ドラマ「虎に翼」7月24日水曜日放送（第83回）では、喫茶ライトハウスでの心温まるひとときが描かれる一方で、市内で頻発していたひったくり事件の新たな展開が明らかになります。
一方で、航一（岡田将生）からは、ひったくり事件の犯人と名乗る人物が自首してきたという連絡が入りますが、事件には複雑な背景が隠されているようです。
本記事では、第83話の詳細なあらすじと展開予想、次回予想、登場人物について深掘りします。
Contents
ネタバレ
日曜日、寅子（伊藤沙莉）は喫茶ライトハウスに招待されます。
喫茶ライトハウスでのひととき
涼子（桜井ユキ）と玉（羽瀬川なぎ）が用意した「とっておきの料理」を楽しむ寅子は、
懐かしい気持ちに包まれます。
料理を味わいながら、寅子は玉が何かを言いたそうな雰囲気を感じ取ります。
玉の微妙な感情
玉（羽瀬川なぎ）は、料理を作りながらもどこか思い詰めた様子を見せます。
寅子はその変化に気づき、玉が抱える秘密や悩みに気を配ります。
玉の微妙な心情が明らかになることで、彼女の悩みがさらに深く掘り下げられることになります。
玉の告白
戦争が始まると、涼子の母は病になり、寝込む日々に。
「桜川家の血を途絶えさせてはならない」
誰の子でもいいから子孫を残せと言い残して亡くなりました。
そして、空襲が始まり多くの使用人が亡くなり、玉は逃げる際に腰を強打して足に障害が残りました。
その後、財閥解体によって、桜川家は莫大な借金を背負います。
涼子は、新潟の別荘を売払い、玉を新潟の実家に送るという名目で新潟にやってきて、
「帰る場所はない」
と言いました。
この店は新潟の別荘を売り払い、第二の人生をここで過ごそうと言ってくれたのです。
玉は初めて、涼子が離婚したことを知ったのです。
身分、母から開放された涼子が、今度は私の世話なんて、これではあんまりだという玉。
玉は、身体障害者施設に入りたいから、涼子を説得してくれと言います。
あんなに優秀だった涼子が守ろうとしたものは、すべて消え去り、寅子は心を痛めます。
ひったくり事件の新展開
喫茶ライトハウスでのひとときが続く中、森口が、法学部進学を願う娘の美佐江とやってきて
娘をよろしくおねがいしますと頭を下げます。
美佐江は寅子に、赤い腕飾りをプレゼントします。
そんな中、航一（岡田将生）から、
市内で頻発していたひったくり事件の犯人が自首してきたという連絡が入ります。
自首した人物は、元木（山時聡真）を含む7人の少年たちの中の誰かではあるものの、
彼らは学校も異なり、何のつながりもないと主張しています。
星航一は、
「裕福な家の子どもたちばかりが事件に関わっている」
ことを寅子に伝えます。
元木に事情を聞くと、
「あの子をすっきりさせたくてやった」
と言います。
赤い腕飾り
すると、赤い腕飾りを見せる男の子たち。
その赤い腕飾りは、美佐江が寅子にくれたものと同じでした。
事件の背景にはさらに複雑な事情が隠されていることが示唆されます。
裁判後、美佐江が事務所にやってきます。
美佐江は、赤い腕飾りを「特別な人」にだけあげたと意味深に微笑みます。
寅子が事情を聞こうとすると、美佐江は赤い腕飾りを引きちぎって帰っていきました。
感想レビュー
玉の秘密の解明
玉（羽瀬川なぎ）が抱える秘密や悩みが明らかになることで、
彼女の過去や現在の複雑な事情が見えてきました。
涼子の離婚、自分のために涼子を巻き込んだ深い悲しみがありました。
寅子と涼子・玉の関係の深化
寅子（伊藤沙莉）と涼子（桜井ユキ）、玉（羽瀬川なぎ）の関係がさらに深まることで、
キャラクター間の絆や友情が強調されるでしょう。
特に、玉の秘密が明らかになることで、寅子との関係がどのように変化するのかが注目されます。
美佐江の赤い腕飾りの意味は？
一方、ひったくり事件の犯人が自首してきたものの、
彼が元木（山時聡真）を含む7人の少年たちと何の関係もないと主張していることから、
事件の真相にはさらなる複雑さがあることが示唆されます。
寅子（伊藤沙莉）は、少年たちの犯行には、家庭貧困などの事情があると察します。
しかし、今回は、「裕福な家」の少年・元木は、
「あの子の憂さ晴らし」のためにやったことをほのめかしています。
元木の腕には、美佐江が寅子にあげた赤い腕飾りが。
美佐江は、森口の娘で裕福な家の娘です。
見た目は、お嬢様で、涼子の店で勉学を学び、東京の大学に進学すると言っていますが、
憂さ晴らしのために、少年たちに犯行を繰り返しさせているボス的な存在なのかもしれません。
次回展開予想
玉の過去が明らかに
次回の展開では、玉（羽瀬川なぎ）の過去や彼女が現在抱えている問題がさらに掘り下げられることが予想されます。
彼女がどのようにそれを乗り越えようとしているのかが描かれるでしょう。
ひったくり事件のさらなる進展
ひったくり事件の犯人の真意や、事件の背後に潜む黒幕と「憂さ晴らし」の真相が明らかになることで、ストーリーがさらに複雑化することが考えられます。
寅子（伊藤沙莉）がどのように事件を解決し、真実を暴いていくのかが見どころです。
寅子と優未の関係の変化
寅子は、家に稲が手伝いにきてくれることで、優未（竹澤咲子）との関係に新たな進展があるかもしれません。
稲の気づきから、寅子は優未の新たな一面をみることができるかもしれません。
母親としての寅子がどのようにして優未と向き合い、彼女をサポートしていくのかが注目されます。
まとめ
ドラマ「虎に翼」第83話では、喫茶ライトハウスでの寅子（伊藤沙莉）、涼子（桜井ユキ）、
玉（羽瀬川なぎ）の告白が描かれる一方で、市内でのひったくり事件に新たな展開が訪れますした。
玉の抱える秘密やひったくり事件の背景に隠された複雑な事情が明らかになることで、ストーリーがさらに深みを増していきました。
次回の展開に注目しながら、物語の行方を楽しみに待ちましょう。
『虎に翼』83回登場人物
- 寅子（伊藤沙莉）喫茶ライトハウスに招待され、涼子と玉の「とっておきの料理」を楽しむ。玉の変化に気づき、彼女の心の葛藤を感じ取る。
- 涼子（桜井ユキ）喫茶ライトハウスを経営し、玉と共に昼は喫茶店、夜は塾を運営している。寅子を温かく迎える。
- 玉（羽瀬川なぎ）涼子と共に喫茶ライトハウスを経営。心に抱える秘密や悩みが徐々に明らかになる。
- 航一（岡田将生）ひったくり事件の犯人が自首してきたとの連絡を寅子に伝える。事件の進展に関与する。
- 元木（山時聡真）ひったくり事件の被害者。事件の背景に複雑な事情があり、今後の展開に影響を与える。
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