ドラマ「ブラックペアン2」第5話（8月4日）が放送され、視聴者を驚かせる展開が続きました。
天城（二宮和也）の鮮やかな手術、韓国からの50億円オペ依頼、そして予想外の結末。
今回は、第5話の詳細なネタバレと共に、天城の正義感が光る展開をお届けします。
Contents
第5話ネタバレ
維新大が開発した最先端医療AIを使った公開手術で、天城（二宮和也）は誰も予想しない結末を見せつけます。
天城は、美和の母・和子の公開手術を鮮やかに終わらせます。
実はコイントスの勝負で、天城がコインを落として勝負に勝ち、手術を受け入れたのです。
和子は、この病院にはいい先生がいると納得し、訴訟を取り消しました。
美和に手を振る世良を見かけた天城は、二人の恋の予感を感じ取り、彼女はしっかりしているから尻にしかれそうだなと笑います。
天城の野望と韓国からの50億円オペ依頼
その直後、韓国で飲食店チェーンを経営する木崎（恵俊彰）から天城にオペの依頼が舞い込みます。
新病院の莫大な建築費に頭を悩ませていた佐伯（内野聖陽）は、
天城に50億円の出資を条件にオペを引き受けることを提案します。
天城はすぐさま韓国へ飛び、シャンス・サンプルを行います。
条件を受け入れ、天城とのシャンス・サンプルに勝利した木崎は、手術のため東城大の「特別室」に入院します。
ソヒョン（チェ・ジウ）と木崎の因縁
同じタイミングで、研修医のミンジェ（キム・ムジュン）の母・ソヒョン（チェ・ジウ）も術後の検査のため東城大を訪れ、木崎と鉢合わせします。
実は木崎とソヒョンはライバル関係にあり、
ソヒョンが手術のために手放した店舗を木崎が安値で買い取っていたのです。
残る1号店も狙っていた木崎に対し、ソヒョンは強い憎しみを抱いています。
汚い手を使って事業を拡大させてきた木崎に対し、ソヒョンは天城にオペをしないよう進言します。
しかし、天城はその言葉に耳を貸しません。
裏取引をする菅井（段田安則）
そんな中、木崎が裏で菅井（段田安則）とつながっていることが明らかになります。
菅井は、新病院の計画が進めば、天城を外し、病院内の飲食店は全て木崎の店を入れると約束します。
これに賛同する木崎。
天城は、世良を連れて木崎の韓国料理店へ向かいます。
しかし、儲かっているはずの木崎の店が、客が閑散としています。
天城は違和感を感じ始めます。
病院に戻った天城は木崎に、わざと「ソヒョンが手術代の工面が難しいようだ」とほのめかします。
すると木崎は、ソヒョンが亡き夫との思い出が詰まった第１号店を売れば1200万をすぐに用意すると言います。
数日後、木崎の手術が始まります。
そんな中、木崎の違法行為が発覚します。
実は天城は、木崎の店の金回りに疑問を抱き、価値観は違えど、ソヒョンと手を組み、芝居をうっていました。
ソヒョンは天城が完璧に手術をしたおかげで、手術など必要なかったのです。
手配した警察が、木崎の病室で裏帳簿を入手し、逮捕状が出されます。
慌てる木崎に、天城は「あんたは死ねない」
と言います。
天城は、救った命で何十年も罪を償えと言います。
手術が終わると、罪人でも心臓に罪はないと言い、手術室を去っていく天城でした。
第5話の感想レビュー
今回の展開で、天城の正義感と鋭い洞察力が際立ちました。
ソヒョンと手を組み、木崎の違法行為を暴く計画は、まさに天城らしい巧みな戦略でした。
第5話 放送まであと1時間
第5話の場面写真を先行大公開！
天才医師と最先端医療AIの戦いの行方は…？
そして今夜も天城先生による
芸術的で華麗なオペシーンを見ることができるのか…今夜もリアタイお願いします！
〖 第話 今夜時 〗#ブラックペアン シーズン2 pic.twitter.com/ZWRNorESOH
— 日曜劇場「ブラックペアン シーズン2」 (@blackpean_tbs) August 4, 2024
衝撃の作戦:パク・ソヒョンとの協力
天城はパク・ソヒョン(チェ・ジウ)と協力して木崎を追い詰める作戦を実行しました。
これは木崎の貪欲さを引き出すための巧妙な罠。
予想通り、木崎は1号店を安値で買い取ろうとし、自らの本性を露呈してしまいます。
手術室前での木崎の高笑いから一転、ソヒョンの登場により木崎は自らの悪事を暴露される結果となりました。
天城の正義:生きて罪を償う義務
天城は木崎を完全に追い詰めながらも、彼に生きて罪を償う義務があると説くシーンは感動ものでした。
「ここは手術室。あんたは死ねないんだよ」という天城の言葉は、医師としての使命感と正義感を強く印象付けました。
天城は単に悪を倒すだけでなく、その悪を正すことまでを視野に入れています。
これは、医療という職業が持つ深い倫理性を表現していましたね。
二宮和也の演技に魅了される
二宮和也さん演じる天城の冷静沈着な姿勢と鋭い洞察力に、改めて魅了されました。
二宮さんの演技は、天城という複雑な人物像を見事に表現しています。
冷徹な知性と熱い正義感、そして時折覗かせる人間味。
これらの要素を巧みに演じ分ける二宮さんの演技力は、まさに圧巻といえるでしょう。
特に、木崎との対決シーンでの緊迫感あふれる演技は、釘付けにしました。
表情や声のトーンの微妙な変化が、天城の内面の動きを如実に表現しています。
チェ・ジウさん再登場！
また、チェ・ジウさん演じるパク・ソヒョンとの協力関係も見事でした。
国境を越えた医療者の連携が、悪を打ち負かす力となる展開に胸が熱くなりました。
次回展開予想:新たな強敵の登場か
第6話では、総資産6000億円の自動車メーカーの会長・上杉歳一役で堺正章さんが登場します。
また、猫田(趣里)を追い出した維新大の医師・早川玲子役として瀧内公美さんも出演予定です。
堺正章さん演じる上杉歳一は、おそらく病院経営に大きな影響力を持つ人物として登場するでしょう。
彼の存在は、医療と金銭の関係という重要なテーマをさらに深く掘り下げる契機となるかもしれません。
一方、瀧内公美さん演じる早川玲子は、天城にとって新たな医療上の競争相手となる可能性があります。
彼女の存在は、天城の医療技術や倫理観をさらに試すものになりそうです。
まとめ:正義の勝利と医療の本質
第5話では、天城の正義が木崎の悪事を打ち砕く展開はゾクゾクしました。
同時に、生きて罪を償わせるという天城の決断に、医療の本質を見る思いがしました。
金儲けではなく、人々の命を救うことこそが医療の真の目的であることを、天城の行動が強く示しています。
天城の行動は、単なるヒーロー的な正義ではなく、医療者としての深い洞察と倫理観に基づいた、慎重かつ大胆な判断でした。
登場人物
- 天城（二宮和也）：主人公の天才外科医
- 木崎（恵俊彰）：韓国の飲食店チェーン経営者
- ソヒョン（チェ・ジウ）：研修医ミンジェの母
- 佐伯（内野聖陽）：新病院建設に奔走する人物
- 菅井（段田安則）：裏で木崎と取引をする人物
- 世良：天城の同僚医師
- 美和：患者の娘
- 和子：美和の母、公開手術を受けた患者
- ミンジェ（キム・ムジュン）：研修医、ソヒョンの息子
