ドラマ「わたしの宝物」第4話(11月7日放送)では、主人公・神崎美羽(松本若菜)の前に、亡くなったと思われていた冬月稜(深澤辰哉)が姿を現し、物語は一気に新たな展開を迎えます。
再び現れた冬月に揺れる美羽の心、そんな彼女を見守る夫・宏樹(田中圭)の切ない思いが交錯し、新たな展開に目が離せません。
さらに、密かに冬月を思う水木莉紗(さとうほなみ)と宏樹の間にも距離が縮まり、美羽の親友の真琴も含め、複雑に絡み合っていきます。
第4話は、切ない恋模様と葛藤、そして新展開が待っていました。
第4話ネタバレ
図書館での冬月(深澤辰哉)との再会──それは、美羽(松本若菜)にとって驚きと同時に喜びでもありました。
冬月との再会で揺れる美羽の心
駐車場で待つ夫・宏樹(田中圭)と娘・栞が心配する中、美羽は図書館で偶然にも冬月と再会。
亡くなったと思われていた冬月の登場に、美羽は心を乱されます。
冬月が美羽を抱きしめ、彼女も震えながらその背に手を回しかけますが、自身の生活環境や宏樹のことを考え、思わずその場を後にしました。
冬月が生きていたことに安堵しつつも、複雑な思いが交錯する美羽。
そんな彼女の心情を察し、宏樹は美羽のためにできることを模索していきます。
宏樹は美羽への愛を改めて伝えますが、美羽はその顔をまともに見ることができません。
美羽の心には、二人の男性の間で揺れ動く複雑な心境が浮かび上がります。
美羽は親友の真琴に
「なくしたはずの大切なものが突然戻ってきたらどうする?」
と問いかけます。
真琴の「今度は絶対になくさない」という返事に、ますます心が揺れ動きます。
美羽・冬月・宏樹・莉紗の心情
美羽が冬月への複雑な感情に悩む一方で、宏樹もまた彼女を思いやりながらも不安を抱えています。
宏樹は美羽のために、喫茶店のマスター・浅岡忠行(北村一輝)や、美羽の親友である小森真琴(恒松祐里)に相談し、支えようと必死です。
宏樹の真摯な思いに触れる美羽はその優しさを感じながらも、心の奥底では未だ冬月への感情を整理しきれずにいます。
一方で、冬月もまた、美羽が自分を待ってくれていなかったように感じ、動揺を隠せません。
そこで水木莉紗(さとうほなみ)に相談しますが、彼女もまた冬月に密かに想いを抱いており、三角関係が一層複雑化していきます。
そんな中、水木莉紗は仕事で宏樹と打ち合わせをすることになります。
宏樹に、今度共同経営者の冬月を連れてくると言い・・・。
冬月からのメールと美羽の返事
そんな中、美羽のスマートフォンに冬月からのメッセージが届きます。
「最後にもう一度だけ会って話したい」
という言葉に、揺れる思いを抱えながらも美羽はメールに返事をしませんでした。
数日後、宏樹の提案で親友の真琴と久しぶりにランチに行くことに。
真琴の店につくと、打ち合わせがあるから少し待ってと言われ、快くカウンターに座って待っていると、そこに打ち合わせの相手の冬月がやってきます。
美羽の表情を見て、心配する真琴は、ランチはまた今度にしようと言います。
店を出た美羽は、冬月を追いかけ、電話を掛けました。
美羽は、あの給水塔の下で再び会う約束をします。
美羽は「生きていてくれて嬉しかった」と涙ながらに告げ、二人は抱きしめ合い、かつての愛情が再び溢れ出すような瞬間を迎えます。
抱きしめる二人の姿は切なくも美しく・・・。
その様子を、真琴が見ていて・・・。