2025年冬ドラマとしてスタートした「アンサンブル」。
主演は川口春奈さん、共演には松村北斗さん、そして物語をかき乱す役として田中圭さんが登場します。
初回から恋愛、法廷、過去のトラウマが絡み合い、視聴者を引き込む展開となりましたが、ドラママニアとしては辛口で見逃せないポイントも!
今回は「アンサンブル」第1話のあらすじと見どころ、辛口感想レビューをお届けします。
Contents
第1話のあらすじ
「コスパとタイパが命」がモットーの弁護士・小山瀬奈(川口春奈)。
恋愛は無駄と割り切る冷静な性格の彼女は、婚約破棄トラブルを抱える依頼人・光永有彩(森迫永依)の弁護を引き受けます。
一方で、相手側の弁護士として登場するのが新人の真戸原優(松村北斗)。
彼の若さゆえの情熱と奔放な行動に、瀬奈は振り回されることに。
さらに、瀬奈の過去に関わる元恋人・宇井修也(田中圭)が再び現れることで、物語は一気に複雑な様相を呈します。
法廷での激しい攻防、依頼人たちの秘められた感情、そして瀬奈自身が抱えるトラウマが交錯する第1話は、次回が気になる伏線をたっぷり残しながら幕を閉じました。
見どころと辛口感想レビュー
1. キャストの魅力と演技
川口春奈の知的で冷静な弁護士役は、まさにハマり役。
松村北斗の新人弁護士役も初々しさがあふれ、ストーリーに新鮮さを与えています。
そして田中圭の存在感は圧巻。彼が登場することで、一気にドラマの緊張感が増しました。
辛口ポイント
ただし、田中圭の「元恋人」役はこれまでのドラマでも多く見られる設定。
新鮮味に欠ける部分も否めないかも・・・。
次回以降でどれだけこのキャラクターが深掘りされるかが鍵になりそうです。
2. 初回のストーリー展開
婚約破棄トラブルを巡る法廷ドラマと、個々のキャラクターの背景が巧みに絡み合うストーリー展開は秀逸です。
特に二瓶の逃げ出した理由や、教会でのライトアッププランの伏線回収は見事でした。
辛口ポイント
ただし、「踏切の音が苦手」という瀬奈のトラウマ設定がやや強引に感じられたかも・・・。
また踏切ってのが…。silentもよく踏切が…。
このテーマが物語全体にどう絡むのか、次回以降の展開次第では浮いた存在にならないことを期待!
3. 恋愛要素の投入
とはいえ、新人弁護士の優と瀬奈の距離感が少しずつ縮まり、踏切の前で優が耳をふさいであげるシーンは胸キュン必至。
しかし、ここで元恋人の宇井が再登場することで、三角関係の複雑さが一気に加速!
辛口ポイント
恋愛ドラマ要素の比重が多くなると、リーガルドラマとしての軸がぶれる可能性も。
恋愛に寄りすぎず、法廷の緊張感とのバランスに期待!
気になる伏線と次回の注目ポイント
- 瀬奈と宇井の過去
宇井が弁護士を辞めて起業した理由、そして瀬奈が彼を避ける本当の理由は?これらの伏線が物語の核心になりそうです。 - 新人弁護士・優の今後
優の自由奔放な行動により、彼が今後のエピソードでどのように成長していくのか。また、瀬奈との関係がどこまで発展するのかも注目です。
まとめ
「アンサンブル」第1話は、恋愛とリーガルドラマの要素がバランスよく詰め込まれた良作でした。
ただし、田中圭の役柄や瀬奈のトラウマ設定など、今後の展開次第で評価が分かれる可能性もあります。
次回以降、これらの伏線がどのように回収され、物語が進んでいくのか期待が高まります。
辛口評価: ★★★★☆(4/5)
理由: 初回としては十分に面白かったですが、既視感のある設定がいくつかあったため、星一つ減点。次回の展開も楽しみです!