ドラマ「Shrink（シュリンク）」第2話（9月7日放送）では、主人公・弱井幸之助（中村倫也）とラーメン店店長の谷山玄（松浦慎一郎）の友情が描かれます。
さらに谷山が抱える「双極性障害」の現実が明らかになります。
この記事では、「Shrink第2話」のネタバレと感想を紹介します。
Contents
Shrink第2話【ネタバレ】
＼このあと夜10時から！／
土曜ドラマ【Shrink(シュリンク)―精神科医ヨワイ―】
#ドラマShrink あらすじや人物紹介はHPをどうぞ
🔗https://t.co/yTE6chxbNk
#中村倫也 #土屋太鳳 #松浦慎一郎 #土村芳#佐戸井けん太 #河相我聞#竹財輝之助 #酒井若菜#小林薫毎週土[総合]夜10:00＜全3話＞ pic.twitter.com/RnyF0TaMCq
— ＮＨＫドラマ (@nhk_dramas) September 7, 2024
弱井幸之助は、ラーメン店「さざ波屋」に2週間連続で通うほどの常連客になっていました。
ラーメン店「さざ波屋」での幸之助の楽しみ
ラーメンの味だけでなく、店長の谷山玄との会話も楽しみの一つで、
店を訪れるたびに彼との親しい交流が深まっていきます。
谷山の抱える大きなプレッシャー
しかし、谷山はラーメン店の店長として日々の業務に追われていました。
仕込みや営業に加え、本部からの売上向上の圧力や人件費の削減指示により、彼のストレスは限界に達していました。
やがて、谷山は精神的に追い詰められ、次第に疲れ果てていきます。
うつ病の診断を受ける谷山
弱井幸之助（中村倫也）は、2週間連続で「さざ波屋」のラーメンを食べに行くほどのファンになっています。
店長の谷山玄（松浦慎一郎）
店長の谷山玄（松浦慎一郎）も、毎回通ってくれる弱井に感謝していました。
谷山は夜遅くまで仕込みを行う日々を過ごしていましたが、ある日、本部から
「人件費を削減し、売り上げを増やすように」
との指示を受けてしまいます。
それ以来、谷山の気持ちは落ち込み、早乙女クリニックで診察を受けた結果、うつ病と診断されます。
その後、谷山が店に姿を見せなくなり心配した弱井は、店員から谷山がうつ病であることを聞きます。
実は、この店の店長が精神的に追い詰められ、うつになるのはこれで4人目だというのです。
薬を処方された谷山は、テンションが異常に上がり、周囲の人々を困惑させます。
心配した弱井は、別のクリニックに通うよう勧めますが、谷山はそれを拒否します。
そんな中、谷山の妹・楓（土村芳）が弱井に相談しに来て、谷山は「双極性障害」ではないかと言います。
親に見捨てられた兄妹は、互いを支えながら生きてきました。
弱井は、谷山を助けるために、何かあればすぐに連絡するよう楓に伝えます。
薬の副作用で谷山が暴走
薬の副作用により、谷山はハイになり、予測不可能な行動を取るようになります。
ある日、彼は楓に危害を加えてしまい、パニックに陥って家を飛び出します。
行方不明となった谷山を心配した幸之助と楓は、彼の捜索に乗り出します。
谷山の入院
谷山が入院して3日目。
彼は少しずつ落ち着きを取り戻しましたが、病院には多くの精神疾患の患者に、言葉を失います。
診察室に入ると、そこには弱井、君島、そして雨宮有里（土屋太鳳）がいました。
君島と弱井は、谷山に1か月の入院が必要であり、病気を理解し、生活のバランスを取ることが大切だと伝えます。
弱井は、谷山のサポートのために、精神保健福祉士の岩国を紹介し、退院後もサポートを受けるよう勧めます。
楓がプロポーズを受ける
一方楓は、会社の先輩からプロポーズされますが、兄の病気についてはまだ伝えていません。
雨宮は、
「もし兄の病気で逃げるような男性なら、他のことも逃げるだろう」
と忠告します。
谷山は、1か月の入院生活を終えて退院しました。
退院後、谷山は弱井の病院に通院し続けることになります。
谷山は早く店に戻りたいと願いますが、君島は
「生活リズムが崩れると、すぐに1カ月前の状態に戻ってしまう」
と指摘し、まずは生活を安定させるために施設へ通うよう勧めます。
しかし、家に戻った谷山は、再びラーメン作りに没頭し始めます。
弱井は、
「双極性障害は一人で戦うのは大変だから、周りを頼ってほしい」
と谷山に伝えますが、
谷山は「楓に迷惑をかけたくない」と答えます。
ある日、谷山はこっそりお店を見に行き、店員たちは彼の復帰を心待ちにしていました。
しかし、家に戻ると、会社からの解雇通知が届いていました。
それを知った楓は、急いで兄を探しに出かけます。
谷山は、弱井の言葉を思い出しながら道場に行くと、仙川に
「もう行くべき場所がありません」
と打ち明けます。
仙川は彼を励まし、背中を押します。
楓の結婚
道場を出ると、楓が待っており、プロポーズの話を谷山に伝えます。
楓の相手は谷山の病気を理解してくれており、今度ぜひ会いたいと言っています。
楓は、これまで兄に支えられてきたことに感謝し、
「お兄ちゃんは、私のヒーローだから」
とこれからは私もお兄ちゃんを支えたいと伝えます。
その後、弱井は、楓の結婚式から帰ってきた雨宮に、
「本気で精神医療を学んでみないか」
と誘いかけるのでした。
感想レビュー
「Shrink」の第2話は、谷山店長の精神状態の変化がリアルに描かれていて、観ているこちらも心が揺さぶられました。
谷山店長の葛藤がリアルに描かれて感情移入できた
特に、鬱と診断された後の谷山の行動やテンションの変化がとても現実的で、仕事やストレスに悩む現代人にとっても共感できる内容でした。
双極性障害の描写も丁寧で、ドラマとしての深みを感じました。
谷山と妹の楓の絆にも心が温まり、家族の支えがいかに大切かを実感しました。
幸之助のサポートが頼もしい！
弱井幸之助のキャラクターもこの回でさらに魅力的に感じました。
ラーメンを作るだけの生活に没頭する谷山を見て、心配しながらも優しく寄り添う姿がとても感動的でした。
幸之助が谷山を支えたいと思う気持ちが強く伝わってくるエピソードだったと思います。
まとめ
ドラマ「Shrink」第2話では、谷山の双極性障害との闘いを通じて、病気と向き合うことの大切さが描かれました。
弱井幸之助の温かい支えと、谷山の妹・楓の献身的な努力が、谷山を救う大きな力となりました。
谷山は一度は行方不明になり、精神的な苦痛から暴れてしまうこともありましたが、周囲の理解と支えによって、入院治療を受け入れることができました。
彼の回復への道のりは決して簡単ではありませんでしたが、入院中の仲間や専門家たちの助けを借りながら、少しずつ前に進んでいきます。
また、楓のプロポーズや、谷山の再発の可能性など、物語は複数の要素を絡めながら進展し、登場人物たちの絆と成長が鮮やかに描かれました。
谷山が店に戻りたいという気持ちと、現実とのバランスを取る難しさがクローズアップされ、彼の内面的な葛藤がより深く理解できるエピソードでした。
次回の展開がどのようになるのか、引き続き見守りながら、谷山とその周囲の人々の成長を応援していきたいですね。
登場人物
- 弱井幸之助（中村倫也）: 主人公であり、ラーメン好き。精神的なサポートを谷山に提供する。
- 谷山玄（松浦慎一郎）: 「さざ波屋」の店長で、双極性一型障害を持つ。
- 谷山楓（土村芳）: 谷山の妹であり、兄を支えながらも自分の生活にも悩みを抱えている
- 仙川: 柔道の師匠であり、谷山にとって重要な人物。
- 雨宮有里（土屋太鳳）: 幸之助と関わりがあり、精神医療に関心を持つ。
Shrinkの原作漫画
Shrinkの原作漫画はこちらです。
