6月5日放送の「虎に翼」(6月5日水曜日放送)では、新しい憲法に希望を見出した寅子(伊藤沙莉)が司法省で民法改正に取り組む姿が描かれます。
しかし、保守的な神保(木場勝己)に阻まれ、寅子の道は決して平坦ではないようです。
虎に翼6月5日ネタバレ【第48回】
昭和22年。
新しい日本の憲法に希望を見出した寅子(伊藤沙莉)は、司法省で民法改正に取り組むことになります。
しかし、その道のりは険しく、保守的な考えを持つ神保(木場勝己)が立ちはだかります。
神保は
「民法が改正されれば多くの人が混乱する」
と主張し、寅子の進む道を阻みます。
寅子は、戦争で夫を亡くした兄嫁である花江(森田望智)を思い出すと、強く反対意見を言うことができず、悔しい思いを抱えます。
その後、寅子は、女性の自立を求める婦人代議士・立花幸恵(伊勢志摩)の集まりに参加します。
しかし過去に一度弁護士をやめたという後ろめたさが彼女の心に影を落とします。
弁護士を辞めた自分が「女性の自立」を語って良いのだろうか?
穂高と再会した寅子の葛藤
さらに、民法改正の委員をしている穂高(小林薫)とばったり再会し、寅子は隠れたい気持ちになりますが、勇気を出して挨拶をします。
狭い法曹界。
できれば顔を合わせたくなかった穂高との再会です。
そんな中、公園でお弁当を食べていると、花岡に再会し・・・。
感想レビュー
寅子がさらに民法改正に向けて奮闘する姿が描かれました。
長年、日本の法律に携わってきた帝大の教授神保との対立は続きそうです。
穂高と再会した寅子は大人の対応?
また、穂高との再会を通じて、寅子は自分の過去の選択と向き合うことになります。
妊娠中に倒れてしまい、休養を取るようにすすめた穂高。
寅子はそんな穂高に、出産ギリギリまで働きたいと反発してそれっきりになっていました。
結果的に弁護士を辞めて家庭に入った寅子ですが、戦後の混乱もあり、弁護士の資格を活かしてまた働き始めました。
以前の寅子なら、また食って掛かりそうなところですが、
「大人」になった寅子の成長が垣間見えるポイントになりました。
しかし、寅子は、ライアン(沢村一樹)から、「謙虚」という遠回しな表現に悩むことになります。
寅子自身、一旦仕事を辞めてしまった後ろめたさが有り、以前のように強く主張できない自分に違和感を感じているようでした。
ライアン、そして実は桂場も、寅子の忌憚ない意見が聞ける日を楽しみにしているようです。
まさかの花岡との再会も、気になるところです!
もしかして花岡も変わってしまったのか?
次回が楽しみです。
まとめ
6月5日放送の「虎に翼」では、新しい憲法に希望を見出した寅子が司法省で民法改正に取り組む姿が描かれます。
保守的な神保に阻まれ、女性の自立を求める中で感じる後ろめたさや、過去の選択に対する葛藤が寅子を苦しめますが、穂高との再会を通じて初心を思い出します。
新しい時代の幕開けと共に、寅子の挑戦が始まります。