新宿歌舞伎町を舞台にした『新宿野戦病院』の第4話も衝撃的な展開が続きました。
ヨウコ・ニシ・フリーマン(小池栄子)が米国人マイケルとの死闘を繰り広げ、彼女の過去が明かされる一方で、
美容系インフルエンサー、イ・オンナの正体が驚くべき人物であることが判明します。
本記事では、第4話の詳細なあらすじ、感想、次回の展開予想、まとめ、登場人物について深掘りします。
Contents
新宿野戦病院の第4話ネタバレ
新宿歌舞伎町にある聖まごころ病院で、ヨウコ・ニシ・フリーマン(小池栄子)は突然、大柄な米国人マイケルに襲われました。
ヨウコとマイケルの死闘
ヨウコが必死に抵抗する中、その様子を偶然目撃した美容皮膚科医の高峰享(仲野太賀)は、
一瞬ためらいますが、最終的に警察を呼ぶようヨウコに促されます。
享が戸惑っている間、ヨウコはますます危険な状況に追い込まれます。
そこに現れたのが、マユ(伊東蒼)。
彼女は咄嗟の判断で、享が準備していたペヤングの熱湯をマイケルにかけ、ヨウコを救出します。
マイケルはそのまま警察に連行され、事態は一応の収束を見せました。
ヨウコの過去の告白
事件後、ヨウコは享に自身が襲われた理由を明かします。
かつて米国で、売人の薬物を奪って燃やしたために命を狙われ、
日本に逃げてきたという衝撃の過去を語りました。
享はその告白に驚きつつも、ヨウコへの理解と信頼を深めます。
リツコ・ニシ・フリーマンの登場
警察の事情聴取を終えたヨウコと享が目にしたのは、美容系インフルエンサー、イ・オンナの姿でした。
しかし、彼女の正体は驚くべきものでした。
イ・オンナは実はヨウコの実の母、リツコ・ニシ・フリーマン(余貴美子)だったのです。
リツコは聖まごころ病院の面々と挨拶を交わし、院長の高峰啓介(柄本明)とは40年以上も前からの知り合いであることを明かします。
経理担当の白木愛(高畑淳子)はリツコに対して不安感を抱き、その直感は現実のものとなる予感が漂います。
高峰はずきの葛藤
院長の高峰啓介はリツコと共に、
娘でソーシャルワーカーの高峰はずき(平岩紙)をジャズ喫茶『BUG』に呼び出し、
ヨウコが自分の隠し子であることを告げます。
はずきはその事実に薄々気づいていたものの、自分が病院を継げない理由を問います。
ヨウコが医者であり、自分がソーシャルワーカーであることに対する父親の冷酷な現実に怒りを爆発させ、店を飛び出します。
出産と新たな命
一方、聖まごころ病院では16歳の少女カスミが出産を迎えます。
無事に女の子を出産し、最初は戸惑いながらも育てたいという気持ちが芽生えます。
周りの大人たちから温かいアドバイスを受け、祝福ムードが広がる中、戻ってきたはずきが辛辣な言葉で攻撃します。
「望まれずに生まれた子供は、その辛い気持ちを一生忘れない」
と。
感想レビュー
第4話では、ヨウコ・ニシ・フリーマンの過去が初めて明かされました。
ヨウコの過去がついに明かされる
米国で売人の薬物を奪って燃やし、日本に逃げてきたという壮絶な背景は、彼女の強さと脆さを同時に感じさせるエピソードでした。
この過去が、現在のヨウコの行動や人間関係にどのように影響しているのか、ヨウコの人物像が一層立体的に感じられるようになりました。
リツコの正体が明かされる
美容系インフルエンサー、イ・オンナの正体がヨウコの実の母リツコ・ニシ・フリーマンであることが判明しました。
リツコの登場が聖まごころ病院やヨウコにどのような影響をもたらすのか、次回以降の展開が非常に楽しみです。
高峰はずきの葛藤と怒り
高峰はずきが父親の告白に対して激しく反発するシーンは、彼女の複雑な感情が痛烈に伝わってきましたね。
父親の不倫相手の子供であるヨウコが現れ、
はずきは医学部を目指したもののなれなかった医者。
そんな中、不倫相手の娘で医者になったヨウコが病院を継ぐ可能性があるという現実に、強い怒りと悲しみを感じています。
平岩紙さんの演技力が、はずきの感情を強く訴えかけていましたね。
カスミの出産と新たな命
16歳のカスミが無事に女の子を出産し、育てたいという気持ちが芽生えるシーンは、物語に温かさと希望をもたらしました。
しかし、はずきの厳しい言葉が、幸せな場面から、一気に現実に引き戻しました。
望まれずに生まれた子供の辛さを訴えるはずきの言葉は、物語の中で重要なテーマになっていきそうです。
笑いと感動の絶妙なバランス
第4話は、笑いと感動が絶妙にバランスされたエピソードでした。
クドカン節が炸裂する脚本には、笑いの要素がたくさん詰め込まれ、
特に「シックス・センス」ネタや「藤井風だけ」というセリフには大いに笑わされました。
しかし、笑いだけで終わらせないのがこのドラマの魅力です。
親としての責任や愛情、人生の辛さと希望がしっかりと描かれており、視聴者の心に深く響く内容となっています。。
次回展開予想
次回は、リツコの真の目的や、ヨウコの過去がさらに掘り下げられることが予想されます。
リツコの登場が聖まごころ病院にどのような影響をもたらすのか、
また、はずきが自分の立ち位置をどのように見つけていくのか、非常に楽しみです。
まとめ
第4話では、ヨウコの過去とリツコの正体が明かされ、物語が大きく動き出しました。
感情豊かなエピソードにより、人間模様が一層深く描かれていました。
笑いと感動が絶妙にバランスされた内容で、心に深く響くドラマとなっています。
次回も目が離せない展開が続くことを期待したいです!
登場人物
- ヨウコ・ニシ・フリーマン(小池栄子): 聖まごころ病院の医師。過去の出来事から命を狙われる。
- 高峰享(仲野太賀): 美容皮膚科医。ヨウコの信頼を得る。
- マユ(伊東蒼): トー横キッズの少女。勇気ある行動でヨウコを救う。
- リツコ・ニシ・フリーマン(余貴美子): ヨウコの実の母。美容系インフルエンサー、イ・オンナとして登場。
- 南舞(橋本愛): NPO法人「Not Alone」新宿エリア代表。マユの母、カヨと面談を行う。
- カヨ(臼田あさ美): マユの母。DV被害を受けている。
- 白木愛(高畑淳子): 聖まごころ病院の経理担当。リツコに対して不安を感じる。
- 高峰啓介(柄本明): 聖まごころ病院の院長。リツコとは40年以上の知り合い。
- 高峰はずき(平岩紙): ソーシャルワーカーで院長の娘。ヨウコの異母姉妹。