ドラマ「新宿野戦病院」の最終話(9月11日放送)では、これまでの緊迫感あふれる展開が一気に加速し、ついに物語がクライマックスに！
ルミナウイルスによって揺れ動く歌舞伎町や病院の内部だけでなく、登場人物たちのその後の運命が描かれます。
南舞（橋本愛）の行方や、高峰享（仲野太賀）、岡本勇太（濱田岳）との連絡が途絶える一方で、ヨウコ（小池栄子）の驚きの活躍がメディアで取り上げられ、さらに衝撃的なスクープが待ち構えています！
この記事では、最終話のあらすじ、感想を詳しくお届けします！
Contents
最終回ネタバレ
最終話は、ルミナウイルスの感染拡大が収束し始めたところから始まります。
感染していた高峰啓三（生瀬勝久）は、奇跡的に生還し、
ワイドショーにリモート出演して自身の体験を語っていました。
啓三がインタビューを受けている中、日本では10日間連続で感染者数が減少し、ついに緊急事態宣言が解除されます。
しかし、状況は完全には収束しておらず、今後の動向にまだ警戒が必要な雰囲気が漂っています。
南舞（橋本愛）が行方不明に
一方、NPO法人『Not Alone』は感染拡大の影響で解散を余儀なくされ、
南舞（橋本愛）の消息が不明となってしまいます。
舞とは連絡が取れなくなり、彼女の親しい仲間である高峰享（仲野太賀）や岡本勇太（濱田岳）も心配を募らせます。
舞はどこに行ったのか、彼女の姿は依然として見つかりません。
事故が発生
そんな中、聖まごころ病院の隣にあるクラブでは、緊急事態宣言の解除を祝うパーティーが盛大に行われていました。
しかし、喜びもつかの間、クラブのフロアが崩れ落ちる事故が発生します。
崩落事故により多数の負傷者が発生し、“まごころ”の医療チームは緊急対応に追われます。
ヨウコ・ニシ・フリーマン（小池栄子）を中心に、医師や看護師たちは懸命に治療を行い、混乱の中で命を救おうと奮闘します。
その後、ヨウコと院長の高峰啓介（柄本明）は、崩落事故についてテレビ局からリモートインタビューを受けることになります。
そこで、官房副長官の川島一也（羽場裕一）が登場。
彼は勝どき医療センターでECMO治療を受けて命を救われた人物であり、テレビ出演を通じて感謝の意を表明します。
第二波
さらに、ヨウコはルミナウイルスの第二波が来ることを予告し、今後の対策に関して川島に援助を要請します。
ヨウコの強い訴えに川島は前向きに対応を検討することを約束しましたが、予想通り、ルミナウイルスの第二波が発生してしまいます。
この事態の中、ついにヨウコ自身もルミナウイルスに感染してしまいます。
ヨウコのスクープ！
彼女が感染したことで、医療界やマスコミは大きく騒ぎ立て、注目を集めることになります。
さらに事態が悪化する中、勝どき医療センターの荒井（ともさかりえ）からヨウコの元に電話が入ります。
なんと、ヨウコが日本の医師免許を持っていないのに医療行為を行っていたことが問題視されており、近々週刊誌にその事実が報じられるというのです。
荒井は“まごころ”にまで押し掛け、院長やスタッフたちを問い詰めます。
その頃、ヨウコは歌舞伎町で療養中でした。
スクープをリークしたのは？
そこに南舞が現れ、ヨウコに対して
「週刊誌にリークしたのは私」
と白状します。
ヨウコが理由を尋ねると、舞は「自分が注目されていないのが悔しかった」と本音を打ち明けます。
ヨウコは怒ることなく、逆に舞に「“まごころ”に心療内科を作ってくれないか」と頼むのでした。
物語はヨウコと院長が逮捕されるという衝撃的な結末で幕を閉じます。
そして、時間が経ち2027年。
中東の紛争地帯にある野戦病院でペヤングを食べているヨウコの姿が映し出され・・・。
感想レビュー
最終話、とても驚きの展開でしたが、これが「新宿野戦病院」らしい終わり方だったと感じました。
なんといっても、ヨウコと舞の再会シーンは感動的でした。
舞が自分の悔しさを吐露し、それを聞いたヨウコが怒ることなく、むしろ冷静に対処する姿には、強い絆を感じました。
それにしても、ソープを療養所に使うという発想はユーモラスすぎて、思わず笑ってしまいました。
ベッドがあり、空調も完備されているから理にかなっているとはいえ、ちょっとやりすぎな気も（笑）。
でも、このドラマの独特なユーモアとシリアスさのバランスが絶妙で、最後まで目が離せませんでした。
最後に、享と岡本に舞の父が渡した株主優待券、あれは何だったのでしょうか？
次回展開予想（もし続編があれば）
最終回で「これで終わりだ」と感じさせる完結感がありましたが、もし続編があるなら、ヨウコの今後の医療キャリアや舞との関係がどうなるのか気になります。
舞が病院に心療内科を作るという約束が実現されるのか、また、ヨウコの逮捕後に待ち受ける未来がどう描かれるのかも興味深いですね。
さらに、第二波のルミナウイルスがどれほど広がりを見せるのか、その影響を受けた人々の物語も描かれるのかもしれません。
もしかすると、舞が新しいリーダーシップを発揮し、ヨウコの後を継ぐ姿も見られるかもしれません。
まとめ
「新宿野戦病院」の最終話は、驚きと感動が詰まった締めくくりとなりました。
ヨウコと舞の再会シーンは、物語のクライマックスを飾り、今後の展開を想像させます。
新宿野戦病院のストーリーはここで幕を閉じますが、もし続編があるなら、ぜひその行方を見届けたいところです。
ルミナウイルスの脅威と人間関係の複雑さが交錯するこの物語、視聴者としては大満足でした。
登場人物
- ヨウコ・ニシ・フリーマン（小池栄子）
物語の中心人物で、ルミナウイルスと闘う医師。日本の医師免許を持たないまま医療行為を行い、最終的に逮捕されるが、医療現場では非常に尊敬されている。 - 高峰啓三（生瀬勝久）
ルミナウイルスに感染し、一命を取り留めたテレビのワイドショー出演者。 - 南舞（橋本愛）
行方不明になっていたが、ヨウコにリークを行った張本人。ヨウコとの再会で自身の本心を告白する。 - 高峰享（仲野太賀）
ヨウコの同僚で、舞を探すが連絡がつかない。 - 岡本勇太（濱田岳）
享と共に舞を追い求めるが、舞とは接触できず。 - 川島一也（羽場裕一）
官房副長官で、ヨウコの治療によって助かった人物。
