イップス第５話なんと森野（バカリズム）の行方が分からなくなりました。
ミコと喧嘩になった森野。
ミコに謝れという慧（染谷将太）。
今回は、運転手の坂浦猛（渡辺大知）が活躍します。
この記事は、イップス第５話のネタバレと感想を深掘りします。
イップス第５話ネタバレ
小説のネタ集めのために黒羽ミコ（篠原涼子）は、運転手の坂浦猛（渡辺大知）とともに裁判の傍聴に来ていました。
建設現場での死亡事故についてその責任を争う裁判で、
大手建設会社による不当な圧力が原因で起きたとされている注目度の高い案件です。
傍聴席についたミコは、坂浦の左に法廷画家と思われる男性・板野恭二（渡部篤郎）が座っていることに気づきます。
裁判では、被告で発注元である大手建設会社の弁護を担当する敏腕弁護士・杉本浩紀（田中要次）が、施行計画書の合理性を申し立てています。
原告の工務店が利益を上げるために施行行程を省略した結果起きた事故ではないか、と主張し原告側を追い詰めていました。
閉廷後、ミコたちは別の法廷へと向かいます。
テレビドラマの制作現場で起きたパワハラ事件の裁判でミコの弟・黒羽慧（染谷将太）が担当していました。
この裁判でも法廷画を描く準備をしている板野の姿をミコたちは見かけます。
弁護士杉本（田中要次）が転落死
同じころ、裁判所の屋上から弁護士の杉本（田中要次）が転落死するという事件が起きました。
通報を受け、現場に駆けつける森野徹（バカリズム）たち。
傍聴を終え、慧たちと一緒に帰ろうとしていたミコは、森野の姿を見つけると早速この一件に首を突っ込み始めます。
怨恨による殺人の可能性が高いとにらんだミコと森野。
杉本の背広の背中に付いていた「黒鉛による汚れ」が気になり、板野から話を聞き出そうとしますが、板野の余裕な態度に手こずるのでした。
さっそくミコ、森野、慧、坂浦の４人で事件のトリックについて話し合います。
しかしそこでもミコはヒートアップ！
ミコは、ついに森野を怒らせてしまいます。
その場を立ち去った森野。
ミコは慧と坂浦から、すぐに森野に謝るように促されます。
ミコは森野を追いかけますが見失ってしまい・・・。
SNSで森野に問いかけかすが、彼からの返信はありません。
ミコは慧を伴って、板野の元へ出向きアリバイを崩すのでした。
イップス第５話感想とレビュー
第５回は、キャストがすごく豪華でしたね。
まさか渡部篤郎さんがゲスト出演とは！
渡部篤郎さんは、いつも重要ポジションの役ばかりですから、これから鍵を握る人物として出てくるのかと思いましたが、ゲスト出演とは驚きました。
あと、酒井捜査官やくの味方良介さんもリーゼントヘアでかっこよかったです。
味方さんも、ずっと人気ドラマに出演していますよね。
意味深な役どころが多く、インパクトを与える演技はさすがです。
そして、田中要次さん。
今回は、弁護士役として法廷に登場しました。
田中要次さんは、朝ドラ「虎に翼」で、傍聴マニアとして出演していますから、どうしてもそれが浮かんでしまいました！
さて、今回の事件解決は、ミコと慧によるものでした。
いつもはミコと森のが解決するというパターンですが、今回は違って新鮮でしたね。
犯人の動機は奥さんへの復讐だけでなく、絵を描けるようになることに焦点が当てられていました。
今回の犯人も、前回恋人を誤解で殺しながら、自分のパティシエとしてのキャリアを気にする人物と同じ要に、自身の能力を一番に考えていたように思えます。
被害者が遺族のために寄付をしていたという話に、
「関係ありますか？」
という渡部篤郎さんのセリフが、胸に刺さりました。
染谷将太と渡辺大知が怪しさ満点！
弟ながら、すごく大人で冷静な慧のキャラクターが引き立っていましたね。
たしかに、森野がいるからこそ、ミコは事件にたちあわせてもらっているんですよね。
また、染谷将太さん演じる慧のキャラクターは、一見すると善人のように見えます。
弁護士として活躍し、非の打ち所がないミコの弟です。
ただ、その裏に何か隠された秘密がありそうだと思っています。
慧の行動や発言からは何かを隠しているような雰囲気が漂います。
ただ、慧が最終的なラスボスであるかどうかはまだわかりません。
まだ謎が多く残されており、彼の真の目的や過去が明らかになることで、その役割が明らかになるかもしれません。
また、他の登場人物が実際のラスボスである可能性もあります。
それは、運転手の坂浦猛（渡辺大知）です。
なぜ、運転手が出てくる？と思わざるを得ませんし、なんといっても、渡辺大知さんが演じています。
運転手だけで終わるとは思えませんよね。
彼が運転手としての役割だけで終わるのは少し怪しいです。
ミコに近づくのも、何か隠された目的や秘密があるのかもしれません。
彼がただの運転手ではなく、物語の後半で重要な役割を果たす可能性もありますね。
また、森野が後半になると登場しないとおもったら、なんと、スタンガンで襲われ誘拐されるというショッキングな終わり方でした。
ミコが書いた小説『歪な十字架』の模倣事件を8年前に捜査していたのが森野だった、ということを慧が明かしていました。
森野は一体誰に襲われたのでしょうか。
誘拐事件と何らかの関係があり、第６回では解決編ということで最大の盛り上がりを見せることになるのでしょう。
古畑任三郎のパロディ
ミコの容疑者に対する絡み方はしつこいとか、ウザいとか感じていましたが、やはり古畑任三郎（田村正和）を意識していたのですね。
しゃべり方やしぐさを寄せていっているのが分かり、『イップス』制作者たちが篠原涼子に女性版・古畑任三郎を演じさせていたのが今回はっきり分かりました。
