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海のはじまり第11話ネタバレ!絵本が伏線!海の家出に大混乱!

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「海のはじまり」第11話(9月16日放送)では、母を失った娘と父親が新たな生活を始める中で、お互いに抱える心の葛藤が描かれます。

娘・海は亡き母の思い出とどう向き合い、父・夏と共に新しい家族の形を見つけるのか。

この記事では、第11話の詳細なネタバレとともに、何度も登場する絵本の内容から、物語の深い考察や次回展開の予想をお届けします。

海のはじまり【第11話ネタバレ】

南雲水季(古川琴音)は、娘の海(泉谷星奈)に「絵本」を渡し、

この絵本のように、自分が死ぬことを告げます。

海は、嫌だ!と駄々をこねますが、何度も呼んで理解して欲しいと願う水季。

その夜が、二人が共に過ごす最後の時間となります。

夏と海の新しい生活

月岡夏(目黒蓮)は、海と暮らす準備を整えます。弟・大和(木戸大聖)の協力を得て部屋を片付けますが、大和は兄が一人で抱え込みすぎているのではないかと心配します。

海が夏の家に引っ越してきた日、水季との思い出の品について尋ねられた夏は、

「別れた時にすべて処分した」

と正直に告げます。

海は弥生(有村架純)からのプレゼントについて悩みますが、夏は大切にするよう伝えます。

初めての夜、海は母を思い出し、「ここにもママはいたの?」と寂しげに尋ねます。

夏の肯定的な返答に、海は安心した様子を見せます。

 

最初の夜、海は母親を思い出し、

「ここにもママはいたの?」

と寂しげに尋ねます。

いたよ、と答える夏に、海はほっとした様子です。

違う図書館

翌日、夏は海を連れて新しい学校の道を覚えるために図書館へ出かけます。

海は最初は楽しそうに見えましたが、実際に歩くと次第に淋しさを見せます。

そして、忘れ物の「絵本」を取りに行くために南雲家を訪れます。

ちょうど、朱音は海と水季がいなくなったことを実感し、涙を流していました。

海はそんな朱音を見て

「自分がいなくておばあちゃんは淋しいんだ」

と感じます。

朱音は「海に会えたから元気になった」と語る一方で、

夏は海を引き取ったことで、祖父母の寂しさ感じ取り、複雑な思いを抱えます。

夜々(今田美桜)の美容室

その夜、夏のアパートに戻った海は、母・水季の形見であるイルカのぬいぐるみを二つ並べて眠りに就きます。

翌日、弥生と連絡を取り、美容院に連れて行ってもらいます。

二人は、夜々(今田美桜)の美容室へと向かいます。

海は夜々にカットしてもらい、綺麗になったことでウキウキしています。

その後、弥生は夏が待つアパートに海を送ります。

母親について話すことにためらいを感じているのではないかと心配し、夏に確認しますが、夏は

「母親のことを忘れるようにとは言っていない」

と答えます。

転校生

海は、新しい学校へと通い始めます。

海はアパートに一人で帰って、本を読み、夏の帰りを待ちます。

夏が帰って来ると、夕飯の準備をしながら、学校での出来事を楽しそうに話す海。

しかし、クラスメイトから母親について尋ねられたとき、どう答えたらいいのか分からず夏に相談します。

夏は

「ママはいないけど、パパがいると伝えたらいい」

とアドバイスします。

しかし、海は「ママはもういないの?」と尋ね、

夏は「自分はいなくならないよ」と答えますが、その言葉に込めた思いが海には理解できていないようです。

 

翌日、夏が家に帰ると部屋にいるはずの海の姿が見当たらず、不安が募ります。

急いで津野晴明(池松壮亮)に電話をすると、海は図書館にいることが分かり、ひとまず安心します。

海が津野の図書館に迎えに行くと、海は朱音が迎えにきて南雲家に向かったと聞きます。

津野は、海が

「夏くんはママのことを話さなくていいって言っていた」

と語るのを聞き、夏に母親・水季についてしっかりと話す必要があると助言します。

夏は自分の胸の内を整理しながら、南雲家に向かいます。

母からもらった絵本

海は南雲家に到着し、水季の部屋で思い出にひたり、母からもらった絵本を読み始めます。

「もうすぐいなくなる」と告げられたあの日を思い出しながら、悲しみと向き合います。

南雲家に到着した夏は、海が自分に会いたくないのではないかと不安になりますが、朱音に「会いたくないわけじゃない」と言われ、家の中に入ります。

水季の部屋で、絵本を読み続ける海の隣に座った夏は、海に

「一人でどこかに行かないでほしい」

と告げます。

海は幼い頃、父親がいないことに淋しさを感じたことはなかったと言います。

でも今は母親がいなくなり、改めて淋しさを感じていると打ち明けます。

「みんなが淋しい思いをしているのは、私がいないほうがよかったから?」

と問いかける海に、夏は

「そんなことを二度と言わないでほしい」

と胸を痛めます。

しかし、海は

「ママは最初からいたけど、夏は最初からいなかった」

ママは寂しそうだったと言い・・・。

感想レビュー

第10話を見終えて、胸が締め付けられるような思いでした。

海と夏の新生活が始まり、希望に満ちた展開を期待していた海ちゃんですが、現実はそう簡単ではありませんでした。

海の心の中にある母・水季への思いと、新しい環境での複雑な感情が交錯する様子に涙が止まりませんでした。

特に印象的だったのは、海が母からもらった絵本を読む場面です。

幼い海に死期を告げる水季の姿は、母親として何を伝えるべきか、どう向き合うべきかを深く考えさせられました。

自分が母親だったら、どのように子どもに伝えるだろうか?

その想像だけで胸が締め付けられ、水季の苦悩が痛いほど伝わってきました。

実際、つい最近子どもにママもいつかは死ぬの?と聞かれて、一瞬どう答えるべきか考えました。水季の気持ちを考えると涙があふれます。

海が「みんなが淋しい思いをしているのは、私がいないほうがよかったから?」と問いかけるシーンは、本当に胸が張り裂けそうでした。

幼い子どもがこのような自己否定的な思いを抱えてしまうことの悲しさと、それを必死に否定しようとする夏の姿に、家族の絆の深さと複雑さを感じました。

 

このドラマは、失った人との思い出を大切にしながら、新しい関係性を築いていく難しさを見事に描き出していますよね。

夏の家族のように、血のつながりだけが家族ではないこと、そして「家族」の形は一つではないことを強く感じさせられました。

さらに、周囲の人々の温かさも印象的です。

弥生や津野晴明、そして朱音など、それぞれが海と夏を支えようとする姿に、人と人とのつながりの大切さを改めて実感しました。

このような支えがあることで、海も夏も前に進むことができるのだと思います。

失うことの痛みと、新しい関係を築く勇気、そしてそれを支える周囲の存在の大切さ。

これらのテーマは、年齢や立場を問わず、多くの視聴者の心に響くものだと感じています。

 

最後に、泉谷星奈ちゃん演じる海の演技に圧倒されました。幼い少女の複雑な心情を、繊細かつ力強く表現する姿に、何度も胸を打たれました。

目黒蓮さんの夏も、葛藤を抱えながらも前を向こうとする姿が印象的で、二人の関係性の変化を丁寧に描き出していると感じました。

「くまとやまねこ」の絵本が伏線

「くまとやまねこ」の絵本が今回は何度も登場しました。

「くまとやまねこ」は、作家・湯本香樹実による絵本で、喪失と友情、そして再生をテーマにした感動的な物語です。以下はストーリーの概要です。

物語は、大切な友達である小鳥を亡くして悲しみに暮れるくまから始まります。

くまは、小鳥を失った悲しみで心がいっぱいの中、やまねこと出会い、最終的には小鳥のことを大切に思い出に留めながら、前に進む力を得るというストーリーです。

夏も海も、このくまとやまねこのように、前に進んでいく結末になりそうです。

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次回最終回の展開予想

最終回では、海と夏の関係がより深まることを期待しています。

海が母・水季の思い出を大切にしながらも、夏との新しい家族関係を築いていく過程が描かれるのではないでしょうか。

また、南雲家の朱音や、弥生、津野晴明など、周囲の人々の支えがより強く感じられる展開になるかもしれません。

海が自分の存在の意味を再確認し、前を向いて歩み始める姿で締めくくられると予想します。

さらに、水季が残した何かのメッセージや、海への思いが明らかになる可能性もあります。

それによって、海が母の愛を再確認し、新しい人生への一歩を踏み出すきっかけになるかもしれません。

さらに、夏自身が父親としての役割をどう果たしていくのか、彼の成長にも期待です。
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まとめ

「海のはじまり」第11話は、喪失と再生、そして新しい家族の形を模索する姿を丁寧に描き出しました。

海と夏の関係性の変化、そして周囲の人々の支えが印象的でした。

最終回に向けて、期待は高まるばかりです。

海がどのように成長し、夏との新しい家族関係を築いていくのか、そして水季の思い出とどう向き合っていくのか、目が離せません。

登場人物紹介

  • 月岡夏(目黒蓮):海の父親。水季との別れを経験し、海と新たな家族を形成しようとしている。
  • 南雲海(泉谷星奈):母・水季を亡くし、夏と新しい生活を始める。
  • 南雲水季(古川琴音):海の母親。亡くなる直前、海に絵本を渡す。
  • 百瀬弥生(有村架純):夏の元彼女。海のサポートをする。
  • 津野晴明(池松壮亮):図書館司書。海をサポートする。
  • 朱音(大竹しのぶ):南雲家の祖母。海との別れを寂しく思っている。
  • 月岡大和(木戸大聖):夏の弟。兄の様子を心配している。
  • 夜々(今田美桜):美容師。海のヘアカットを担当。

前話