ドラマ『全領域異常解決室』で、雨野小夢(広瀬アリス)が実は神・天宇受売命であることが明らかになりました。
しかし、通常であれば物心ついた頃には自分の神としての正体を思い出すはずの彼女が、なぜ今までその記憶を持っていなかったのでしょうか?
彼女の記憶に潜む謎、そしてヒルコとの関係について深掘りしていきます。
この記事では、雨野が神の記憶を失った理由や、彼女が異常解決室に呼ばれた背景、今後の展開を考察します。
雨野小夢は神の記憶をなくしている?
『全領域異常解決室』の物語が進む中で、雨野小夢は自分が天宇受売命(あめのうずめのみこと)という神であることに気づきました。
🟨第7話→11月20日(水)22時放送🟨
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しかし、一般的に神の魂は再生を繰り返し、生まれ変わったとしても物心ついた頃にはその記憶を取り戻すはずです。
しかし雨野は成人し、警察官として活躍するまで自分が神であることに気づいていなかったという不自然さが残ります。
興玉が言う「物心がつく頃には自分が神であると気づく」という法則に反し、なぜ彼女は今までその記憶を持たなかったのでしょうか?
ここには意図的な干渉があると考えられます。
ヒルコとのつながり
物語の展開から推測すると、雨野が自分の神の記憶を取り戻せなかった背景には、ヒルコの存在が大きく関わっている可能性が高いです。
興玉が第7話で、ヒルコは実際には神ではなく、役小角(えんのおづぬ)という呪術者ではないか?と察しています。
神ではなく、異なる力を持つ存在です。
もしヒルコが呪術師であれば、何らかの理由で雨野の記憶を封じた可能性が考えられます。
また、雨野が
「ヒルコと対決することが使命のように感じる」
と語っていることから、二人は過去に何かしらの因縁があったと推測できます。
雨野の神の記憶が消されたのは、彼女が神としての自覚を持つことでヒルコの計画が脅かされることを恐れたためかもしれません。
こうした記憶操作は呪術者としてのヒルコの力によるものと考えるのが自然です。
雨野が全領域異常解決室に招集された理由
第6話では、大隈(大国主神/演:吉田鋼太郎)が雨野を見た際、
「呼び寄せたのか」
という表情を浮かべたことも、雨野が解決室に呼ばれたのは偶然ではないことを暗示しています。
雨野は神としての記憶を持たずにいましたが、その正体を知る興玉たち神々にとって、彼女の存在は重要であると考えられます。
つまり、神の力を持ちながらもその記憶を封じられていた彼女を解決室に招集することで、
ヒルコに対抗する力を集結させようとしているのかもしれません。
興玉たちによって雨野が解決室に呼ばれ、物語が大きく動き出したのかもしれません。
今後の展開予想
今後、雨野は自身の記憶を徐々に取り戻し、ヒルコとの因縁や神としての使命についてさらに深く理解していくでしょう。
また、ヒルコが彼女に対してどのような呪術を施して記憶を封じたのか、その方法も解明されていくのではないでしょうか。
もしかするとヒルコは、雨野に対して「事度を渡す」的な儀式を行った可能性も考えられますね。
これによって雨野の記憶が消されたとすれば、最終決戦で再び「事度を渡す」ような儀式が行われることで、彼女が神としての本来の力を取り戻す展開も期待できそうです。
まとめ
雨野小夢が神であるにもかかわらず記憶を失っていた背景には、ヒルコの存在とその呪術が関わっていると考えられます。
ヒルコとの因縁や記憶消失の理由が解き明かされることで、物語はさらに深みを増し、雨野が持つ神としての役割も明確になっていくでしょう。
今後の展開では、ヒルコとの決着や雨野が本来の力を発揮するシーンに注目が集まります。