「虎に翼」第124回(9月19日木曜日放送)では、寅子(伊藤沙莉)と彼女の名前を知る謎の少女が中心に展開される緊迫した回です。
寅子は、調査官の音羽(円井わん)と共に、少年を突き落とした疑いをかけられている少女の審判を行います。
一方で、朋一(井上祐貴)が星家を訪れ、本心を打ち明ける場面も。
そして美位子(石橋菜津美)の裁判が遅延している中、轟(戸塚純貴)の励ましが描かれます。
次々と明らかになる人間関係に、目が離せません!
この記事では、9月19日木曜日放送のネタバレや感想、今後の展開予想についてご紹介します。
Contents
虎に翼9月19日木曜日あらすじ(第124回)
寅子(伊藤沙莉)の名前を知る少女は同級生の少年を突き落とした疑いで調査を受けていた。
寅子は調査官の音羽(円井わん)とともに、少女の審判を行う。
星家に顔を出した朋一(井上祐貴)は、航一(岡田将生)と寅子に本心を打ち明ける。
一方、なかなか進まない美位子(石橋菜津美)の裁判に、轟(戸塚純貴)は時間がかかっているのは良い兆候だと美位子を励ます。
引用:https://bangumi.org/tv_events/AjPQBldjUAE
虎に翼9月19日木曜日ネタバレ(第124回)
寅子は、彼女の名前を知る謎の少女・並木美雪が引き起こす事件に向き合います。
少年を突き落とした疑いのある美雪
美雪は、同級生の少年を階段から突き落とした疑いで調査を受けることになります。
寅子と調査官の音羽(円井わん)は、彼女の審判を担当し、美雪が一貫して何もしていないと主張している報告書を上げました。
寅子は、音羽の報告書に目を通し、しっかりとした報告書をありがとうと言います。
音羽は、先日寅子に歯向かうような事を言ってしまったことを謝りました。
これに対して寅子は、はて?と顔をしかめます。
全て正しくないと声をあげてはいけないのか?
その声をどう受け止めるのか私の問題で、萎縮せずに声を上げてくれてありがとうと言いました。
美雪の事件の経緯が次第に明らかになっていく中、美雪は突如泣き始めます。
大切にしていた日記を取り上げられて、返してもらおうとしていたと、突き落としたことを認めます。
また、被害者の少年も、手帳を奪って逃げたことを認めました。
美雪は「不処分」になりましたが、寅子は違和感が残ります。
美位子の裁判が進まない焦り
一方、美位子(石橋菜津美)は、裁判が思うように進展しないことに、彼女自身も焦りを感じ始めていました。
法廷での時間がかかることに対して、不安やプレッシャーが募る美位子。
そんな彼女を支えるのは、轟(戸塚純貴)の存在です。
轟は「裁判が長引くのは悪い兆候じゃない。逆に良いことかもしれない」と励ましの言葉をかけます。
美位子は、この事務所が落ち着くし、ここにいたら・・・
と何かを言いかけますが、居心地がいいと言いました。
美位子にとって非常に大きな支えとなり、彼女もまた希望を失わずに戦い続ける意志を固めることになります。
一方、涼子(桜井ユキ)は、司法試験に合格しました。
新潟からやってきた涼子は、よねと寅子の家に集まり合格を報告しました。
涼子は、弁護士にはならないと言い、驚くよねと寅子に、自分なりの股間の蹴り上げ方だったと言います。
かわいそうと思われているけれど、弁護士になるもならないも自分の手中にある状態にしたかったと打ち明けます。
これからは弁護士を目指す人たちの手助けをすることで、法に携わっていきたいと抱負を述べ、寅子たちは賛同します。
事務所に戻ったよねは、美位子に、ここに来る依頼人たちの話を聞いて、自分と比較しているならばそれは違うと言いました。
かわいそうでも不幸でもなく、そう思わせてしまった父親や世の中、法律の責任だと言います。
朋一の告白
一方、星家では朋一(井上祐貴)が久しぶりに訪問します。
彼は航一(岡田将生)と寅子に対して、裁判官を辞めると打ち明けます。
朋一は、左遷されたけれど家裁でがんばれる、これくらいで負けてたまるか!と思っていた。けれど、何のために頑張るのかわからなくなったと打ち明けます。
これまで自分の気持ちを押し殺してきた朋一ですが、正直な気持ちを明かします。
航一は、謝ることなどないし、間違っていないと言い、朋一の気持ちを理解しました。
翌日。
航一は、意を決して桂場の部屋へと向かい・・・。
感想レビュー
今日の朝ドラ受けは、桂場さんのところに行っていたけれど、あの後喧嘩じゃない?
という話でした。
朋一は、これまで感情を抑え込んでいたけれど、ついに裁判官を辞めると言いました。
航一は、息子・朋一が裁判官を辞めることを受け入れましたが、若い芽が摘まれていくことに憤りを感じているように見えましたね。
航一は、桂場の部屋に向かっていましたから、冷静な航一ですが感情的になりそうな気がします。
まずは、寅子が理想的な上司だと思いました!
調査官の音羽(円井わん)の調査書を見て、彼女がいまたくさんの少年少女の案件を扱っている中、しっかりとした調査書をまとめてくれたことに感謝し、声を上げてくれたことに対しても感謝しました。
全部正しくなければ声を上げることができないのではなく、上司に対しても萎縮することなく声を上げてくれたことに寅子は感謝しました。
これって、風通しのいい関係が保てますよね。
とっても素敵な考え方だと思いました!
涼子さまの司法試験合格
一方、涼子さまが司法試験に合格しました!!
みんな白髪がうっすら出てきたお年頃ですが、そんな中での司法試験合格は本当にすごいです。
涼子さまは、新潟で2店舗のお店を持つ経営者で、お店も忙しい中、勉強して大変だったと思います。
財閥のお嬢様だった涼子さまを、みんなが不憫だと思っているけれど、弁護士になれなかったかわいそうな人ではなく「ならなかった」という選択肢を選びました。
これからもきっと、弁護士を目指す人たちのために尽力していくことでしょう。
そんな涼子さまを見て、よねも思うことがあり、美位子も世間から可哀想とか不憫だと思われるけれど、強く生きるメッセージを伝えました。
轟が美位子を励ますシーンも、彼の優しさがよく伝わってきてましたね。
一方で、寅子を知る美雪は、どうして寅子の名前を知っているのか、その背景が気になって仕方がありません。
何もしていないと主張していた美雪が、突然罪を認めたこと、弱々しく泣いていたことも、違和感を感じます。
美佐江も、「不処分」になって、後味悪いままでした。
今回の美雪の件も、なんだか後味悪いですよね。
まだ若い彼女が抱える闇や、寅子との関係が明らかになるのを待ち遠しく感じますね。
次回の展開予想
次回の展開では、寅子と少女の関係がさらに深く掘り下げられるのではないでしょうか。
少女が寅子の名前を知っている理由や、審判の結果が明らかになることが予想されます。
また、朋一の告白が航一や寅子にどのような影響を与えるのか、家族関係がどう変わっていくのかも注目です。
さらに、美位子の裁判の進展も気になります。
轟の励ましを受けた美位子が、今後どのように裁判に挑むのか、そして彼女の運命がどのように展開していくのかが大きな見どころです。
次回も波乱の予感がいっぱいで、ますます目が離せません!
まとめ
「虎に翼」第124話では、寅子と少女の関係が中心となる緊迫した展開が描かれました。
少女の抱える秘密や、朋一の告白、美位子の裁判といった多彩な要素が絡み合い、視聴者を引き込むエピソードです。
今後の展開がますます気になる「虎に翼」は、次回も見逃せない内容になりそうです!
登場人物紹介
- 寅子(伊藤沙莉):主人公。少女の審判を担当し、彼女の名前を知っていることに驚く。
- 音羽(円井わん):調査官として、寅子と共に少女の審判を行う冷静な女性。
- 美雪(片岡凜):寅子の名前を知る謎の人物。少年を突き落とした疑いで調査を受ける。
- 朋一(井上祐貴):星家を訪れ、本心を打ち明ける重要な役割を果たす。
- 航一(岡田将生):寅子の夫で、朋一との関係が変わるかどうかが見どころ。
- 美位子(石橋菜津美):裁判に苦しむが、轟の励ましで奮い立つ女性。
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