虎に翼【星航一のモデル三淵乾太郎】実在した裁判官の真実!岡田将生が熱演

NHKの人気連続テレビ小説『虎に翼』で岡田将生さんが演じる星航一。

このキャラクターのモデルは、実在の裁判官、三淵乾太郎さんです。

この記事では、『虎に翼』とその登場人物に迫ることで、ドラマの裏側をより深く楽しんでいただける内容をお届けします。

この記事では、岡田将生さんが演じる星航一こと、三淵乾太郎のプロフィールや彼の人生について詳しくご紹介します！

Contents

1 三淵乾太郎さんのプロフィール
2 三淵乾太郎とは？実在の裁判官
3 三淵邸・甘柑荘について
- 3.1 アクセスと見学料
4 星航一(岡田将生)のモデルは三淵乾太郎
- 4.1 星航一のプロフィール
- 4.2 星航一の登場
5 岡田将生さんについて
- 5.1 岡田将生さんの経歴とプロフィール
- 5.2 岡田将生さんのコメント
6 まとめ

三淵乾太郎さんのプロフィール

三淵乾太郎さんの生涯と経歴

岡田将生さん演じる星航一のモデルは、実在した三淵乾太郎さんです。

三淵乾太郎さんは、1906年（明治39年）に生まれました。

彼は、初代最高裁判所長官を務めた三淵忠彦の長男で、東大法学部を卒業。

甲府地方裁判所所長や、浦和地方裁判所所長などの役職を歴任しました。

まさに超エリートですね！

嘉子との出会いのきっかけ

三淵乾太郎と三淵嘉子が出会うきっかけとなったのは、穂積重遠教授です。

穂積教授は、教え子の嘉子を航一の父・三淵忠彦さんに紹介します。

実際に、虎に翼でも、穂高教授（小林薫）が、教え子の寅子を最高裁判所長官の星に紹介していました。

これがきっかけになり、二人は運命的な出会いを果たします。

再婚

三淵乾太郎さんと三淵嘉子さんは、それぞれ再婚します。

三淵嘉子さんは最初の結婚相手である和田芳夫との間に一人の息子をもうけました。

しかし、和田芳夫は戦争で亡くなり、嘉子は未亡人となります。

前妻との子供たち

乾太郎さんには前妻との間に4人の子供がいましたが、1955年に前妻が亡くなり、

翌年に嘉子と再婚することになります。

三淵乾太郎とは？実在の裁判官

担当した事件のエピソード

三淵乾太郎は、いくつかの重要な裁判を担当しました。

その中でも特に有名なのが小田原一家5人殺害事件です。

この事件では、彼の人間性と裁判官としての信念が大いに試されました。

小田原一家5人殺害事件

1949年に起きたこの事件では、18歳の少年Sが一家5人を殺害しました。

三淵乾太郎はこの裁判を担当し、死刑判決を下すことになりましたが、

彼自身は死刑反対派であり、その心情と職務の間で大いに悩みました。

判決の背景

三淵乾太郎さんは、Sに対して死刑判決を下しましたが、その後もSと接見し、彼の心情に寄り添いました。

最終的にSは控訴を取り下げ、三淵乾太郎の説得が功を奏した形となりました。

三淵乾太郎の最期

三淵乾太郎さんはその後も多くの重要な裁判を担当し、法曹界での影響力を持ち続けましたが、晩年は小田原の三相荘（さんそうそう）静かに過ごしました。

彼の人生は、多くの人々に影響を与え、今でもその功績は語り継がれています。

三淵邸・甘柑荘について

三淵乾太郎さんと嘉子さんの別荘・三相荘（さんそうそう）は、小田原市にある別荘です。

アクセスと見学料

二人が晩年を過ごした三淵邸・甘柑荘は一般公開されています。

日曜日と金曜日の週2回の公開です。

〒250-0034 神奈川県小田原市板橋８２２

◆公開日／時間

　金曜日・日曜日午前11時～午後3時
　最終入場は14時半

◆建物庭維持寄付金　500円～
　※中高生はお一人につき200円以上
　※小学生以下は無料

◆駐車場はありません

　【電車】箱根登山鉄道「箱根板橋駅」下車徒歩６分
　【バス】小田原駅東口から
　・箱根登山バスH・T・TP線
　・伊豆箱根バスZ・J・U・P線乗車
　　「箱根板橋駅」停留所下車徒歩６分
　・小田原宿観光回遊バス・うめまる号
　　（年末年始を除く土・日曜日、祝日運行）
　　「箱根板橋駅」停留所下車徒歩６分

甘柑荘