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笑うマトリョーシカ考察!自叙伝に鈴木俊哉が書かれていない理由と意味は?

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ドラマ「笑うマトリョーシカ」は、櫻井翔さん演じる若手政治家・清家一郎と、水川あさみさん演じる新聞記者・道上香苗が繰り広げるサスペンスストーリーです。

第1話では、清家一郎の自叙伝「悲願」に、彼の最も信頼する秘書である鈴木俊哉の名前が一切登場しないことが明らかになりました。

この重要な人物をなぜ一郎は自叙伝に書かなかったのか?

そして、「悲願」というタイトルに込められた意味とは?

これらの疑問に対する考察を深めていきます。

一郎が自叙伝に俊哉を記載しなかった理由を考察

若手政治家・清家一郎(櫻井翔)の自叙伝「悲願」に、

彼の最も信頼する秘書・鈴木俊哉(玉山鉄二)が記載されていないのはなぜか?

この疑問に対する考察を2つの視点から見ていきます。

香苗が母校で見た清家の過去

東都新聞文芸部の記者である道上香苗(水川あさみ)は、清家の自叙伝の取材で彼の母校を訪れたことから始まります。

そこで、彼女は清家が高校時代に多大な影響を受けたという担任教師や同級生たちに出会います。

特に、後援会長の佐々木光一(渡辺大)の存在が強調されていました。

鈴木俊哉は、高校時代から清家を指導し、生徒会長に押し上げた人物であり、現在も彼の秘書として支えています。

しかし、清家の最も近しい人物である秘書の鈴木俊哉については一切触れられていないことに疑問を抱きます。

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側近すぎる存在だから?

清家一郎は自叙伝において、

「身近な人物だからこそ、自慢しているみたいだから避けた」

と述べています。

この理由は、一見すると納得がいくものです。

彼にとって、鈴木俊哉は日常の一部であり、特別に言及する必要がなかったのかもしれません。

しかし、この説明だけでは疑念を完全には晴らせない、モヤッとした回答でした。
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俊哉が犯罪者の息子であることを隠すため

鈴木俊哉の父親は、かつて大きなスキャンダルとなったBG株事件で逮捕された人物です。

それによって父親は自殺しています。

この事件は社会的に大きな波紋を呼び、俊哉自身もその影響を受けました。

学生時代、彼はこの事件で一家離散になり苦しみました。

彼自身もその影響を受けていることが明らかになっています。

清家は、俊哉が犯罪者の息子であることが公になることで、

鈴木俊哉は、メディアがその事実を面白おかしく報道し、

全く違う真相を書き立てることを恐れた、と発言しています。

もちろん、それも理由の一つでしょう。

鈴木俊哉が自叙伝に書かれていないもう一つの理由として考えられるのは、

一郎は、俊哉の名前を自叙伝に記載することで、彼が再び苦しむことを避けたかったのではないでしょうか

彼の過去を掘り返されることで、俊哉自身の心の傷を再び広げる可能性があるからです。

一郎と俊哉の関係が特異なものであるため

さらに、清家と俊哉の関係にはまだ多くの謎が残されています。

清家一郎と鈴木俊哉の関係は、単なる上司と部下の関係を超えた深い絆があります。

学生時代からの親友であり、互いに信頼を寄せ合ってきた二人の関係は非常に特異です。

一郎にとって、俊哉はかけがえのない存在であり、自叙伝という公的な場でその存在を強調することに抵抗があったのかもしれません。

この特異な関係が、公にすることで誤解を生む可能性を一郎は恐れたのではないでしょうか。

清家が自叙伝で俊哉に言及しなかった理由は、彼らの関係が単なる政治的なパートナーシップを超えたもので、

その関係性が彼の「悲願」に深く関わっているのではないでしょうか。

自叙伝「悲願」の意味と込められた思い

清家一郎の自叙伝のタイトル「悲願」には、どのような意味が込められているのでしょうか?

そもそも一郎は、なぜ自叙伝のタイトルを「悲願」にしたのでしょうか。

一郎の人生と政治家としての信念を深掘りしていきます。

タイトル「悲願」に込められた思い

清家一郎の自叙伝「悲願」とは、一体何を指しているのでしょうか?

まず、「悲願」という言葉自体には深い意味が込められています。

「悲願」とは、もともと仏教用語であり、達成が難しい目標や理想を意味します。

清家一郎がこのタイトルを選んだ理由としては、

彼が政治家として掲げる理想や目標がいかに高く、困難なものであるかを示していると考えられます。

一方で、タイトルには清家の個人的な感情や背景が反映されている可能性もあります。

彼の人生において達成したい「悲願」とは何なのか?

これは単に政治的な目標だけでなく、彼自身の内面的な葛藤や過去の出来事にも関連しているかもしれません。

清家一郎の「悲願」と鈴木俊哉の関係

ここで気になるのは、清家自身が自叙伝「悲願」を書き上げたのか、

鈴木俊哉が彼を操って書かせたのか、気になるところです。

清家一郎が書いたならば「悲願」というタイトルを選んだ背景には、SOSの意味が含まれた文章が見つかる可能性があります。

鈴木俊哉が書かせたのならば、清家一郎を操り、自らの「悲願」を書かせている可能性が考えられます。

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まとめ

『笑うマトリョーシカ』第1話における清家一郎の自叙伝「悲願」と、そこに書かれていない鈴木俊哉の謎について考察しました。

清家の「悲願」に込められた意味と、俊哉が書かれていない理由は、今後の物語の展開において重要な鍵になっていきます。

次回のエピソードでも、清家一郎と鈴木俊哉の関係性や彼らの過去についての新たな情報が明かされることを期待しつつ、ドラマの展開に注目していきましょう。

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