「虎に翼」第125回(9月20日金曜日放送)では、佐江子(辻沢杏子)の登場が大きな注目を集めました。
今回は、彼女の過去が明らかになり、物語が新たな展開を迎える重要な回です。
寅子と航一、桂場との関係がさらに深まり、視聴者を驚かせる場面が満載!
特に佐江子が語る秘密が浮かび上がるシーンは必見です。
この記事では、9月20日金曜日放送のネタバレや感想、今後の展開予想についてご紹介します。
Contents
虎に翼9月20日金曜日あらすじ(第125回)
桂場(松山ケンイチ)に真っ向から意見した航一(岡田将生)だが、心ならずも寅子(伊藤沙莉)にまで心配をかける事態を引き起こしてしまう。
航一と寅子が帰宅すると、星家には子供たちが集まっていた。
審判のあと、訪ねてきた佐江子(辻沢杏子)は、寅子に対して驚がくの事実を突きつける。
引用:https://bangumi.org/tv_events/AjPgBleCQAE
虎に翼9月20日金曜日ネタバレ(第125回)
航一(岡田将生)は、司法の独立を守るために、桂場(松山ケンイチ)に対して昭和25年の尊属殺人に関する判例を再審議すべきだと強く主張します。
この判例が憲法違反かどうかを大法廷で再び議論するべきだと、航一は意見を述べます。
しかし、桂場は
「時期尚早だ」
として、その意見を退けました。
一度は「なるほど」と納得したふりをして立ち去ろうとする航一でしたが、心の中で納得できない思いが募り、再び桂場の部屋に戻ってきます。
航一は感情が抑えきれず、
「違憲かどうか、もしも判決を変えられなくても、文献を残すことが重要だ。それが司法の独立を守ることだ!」
と激しく声を荒げます。
このような感情をあらわにするのは航一にとっては珍しいこと。
興奮しすぎた航一は、ついに鼻血が出てしまい、その場で失神してしまうのです。
倒れた航一を見て、桂場は驚きつつも彼を支えます。
航一は桂場の膝を借りて休むことになり、桂場は正座のまま動けなくなります。
その場に駆けつけた寅子(伊藤沙莉)は、航一が倒れている様子を見て驚きつつも、桂場が正座をしている姿に思わず笑ってしまいます。
寅子は、「桂場長官が若い判事たちに与えた傷は大きく、彼らには恨む権利がある」と語り、桂場に対して静かに鋭い言葉を投げかけます。
さらに寅子は、長年法律の世界に携わってきたことを振り返り、今でもあの法律を知った頃の若い頃の自分に戻ったような気持ちだと微笑みます。
航一はその様子を見て、「妬けるな」とつぶやき、寅子と桂場の長い歴史に複雑な感情を抱きます。
🐯 #トラつばプレイバック 🪽
「昭和25年のあの判例を変更するときです」
航一が桂場に渡したのは、美位子の事件に関する報告書。
しかし…
「尊属殺を扱うのは時期尚早だ」
受理できないという桂場。一度は引き下がろうとする航一ですが…#朝ドラ #虎に翼#岡田将生 #松山ケンイチ pic.twitter.com/bTfJpKmidj
— 朝ドラ「虎に翼」公式 (@asadora_nhk) September 19, 2024
その夜、航一と寅子が帰宅すると、朋一(尾崎真花)とのどか(竹澤咲子)、優未(川床明日香)が出迎えます。
今夜の夕飯はすき焼き。
朋一が特別な肉を用意し、家族みんなで食卓を囲む温かい時間が訪れます。
航一は上等なワインを開けて、みんなで乾杯しようと提案し、星家は笑顔と幸福感に包まれます。
一方、桂場は航一がまとめた調査書を手に取り、もう一度その内容に目を通します。
航一の強い意志と情熱に心を揺さぶられながらも、桂場は自分の信念との間で葛藤を抱え始めます。
昭和17年。
最高裁は、美位子の上告を受け、大法廷が開かれることになりました。
並木美雪の祖母である佐江子の
その頃、寅子を訪ねてきたのは、並木美雪の祖母である佐江子(辻沢杏子)でした。
佐江子は、美佐江の母でした。
美佐江は三歳の娘、美雪を残して交通事故で亡くなりました。
佐江子はその時の出来事を振り返り、娘の最後の手帳を寅子に見せます。
手帳には「美雪、愛してあげられなくてごめん」と書かれ、さらにページをめくると、美佐江の心の内が綴られていました。
ずっと特別な存在だった自分が、東京での生活で「特別な自分」を失っていき、最後の望みとして母親になることで特別な存在になれると思ったもののそれは叶わなかった。
特別な私が消える前に消える・・・。
あの人(寅子)を拒まなければ、特別な自分で要られただろうか?
と記されていました。
その夢は叶わなかったことが記されていました。
寅子は、あの時、あともう一歩で美佐江を救うことができなかった自分を責めます。
寅子が感じた葛藤は、物語が新たな展開を迎える予兆となります。
感想レビュー
寅子と航一、そして桂場の関係がさらに深まる印象的なエピソードでした。
朋一とのどか、優未の存在が航一を支えているのが感じられ、家族の力の大切さが改めて伝わってきましたね。
また、法廷の場面では、航一が自分の信念を貫き、声を荒げるシーンにドキドキしました。
司法の独立を守るために闘う姿は、現代社会にも通じるテーマであり、非常に共感できました。
桂場とのやり取りも緊張感があり、次回が待ち遠しい展開です。
そして、何と言っても、やっぱり美雪は美佐江の娘でした。
寅子は、美佐江を不処分として見送ったあの日の光景が蘇りました。
やはり、赤い腕飾りは美佐江の支配そのもので、自分が指示すればみんながそれに従って罪を犯していたし、その罪に対して悪いことという判別もできていなかったのでしょう。
そんな中、寅子の元を尋ねてきた美佐江。
その時ちょうど、まだ小学生だった優未が寅子を訪ねてきて、美佐江が優未を見る目が耐えきれずに、寅子は思わず優未を美佐江から守るように抱き寄せたんですよね。
あの時、美佐江は自分の罪を寅子に打ち明けようとしていたのかもしれないし、
そうしていれば寅子は美佐江の今後を変えるきっかけになっていたかもしれなかった・・・
寅子はずっと、美佐江の事が忘れられずにいましたから、美佐江の死はかなりショックだったようです。
次回の展開予想
第125話の終盤に登場した美佐江の最後の言葉から、あともう一歩だったと後悔した寅子が、今後どのように少年少女と向き合っていくのか気になります。
また、桂場が航一の調査書に目を通していたシーンは、次回に何らかの大きな決断が下される予感がします。
大法廷での判決が物語のクライマックスに向けてどう進展するのか、寅子の心情がどう揺れ動くのかも注目ポイントです。
まとめ
「虎に翼」第125話は、物語の大きな転換点となるエピソードでした。
航一と桂場の対立、そして佐江子が明かした衝撃の事実が今後の展開にどのような影響を与えるのか、非常に興味深いところです。
寅子の心の葛藤がどう描かれるのかも見どころですので、次回の放送も見逃せませんね!
登場人物紹介
- 寅子(伊藤沙莉):星家の中心となる存在。今回、佐江子から思いもよらない秘密を告げられ、心を乱される。
- 航一(岡田将生):寅子の夫。桂場との対立が深まり、家族のために奔走するが、結果的に寅子に心配をかけてしまう。
- 桂場(松山ケンイチ):航一と対立する存在。今後の行動が物語に大きな影響を与える。
- 佐江子(辻沢杏子):並木美雪の祖母で、美佐江の母。
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