「虎に翼」第128回(9月25日水曜日放送)では、いよいよ美位子(石橋菜津美)の裁判の判決が下されます。
美位子が法の前でどのような運命をたどるのか、寅子(伊藤沙莉)や他の登場人物たちがどんな心情を抱えているのかが見どころです。
特に今回のエピソードは、少年法改正の議論が絡む重厚なテーマを扱いながらも、登場人物たちの絆や「愛」について深く掘り下げています。
この記事では、第128話のあらすじや感想、次回の予想をまとめました。
Contents
虎に翼9月25日水曜日あらすじ(第128回)
最高裁大法廷では、いよいよ美位子(石橋菜津美)の事件の判決が出されようとしていた。
寅子(伊藤沙莉)は早朝、よね(土居志央梨)と轟(戸塚純貴)の事務所を訪ねる。
一方で、少年法改正を議論する法制審議会少年法部会は結論が出ないまま平行線をたどっていた。
寅子は久藤(沢村一樹)らと「愛」について語り合う。それは多岐川(滝藤賢一)の口癖だった。
引用:https://bangumi.org/tv_events/AjQgBlgcEAE
虎に翼9月25日水曜日ネタバレ(第128回)
第128話では、美位子(石橋菜津美)が父を殺害した事件に関する裁判の最終判決が描かれます。
寅子(伊藤沙莉)は早朝、よね(土居志央梨)と轟(戸塚純貴)の事務所を訪れます。
寅子は、よねと轟を応援していると伝えたい思いで駆けつけたのです。
よねと轟が一足先に出発すると、美位子は寅子を呼び止めます。
おそらく執行猶予がついて、社会復帰できるという寅子に、
とはいえ父を殺めた瞬間の感覚が夢に出てきて、服役したほうが楽かもしれないと考えてしまうと涙します。
しかし寅子は、服役することは、何度も美位子の心を殺してきた相手を肯定することになる。
これからは、できる限りの幸せを感じて生きて欲しいと告げました。
🐯 #トラつばプレイバック 🪽
昭和48年4月、最高裁大法廷の判決日。
これまで気丈に振る舞っていた美位子ですが、本当は毎晩、苦しみ続けていました…。そんな美位子に、寅子は…
「あなたができることは、生きて、できる限りの幸せを感じ続けることよ」#朝ドラ #虎に翼#伊藤沙莉 #石橋菜津美 pic.twitter.com/vUpZTU2njR— 朝ドラ「虎に翼」公式 (@asadora_nhk) September 24, 2024
美位子の判決
いよいよ、最高裁大法廷では緊張感が高まります。
法廷では桂場裁判長(松山ケンイチ)が入廷し、静寂が支配する中で判決が下されます。
結果は、懲役2年6ヶ月、執行猶予3年というもの。
さらに、尊属殺(親族殺し)という罪は無効とされました。
この判決により、美位子は社会復帰の道が開かれたのです。
桂場は、翌月裁判官を定年退官します。
🐯 #トラつばプレイバック 🪽
「…主文…原判決を破棄する」
昭和25年の合憲判決から23年、長い時をかけて歴史が塗り替わりました。
判決を聞き、よねの目には涙が…👀🔜https://t.co/6oYWjaHATp#朝ドラ #虎に翼#土居志央梨 #戸塚純貴 #松山ケンイチhttps://t.co/8dIYhMCaZf pic.twitter.com/ffOqn3bvDB
— 朝ドラ「虎に翼」公式 (@asadora_nhk) September 24, 2024
祝杯
23年前の判決が覆るという歴史的な瞬間を迎え、よねは涙が止まりません。
裁判が終わり、よねと轟は事務所で美位子の判決を祝う祝杯をあげます。
これまでの苦労を振り返りながらも、未来への希望を語り合う姿が印象的です。
少年法改正の議論
一方、法制審議会少年法部会では、少年法改正をめぐる議論が白熱しています。
部会のメンバーは意見が分かれており、なかなか結論に至らない様子が続いていました。
寅子はこの議論に対して強い関心を持ちつつ、久藤(沢村一樹)や他の登場人物たちと「愛」について語り合います。
不毛な論議は辞めて、「愛」について語ろうと言います。
首相も法務大臣も代わり、学生運動も下火になった今日、言い争うのではなく、子どもたちに寄り添う愛、血の通った話し合いがしたいと言います。
久藤(沢村一樹)は、桂場、多岐川、穂高重親(小林薫)の写真を手にして、微笑みます。
寅子が帰宅すると、のどかが夫の個展がニューヨークで開かれることを嬉しそうに話しています。
その場には美位子もいて、笑顔で挨拶を交わします。
優未と美位子は、笹竹の手伝いを通じて仲良くなり、優未は自分とのどかの服を美位子に譲る準備をしていました。
美位子は来週から新潟で新たな生活を始める予定で、よねの知り合いの店で働くことになったと報告します。
思い出の多い東京を離れ、美位子は「人生をやり直すために新潟で働き、お金を貯めてから、また別の場所で新たなスタートを切りたい」と語ります。
そして、「人生で失敗していない人が羨ましい」とつぶやきます。
優未は、自身の大学中退を「失敗」と捉えていますが、寅子は「二人とも失敗していない!」と力強く伝え、励ましました。
しかし、美位子が帰っていった後も、優未は何か言いたげな表情を浮かべていて・・・
感想レビュー
今回の『虎に翼』第128回は、美位子の裁判がついに終わりを迎え、一瞬たりとも目が離せませんでした。
美位子の辛い過去が背景にあるだけに、彼女が罪を問われる姿には心が締め付けられました。
でも、寅子が最後に「これからは幸せを感じて生きて欲しい」と励ますシーンは、本当に感動的でしたね。
美位子の前向きな姿勢に勇気をもらいました。
また、少年法改正の議論も興味深かったです。
社会の変化に合わせて法律を見直す必要があるのは当然ですが、寅子が「愛」について語る姿に共感しました。
穂高、多岐川、桂場の考えを、しっかりと寅子が受け継ぎ、血の通った「愛」を持って接するシーンは感動的でした。
次回の展開予想
次回は、優未が何か心に抱えているような描写が気になりました。
彼女のこれからの選択にも注目が集まります。
さらに、少年法改正の議論がどのように進展するのか、寅子たちがどのように関わっていくのかも見どころです。
美位子が新潟で新しい生活を始める中で、彼女の未来がどのように展開していくのか、こちらも応援したいですね。
まとめ
第128回では、美位子の裁判の結末が描かれ、物語の重要な転換点となりました。
彼女が新たな人生を歩む決意をし、寅子や仲間たちとの絆が一層深まる感動的なエピソードでした。
また、少年法改正という社会的テーマにも触れ、視聴者に考えさせられる内容でした。
次回は、優未の気持ちに寄り添う寅子の新たな展開に期待が高まります。
登場人物紹介
- 寅子(伊藤沙莉):主人公。法改正や社会問題に積極的に取り組む。
- 美位子(石橋菜津美):今回の裁判で焦点となる。
- よね(土居志央梨):寅子の仲間で、美位子の弁護士。
- 轟(戸塚純貴):寅子の仲間で、美位子の弁護士。
- 久藤(沢村一樹):寅子と共に少年法改正を議論する。
- 多岐川(滝藤賢一):故人。家裁創設者。物語のキーパーソン。「愛」が口癖であり、重要なテーマを提示する。
https://korenaniblog.com/toranitsubasa%e2%88%92daigorou/
今週最終週の「虎に翼」
虎に翼9月26日第129回!優未の告白に寅子感涙!猪爪家の心温まる再会