高級住宅街「スカイキャッスル」を舞台に繰り広げられる、セレブ妻たちの受験戦争ドラマ「スカイキャッスル」。
第2話では、冴島香織の突然の自殺をきっかけに、家族の闇が明らかになります。
息子・遥人の日記に綴られた衝撃の内容と、それを知った浅見紗英の決断が物語を大きく動かします。
今回は、第2話のあらすじと感想、次回の展開予想をご紹介します。
Contents
「スカイキャッスル」第2話ネタバレ
高級住宅街「スカイキャッスル」に住む冴島香織(戸田菜穂)は、
息子・遥人(大西利空)が超難関の帝都医大付属高校に合格し、“幸せの絶頂”にいたはずでした。
香織の自殺と遥人の日記
しかし、香織は突然自殺を選び、その理由に周囲は衝撃を受けます。
香織の友人である浅見紗英(松下奈緒)は、香織に貸していたタブレットに格納されていた遥人の日記を読み、その内容に言葉を失います。
遥人の日記の内容
遥人の日記には、想像を絶する内容が綴られていました。
旅行に行くと言っていた遥人は、実は年上の彼女の家に滞在していました。
さらに、その女性は遥人の子を妊娠しており、大きなお腹を抱えていたのです。
香織はその事実を知り、「遥人の子ではない」と主張しますが、遥人は香織を突き飛ばします。
遥人の受験ストレス
遥人の日記には、両親から受験勉強を強要され、
人格を踏みにじられたことへの憎悪が赤裸々に書かれていました。
さらに、遥人が受験コーディネーター・九条彩香(小雪)に悩み相談をしていたことも明らかになります。
家庭の事には関与しないと断言していた九条が、実は遥人に親身に相談に乗っていたのです。
紗英の疑念と行動
この事実を知った紗英は、九条が家庭の問題には関与しないと断言していたことに疑念を抱き始めます。
そして、紗英は九条への信頼を失い、九条に会いに行きます。
九条に対する不信感を抱いた紗英は、契約解除を決意します。
しかし、この選択に娘の瑠璃(新井美羽)は猛反発し、紗英と瑠璃の関係は一層険悪なものとなります。
杏子の再挑戦
一方、九条の争奪戦で紗英に負けた二階堂杏子(比嘉愛未)は、再び九条との契約を狙います。
杏子は夫に、合格率100%の九条に息子の翔を頼んではどうかと提案します。
翔に執拗に勉強させる夫を見かねた杏子は、九条にコンタクトを取ります。
九条が翔の実力を確認すると、合格できる確率は高いと太鼓判を押します。
しかし、父親は勉強に集中させるという名目で、窓を一切失くし、防音施設まで取り入れた勉強部屋を用意していたことから、教育方法大いに問題があることを指摘されます。
これは教育ではなく、飼育だ。
という九条の一言で、契約は成立しませんでした。
泉の決意
冴島家が去った後に引っ越してきた南沢泉(木村文乃)は、
香織の自殺の真相を突き止め、同様の悲劇を防ぐための小説を書こうと決意します。
しかし、香織と親しかった紗英、杏子、夏目美咲(高橋メアリージュン)からの協力を得るのは簡単ではありませんでした。
特に紗英は、泉に対して強い敵意を示し、協力を拒否します。
紗英の過去と泉の一言
泉は紗英に対して
「幼いころ若菜園で過ごした馬場陽子ちゃんじゃない?」
と痛烈な一言を放ちます。
紗英は人違いだと一蹴しますが、帰宅後に幼い頃の父親の逮捕を思い出します。
翌日、泉の家に招かれた紗英、杏子、美咲は、泉の夫が脳神経外科医であり、彼が香織と同じ病院に転職してきたことを知ります。
泉は小説家であり、香織の家族の崩壊を題材にした小説を書こうとしていることを明かします。
九条との再契約
紗英は九条に再び娘の講師になってくれないかと手紙と金塊を送りますが、九条はこれを返却します。
紗英は九条に会いに行き、頭を下げて契約をお願いするも、九条は受け入れません。
紗英は九条に土下座し、再び契約をつかみ取ります。
そして九条は、遥人からの相談には「あなたなりの楽しみを見つけるべきだ」と返答したと言います。
九条への訪問
その頃、遥人は九条の元を訪れます。
母のことは関係ないと言い放つ九条に、遥人はナイフを振りかざし、緊迫したシーンで第2話は幕を閉じます。
感想レビュー
「スカイキャッスル」第2話では、香織の自殺の背景にある家族の闇が衝撃を与えました。
遥人の日記を通じて、香織と遥人が抱えていた苦悩が明らかになり、家族内のプレッシャーと期待の重さに心が痛みました。
また、香織の自殺の背景が明らかになるとともに、スカイキャッスルの住人たちの複雑な人間関係が描かれました。
紗英と瑠璃の対立も激化していきそうです。
九条彩香の存在感も一層強まり、彼女がどのようにして受験生たちを導いていくのか、今後の展開に期待が高まります。
次回展開予想
次回の「スカイキャッスル」では、遥人が九条に対してどのような行動を取るのかが焦点となりそうです。
遥人の心の闇がさらに深まるのか、九条がどのように対処するのかが見どころです。
また、泉の小説執筆に向けた動きや、紗英と瑠璃の関係修復が進展するかどうかも注目です。
杏子の九条への再挑戦が成功するのか、九条との契約がどのように進展するのかも見逃せません。
まとめ
「スカイキャッスル」第2話は、香織の自殺という衝撃的な出来事を通じて、登場人物たちの内面に迫る展開となりました。
遥人の日記が明かす家族の闇、紗英の生い立ちと葛藤、杏子との過去の繋がりによって、物語はさらに複雑さを増しています。
セレブ妻たちの華やかな生活の裏に潜む欲望と苦悩、そして子どもたちの叫びが、視聴者の心に深く響きます。
次回以降も、予想を裏切る展開と登場人物たちの心理描写に注目です。
第2話で提示された問題や謎が、今後どのように展開していくのか、目が離せません。
登場人物
- 冴島香織(戸田菜穂):息子・遥人の合格を喜ぶも、自ら命を絶つセレブ妻。
- 遥人(大西利空):香織の息子。両親への憎悪を日記に綴る。
- 浅見紗英(松下奈緒):香織の友人。遥人の日記を読み、九条との契約を解除。
- 瑠璃(新井美羽):紗英の長女。九条との契約解除に猛反発。
- 九条彩香(小雪):受験コーディネーター。高額な受講料と冷徹な指導で話題。
- 二階堂杏子(比嘉愛未):九条との契約を狙うセレブ妻。
- 南沢泉(木村文乃):香織の自殺の真相を突き止め、小説を書こうと決意する新住民。
- 夏目美咲(高橋メアリージュン):香織の友人。泉の調査に協力。