「虎に翼」第108回(8月28日水曜日放送)では、妊娠出産とキャリアの選択という、現代の女性が直面する難しい課題が描かれます。
寅子が秋山の未来を守ろうとする姿勢や、中学生からの厳しい質問にどう向き合うのかが見どころです。
この記事では、ネタバレを含めた詳細なあらすじ、感想、そして次回展開予想をお届けします。
Contents
虎に翼8月28日水曜日あらすじ(第108回)
稲垣(松川尚瑠輝)・小橋(名村辰)にも手伝ってもらい、裁判所で開かれた中学生向けの勉強会で、男子学生から「女性は働かなくてもいい」という意見が出る。
一方、判事補・秋山(渡邉美穂)は妊娠したことを寅子(伊藤沙莉)に相談。
出産後も秋山がもし裁判官を続けたいなら、戻って来られるよう居場所を必ず守ると寅子は約束するが―。
引用:https://bangumi.org/tv_events/Ai9gBlaJwAE
虎に翼8月28日水曜日ネタバレ(第108回)
第108話では、裁判所で開かれた中学生向けの勉強会で、稲垣と小橋も手伝い、寅子が法律の基本について話します。
そこで、男子学生から
「女性は働かなくてもいい」
という意見が出ます。
この意見に寅子は驚きを隠せません。
すると小橋は
「分かる!」
と、ここぞとばかりに男子学生の肩を持ちます。
「中途半端な男は、できる男や女と比べられて辛い」と発言します。
だけど、弱いものをいじめるようなことはしないこと、しっかりと君を見てくれているひとが必ずいると言いました。
寅子はこの言葉に感動し、ありがとうと感謝の意を表します。
秋山の妊娠
一方、判事補の秋山は、妊娠したことを寅子に相談します。
秋山は、やっと少しだけ認められるようになったのに、妊娠出産によるキャリアの中断を恐れ、裁判官としての未来に不安を感じていました。
寅子は、自分が通ってきた「地獄」に秋山はいることを察します。
妊娠によって、法律の道から一旦身を引いたときの悔しさを思い出します。
秋山は、判事になるためにがんばってきたけれど、このキャリアを絶たれることに不安を感じていました。
もしかすると、弁護士としてなら働く道もあるかもしれないけれど、弁護士の経験がない自分を雇ってくれる事務所があるだろうか?
家庭では姑から子供はまだか?と言われ続けてきた秋山は、完全に行き詰まっていました。
寅子は秋山に対して、出産後も判事としてのキャリアを続けたいなら、
必ず戻って来られるように居場所を守ると約束します。
🐯 #トラつばプレイバック 🪽
子どもを授かった、と寅子に打ち明ける秋山。
自分でやっと切り開いた道を、自分で閉ざさなきゃいけない…。自らの経験から、秋山の苦悩がよく理解できる寅子。
「もし判事を続けたいと思うなら、あなたの居場所は必ず残すから」#朝ドラ #虎に翼#伊藤沙莉 #渡邉美穂 pic.twitter.com/N8RWWgSFhQ— 朝ドラ「虎に翼」公式 (@asadora_nhk) August 27, 2024
星家の食卓
帰宅した寅子は、夕食時に秋山の話を星家のみんなに話しました。
朋一(井上祐貴)は、居場所を作るといっても本当にできるのか、責任持てない話しは最初からすべきではないと意見を述べました。
その後朋一は、のどか(尾碕真花)に、日々いろんな事を話し合う今の星家を見て、父航一が家でよく話すようになったと言います。
のどかは、実の母もそれを望んでいたから、それはいいことだと認めました。
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父はよく話すようになった、と朋一。
それを聞いたのどかは…
「良かったんじゃない?お母さんが亡くなる前に望んでたこと、寅子さんがかなえてあげたってことで」母との日々を思い返す二人。
照子が望んでいたこととは…?#朝ドラ #虎に翼#安田聖愛 pic.twitter.com/nVGjcPEPDw— 朝ドラ「虎に翼」公式 (@asadora_nhk) August 27, 2024
翌日、寅子は桂場に、産後の復帰の職場改善について意見します。
桂場は「時期尚早だ」と言いますが、寅子が妊娠によって、法の道を退いた時の事を思い出していて・・・。
秋山とよね
その後、寅子は「竹もと」に秋山を連れていきます。
そこへ、よねと轟がやってきます。
よねは寅子に慕う秋山を見ると、「社会を変えると言っていたのに、類は友を呼ぶ」と呆れます。
実は、秋山とよねは司法研究所で同期でした。
ライアンと桂場
そこへ、法律の世界で働く中山たちがやってきます。
女性が安心して職場復帰できるよう、署名を集めてくれたのです。
秋山は驚きます。
するとそこへ、桂場とライアンがやってきます。
ライアンは、桂場に話しを聞く機会を設けたようです。
いつも陽気なライアンは、よねを見ると
「よねよね!」
と声をかけ、よねはその呼び方に恥ずかしそうな顔をするのでした。
感想レビュー
今回の「虎に翼」第108話は、とても考えさせられる回でした。
秋山の妊娠をきっかけに、「妊娠出産とキャリア」の問題が深く描かれていましたね。
同じような事を考える女性はたくさんいると思います。
妊娠しているからといって、仕事を諦めなければならない状況に立たされた時の不安や葛藤は計り知れません。
寅子が秋山を励ますシーンでは、過去の自分の苦しみを共有しつつも、前向きな姿勢でサポートしようとする姿に胸が熱くなりました。
職場での復職支援の提案も、女性が働き続けるためには必要なことだと感じました。
現代社会でも同じような問題はまだまだ多いですから、こうしたテーマを取り上げる「虎に翼」は本当に素晴らしいドラマだと思います。
こういう話しは彼を通すと話しが早そうですね!
そしてライアンの「よねよね!」には爆笑しました!
また、朋一とのどかが、初めて寅子を認めるような表情を見せました。
実母は、航一が家でも話してくれることを望んでいたようです。
寅子が星家にやってきてから口数が増えたことに対して、母の望みがかなったことを嬉しく思うようになりました。
まだまだ距離はありますが、寅子の良さを少しずつ認めてきたようです。
次回展開予想
第109話では、秋山の妊娠をめぐる状況がさらに深まっていくのではないでしょうか。
寅子が提案した職場改善が進むのか、桂場の反応がどうなるのか気になります。
また、秋山がどのような選択をするのかも見どころです。
家庭とキャリアの両立に悩む秋山が新たな道を見つけられるか、周囲の支援がどう作用するのかが次回の焦点になりそうです。
まとめ
108話の「虎に翼」は、「妊娠出産とキャリア」という現代的なテーマを取り上げた回でした。
秋山の妊娠を通じて、女性が直面するキャリアと家庭の両立の難しさがリアルに描かれました。
寅子の過去の経験や仲間たちの支援が秋山をどうサポートしていくのか、今後の展開が非常に楽しみです。
女性が働きやすい社会を目指して、これからも「虎に翼」の物語が続くことを期待しています。
ドラマ「虎に翼」の8月28日水曜日放送(第108回)のキャスト
- 寅子(伊藤沙莉): 主人公。裁判所で働くキャリアウーマンで、仕事と家庭の両立に悩む女性たちをサポートする。
- 秋山(渡邉美穂): 判事補。妊娠を機にキャリアの選択に悩むが、寅子の励ましを受けて前向きに考えるようになる。
- 航一(岡田将生): 寅子の夫。寅子を支えつつ、自身も家族との関係を大切にしている。
- 稲垣(松川尚瑠輝): 裁判所のスタッフ。勉強会のサポートを行い、若者たちに法律の魅力を伝える。
- 小橋(名村辰): 稲垣と共に勉強会を手伝う。生徒たちの質問に真摯に答える姿勢が印象的。
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