ドラマ「嘘解きレトリック」第5話(11月4日放送)では、ドラマ「嘘解きレトリック」第5話では、複雑に絡み合う嘘と家族の真実が明らかになります。
倒れていた「品子」の謎に祝と鹿乃子が挑み、家族の過去や隠された秘密が次々と解かれていく展開に引き込まれること間違いなしです。
三つ子の存在、そして古い村の慣習に隠された真相とは?
それぞれのキャラクターが抱える葛藤と絆が浮き彫りになる本話の詳細を、あらすじと感想で徹底解説します!
第5話ネタバレ
品子(片岡凛)が倒れていると思い、祝(鈴鹿央士)と雅(北乃きい)が急いで人形部屋に入ると、そこには人形が倒れていました。
その直後に現れた品子は以前とは異なる強い口調で話し始め、祝と鹿乃子(松本穂香)は彼女の行動に違和感を覚えます。
鹿乃子が
「嘘をついている」
ことに気づき祝に合図を送りますが、祝はなぜか謝罪するだけでその場を去りました。
部屋を出た祝は、使用人(吉田幸矢)にすぐ警察と医者を呼ぶよう指示。
雅と鹿乃子に、今の品子は以前のものとは別人である可能性を告げました。
祝はさらに、品子の中に「三人目」がいるかもしれないと推測し、
これまでの品子の口調から、彼女が「私」、もう一人が「品子」と自分を呼ぶことから、
三つ子の存在を示唆します。
その後、祝は鹿乃子に品子の監視を任せ、自分は久保(加藤諒)と共にイネ(松浦りょう)の遺体発見時の話を再度確認します。
崖の上で人影を見たという証言に基づき、祝と久保は人影が現れた付近にある墓と洞窟を発見。
洞窟を進んでいくと、そこにはひっそりと暮らす三人の居場所がありました。
医師の柴田(佐戸井けん太)が品子の怪我の手当てをする際、「他に怪我人はいないか?」と尋ねると、品子は「いない」と答えました。
しかし、その言葉に違和感を覚えた鹿乃子は嘘を見破ります。
鹿乃子は、三つ子の品子たちにそれぞれ違う存在として認識してほしいと話し、涙する品子に対して真実を引き出そうと試みます。
🏮嘘解き放送中🏮
隠し部屋にもう一人の品子(#片岡凜)が…!
謎に包まれた人形屋敷の秘密が
いよいよ明らかに🔍#嘘解きレトリック#鈴鹿央士 #松本穂香 #北乃きい pic.twitter.com/96UDZAF7md— 『嘘解きレトリック』月9ドラマ【公式】 (@usotoki_fujitv) November 4, 2024
その頃、洞窟から戻ってきた祝と久保は、別の品子が倒れているところを発見。
頭から血を流した彼女を抱え、すぐに医師に見せるよう指示します。
治療が始まる中、もう一人の品子から事の真相を祝たちは聞き出します。
実は、1ヵ月前に亡くなった品子は偶然毒のお膳を口にしてしまい、その場に居合わせたイネは死体を目撃してしまったのです。
混乱したイネに「見間違い」だと思わせるため、二人の品子は人形を使って偽装。
怪我をした品子が真実を話そうとしたとき、他の品子が反対したことで激しく口論となり、手を怪我してしまったのです。
家族の事情を抱えつつも、三人の品子たちは「親の指示」で三つ子であることを隠されてきた過去を持ち、自らの正体を隠して生きていました。
真相を知った祝たちは品子にイネの死について尋ねます。
実は、イネは人形を売却しようとした矢先、反対する男性に突き落とされて亡くなったことが判明。
品子の証言により、犯人がイネの兄であることがわかり、真相が解き明かされました。
すべてが解決し、祝たちは九十九夜町へ帰還。
解決の裏で人々の心に残る影響に思い悩む鹿乃子に対し、祝は「そこまで気にしなくていい」と語りかけ、彼女の気持ちを和らげます。
物語の最後には、雅が品子の母親も双子であり、村の風習のためにもう一人の姉と母が自殺したことがわかります。
品子の父が嘘の慣習を作り上げた背景には、妻と子供たちを守りたいという深い愛情がありました。
感想と考察
第5話では、これまでの「双子説」をさらに上回る「三つ子」の真実が明らかになり、一気に物語が進展しましたね。
まさか三つ子だったとは!
品子たちの抱える苦悩や葛藤が少しずつ浮き彫りになってきて、キャラクターたちに対する感情移入も深まります。
特に、品子が「私」と「品子」として自らを呼び分けるシーンは、彼女の家族との関係に対する複雑な思いを象徴しているようで胸に迫ります。
また、古い村の「双子を亡き者にしなければならない」という風習も衝撃的でした。
この背景が品子たち三つ子の出生に影響を与え、現在の嘘まみれの生活を余儀なくされていると考えると、何ともやるせない気持ちにさせられますね。
品子の父が心を病んだ妻を守るために「嘘の慣習」を作ったと知り、家族愛の複雑さや、嘘が人を救うのか、あるいは苦しめるのかというテーマがさらに深まった気がします。
鹿乃子の能力により、品子たちが抱える嘘が次々と暴かれましたが、祝が鹿乃子の能力をただ信じるだけでなく、自分自身の探偵としての洞察力も加えて解決に導いているのも魅力です。
二人のチームワークの良さが光っており、祝の探偵としての洞察力が作品全体のミステリー感をさらに引き立てていました。
「#嘘解きレトリック」第5話
品子さんの「品子」という名前・・
口が3つ。
名前が彼女の真実を示してる!と今週気づいた!— すいれん (@c8GTS0wPP1nTc8q) November 4, 2024
綾尾氏は子供たちと妻の命を守るために一生懸命についた嘘だっただろうし、3人の品子はその生き方しか知らなかった。でも、左右馬と鹿乃子が来て、悲しい事件だったけれど生きている2人はこれから自分の人生を歩み出せる。凄くいい後味だった。ミステリーとしても面白かった…! #嘘解きレトリック
— にのみい (@waraa1207) November 4, 2024
まとめ
「嘘解きレトリック」第5話は、家族や過去に隠された壮大な秘密が次々と明らかになり、一気に引き込む内容でした。
三つ子であることが明かされた品子と、村の風習による悲劇が複雑に絡み合い、嘘が救いになるのか、あるいは苦しみをもたらすのかを問いかける深いテーマが描かれています。
祝と鹿乃子のコンビが今後どのように真相に迫り、ますます見逃せない展開が続きそうです!
嘘解きレトリック人形屋敷のロケ地はどこ?品子の家として登場!