「海のはじまり」の第9話(9月2日放送)では、月岡夏(目黒蓮)、百瀬弥生(有村架純)、南雲海(泉谷星奈)の三人がショッピングモールを訪れ、それぞれの心情が複雑に絡み合う様子が描かれます。
弥生の笑顔の裏に隠された本音、そして夏が感じ取る違和感が、物語に新たな波紋を投げかけます。
この記事では、「海のはじまり」の第9話ネタバレと、今後の展開予想を詳しくお届けします。
Contents
第9話ネタバレ
「海のはじまり」第9話では、月岡夏(目黒蓮)と百瀬弥生(有村架純)、南雲海(泉谷星奈)が一緒にショッピングモールを訪れます。
ショッピングモールでの出来事
弥生に手を引かれ「行こ!」と元気に駆け出す海の姿が微笑ましく映し出されますが、
その一方で、夏は弥生の微妙な表情に気づきます。
子供服売り場で、弥生と海が一緒に服を選んでいると、海は試着室に向かいます。
その際、店員から「お母さんも一緒にどうぞ」と言われた弥生は、一瞬戸惑いを見せます。
海が無邪気に「弥生ちゃん、ママに見えるんだね」と笑いながら話すと、弥生は少し考え込んだ後に
「…私がほんとにママになったら、嬉しい?」
と質問します。
海は即座に「うん!」と元気よく答え、その無邪気さに弥生は微笑みを浮かべますが、
その笑顔の裏には複雑な感情が見え隠れしています。
海を送り届けた帰り道
海を南雲家に送り届けた帰り道、夏は弥生に「海とのことをどうしたい?」と真剣に尋ねます。
弥生は一瞬返答に困り、言葉を濁します。
そんな彼女に、夏は
「海と一緒にいる時、弥生さんが辛そうに見える」
と言葉を続けます。
弥生はその言葉に反応し、一瞬だけ視線をそらしながらも笑顔で否定します。
しかし、その笑顔はどこか無理をしているようにも見え、夏はさらに突っ込んで
「別れたい?」
と率直に尋ねます。
弥生はその問いかけに返答することができず、ただ沈黙が流れるのでした。
心の葛藤:弥生の揺れ動く感情
弥生は次第に自分の心に向き合うようになり、夏に対しての複雑な感情を抑えきれなくなります。
彼女は、南雲水季の存在が自分たちの間にあることを強く意識し始めていました。
水季の手紙を受け取った弥生は、その内容に深く心を揺さぶられ、自分が本当に夏と一緒にいるべきなのかを考え始めます。
別れの決意:弥生の本音
その夜、夏が弥生の自宅を訪れると、弥生はとうとう自分の気持ちを打ち明けることを決意します。
彼女は涙を流しながら、
「私はお母さんにはなれないから、別れたいと思ってる」
と告げます。
この告白により、夏と弥生の関係は大きな転機を迎えることになります。
最後の言葉:夏の反応と新たな旅立ち
弥生の突然の告白に驚きながらも、夏は冷静に彼女の言葉を受け止めます。
彼はしばらく考えた後、弥生の手を握り、
「俺は弥生さんと海ちゃんと3人でいたいと思っている」
と伝えます。
しかし、弥生の決意は揺らがず、夏もまた別れを受け入れることに。
夏は弥生を駅まで送ります。
今日までは恋人だからと、弥生の手を繋ぐ夏。
駅のホームでは、二人の楽しい時間が訪れました。
お父さん頑張ってという弥生は、終電を前に、電車に乗り込みました。
この瞬間、夏と弥生の関係が終わりを迎え、新たな未来へ向けて歩み出す瞬間でした。
感想レビュー
第9話は、弥生の内面がとても繊細に描かれており、心に響くシーンが多かったです。
特に、ショッピングモールでの試着室のシーンは印象的で、海の無邪気な発言に対する弥生の微妙な反応が胸に残りました。
「もし私が本当にママになったら?」という質問に込められた彼女の葛藤が、とてもリアルで共感しました。
特に印象に残ったのは、夏が弥生に対して自分の本音を打ち明けるシーンです。
夏が「弥生さんと海ちゃんと3人でいたいと思っている」と言った瞬間、
彼の真剣さと純粋さに心を打たれました。
別れの理由
弥生が別れを切り出した理由は、
3人の空間には水季さんを感じてしまうこと
でした。
彼女の気持ちの揺れ動きがリアルに描かれていて、自分の中でもどうしたらいいのかわからないという葛藤が伝わってきました。
また、海を送り届けた後の帰り道での夏との会話も、二人の関係の深さを感じさせるものでした。
夏が最後まで、弥生の手を離さなかったこと。
もし、海がいなかったら・・・二人は別れることはなかったけれど、海ちゃんもかわいくて。
二人なら、あんなに楽しく会話ができるのに、海が入ってくるとやっぱり空気感が違うんですよね。
もちろん、海ちゃんがいると楽しいんだけど、これまでとあまりにも違いすぎて、
弥生は母になる責任の重さを実感して、身を引いたんじゃないかと思います。
夏と海と弥生の三人の姿が再び見れるのではないかと思います。
登場人物紹介
- 月岡夏(目黒蓮): 弥生の恋人で、彼女の心情を敏感に察する優しさを持つ男性。弥生との関係に真剣に向き合い、彼女の本音を引き出そうとする。
- 百瀬弥生(有村架純): 海との関係に悩みながらも、明るく振る舞おうとする女性。夏との関係においても揺れ動く心を抱えている。
- 南雲海(泉谷星奈): 弥生と夏と一緒にショッピングを楽しむ無邪気な子供。弥生を「ママ」として受け入れる気持ちを持っている。