8話では、気になる伏線・ポイントがありました。
ハギャルの珠子が結の加入を拒否する本当の理由
珠子が結の加入を拒否する様子がちょっと気になりますよね。
珠子はハギャルとしてのプライドを持っているし、その中で自分の居場所を確立してきました。
そこに突然、「歩の妹の結」が入ってきたら、自分のポジションが揺らぐのが怖いのかもしれません。
それに、結が「本心からギャルになりたい!」と思わない限り、珠子は受け入れいんじゃないかと思います。
つまり、結のギャルとしての「仲間意識」や「忠誠心」が試されているように感じます。
瑠梨の親・陽太の結への思い
瑠梨が結に「良い両親だね」と結に言ったのは、自分の家族との違いを感じているようです。
親に愛されている結を見て、自分の親との関係に何かしらコンプレックスを持っているように見えます。
陽太の結への恋心
そして、陽太の結への思いは、もうほとんど青春恋愛ドラマの定番展開ですね!
幼馴染の結に、父親が獲ったヤリイカを持ってきて
「ホームランを打つから見ててくれ」
なんて、明らかに彼女に対する特別な感情が見え隠れしています。
幼馴染で、家族ぐるみの付き合いって、距離が近いけど逆にそれが壁になって気持ちを伝えられないパターンが多いから、陽太もまさにその典型だと思います。
でも、試合前に緊張しながら結に会いに行って、勇気を出して伝えたところは、風間先輩に結を取られたくない!という思いから奮起したことが伺えます。
結への思いがこれからどう展開していくのかが気になりますね。
結が翔也への見方が変わる?
風間先輩が「翔也はすごいピッチャーだ」と言ったことで、結の翔也に対する見方は確実に変わると思います。
結にとって、翔也は今まで「鬼怒川のカッパ」。
風間先輩の評価を聞いてからは、ただのカッパから「すごい才能を持っている人」として意識し始めると思います。
今後、翔也との接触が増えることで、結が彼に対してどんな感情を抱くのか、注目ポイントですね。
まとめ
第8話では、結の家族の過去と現在の葛藤が描かれ、青春ドラマの要素と家庭の問題が巧妙に絡み合ったエピソードでした。
結の家庭事情、陽太との微妙な関係、そして風間先輩の書道部での活動がそれぞれ交錯し、物語がますます面白くなってきています。
次回は、陽太の試合や結と家族との関係がどう進展するのか、見逃せない展開が待っています。
書道部と野球部、そして結の成長がどのように絡み合うのか、今後の展開が楽しみです。
登場人物紹介
- 結(橋本環奈): 主人公。家庭内の問題に悩みながらも、自分の進むべき道を模索している。
- 歩(仲里依紗): 結の姉。ギャル化して東京に行ったが、家族との関係には影を落としている。
- 聖人(北村有起哉): 結と歩の父親。ギャルになった娘を心配し、家庭を守ろうとしている。
- 愛子(麻生久美子): 結と歩の母親。自由に育てたい気持ちが強く、父親との意見が対立することが多い。
- 瑠梨(みりちゃむ): 結の友人でギャル。結に対して思いを持ち、どうしても結にはギャルに入ってほしいと願う。
- 風間先輩(松本怜生): 書道部の先輩。書道に情熱を注いでいるが、実は野球部に入りたかったという過去を持つ。
- 古賀陽太(菅生新樹): 結の幼馴染で、野球部に所属。結に対して特別な感情を抱いている。
- 四ツ木翔也(佐野勇斗): 強豪の西高のピッチャーで、次回の試合で重要な役割を果たしそうな存在。