ついに始まった「特捜9」ファイナルシーズン!
第1話から早くも絶好調の展開を見せてくれました。
今回は班長に昇進した浅輪直樹(井ノ原快彦)と謎めいた6係係長・近藤由紀夫の出会いから始まる家族の物語。
結婚詐欺師の被害者が犯人という意外な展開に、視聴者もハラハラドキドキの1時間でした。
第1話の内容を詳しく振り返りながら、見どころや伏線、今後の展開予想までたっぷりお届けします!
Contents [非表示]
「特捜9」第1話ネタバレ
班長昇進!浅輪直樹の新たな役割
ファイナルシーズンの幕開けは、浅輪直樹(井ノ原快彦)の班長昇進から。
管理職研修に参加した浅輪は、そこで6係の係長・近藤由紀夫(駿河太郎)と出会います。
国木田誠二(中村梅雀)からは「全くリーダーとして違うタイプ」と言われる二人。
実際、近藤は一匹狼タイプで周囲の評判もあまり良くないようです。
しかし研修中の和やかな雰囲気は長く続かず、早速9係に事件発生の一報が。
公園のベンチで折れた白バラの花束を胸に抱いた女性の遺体が発見されました。
浅輪の班長としての初仕事が始まります。
謎の被害者・篠山良子の素顔
発見された女性の遺体。所持品は鍵とスマホのみという状態でした。
スマホの情報から被害者は篠山良子と判明します。
発見者は通りかかったサラリーマンに通報を依頼したとのこと。
スマホのメッセージアプリ履歴から、篠山と頻繁に連絡を取り合っていた4人の怪しい人物が浮上します。
もし犯人がその中にいるとしたら、なぜスマホが現場に放置されていたのか?青柳靖(吹越満)が違和感を抱きます。
9係のメンバーはそれぞれ分担して4人の聞き込みに向かいます。
- 青柳:篠山が撮影していた謎の女性
- 高尾由真(深川麻衣):何度も篠山に電話をかけていた中園
- 矢沢英明(田口浩正):バーの店長
- 村瀬志保(羽田美智子):篠山が唯一SNSでフォローしていた人物
しかし、いずれの聞き込みも決定的な情報は得られません。
そんな中、浅輪が取調室に行くと、なんと近藤が事情聴取を受けていました。
篠山と食事をしていたというのです!
6係と9係の協力捜査
一匹狼の近藤は、普段の態度の悪さから他の刑事にも煙たがられています。
しかし浅輪は「事件の捜査権がない近藤は自らの潔白を晴らすのは難しいが、自分と一緒なら問題ない」と判断。
近藤に被害者の自宅へ案内してもらうことにします。
近藤は浅輪に、篠山とは突然声をかけられて食事をし、自宅の入口まで送っただけだと説明します。
二人が篠山の自宅を調査すると、そこは驚くほど殺風景な部屋でした。
しかし、「母親が病気で手術費用が必要」という話と共に見せられたという写真を発見。
さらに、必要だったという200万円が入っていたとみられる封筒も…。
浅輪の鋭い観察眼は、文房具の中に紛れた化粧品のペンシルを見逃しません。
これは第三者が部屋に入った痕跡かもしれません。
浮かび上がる結婚詐欺の実態
9係による4人の人物の裏取り調査から、篠山は周囲から恨まれるような行動をしていたことが判明します。
そして篠山の「母親の病気」について調べると、彼女が敬語を使っていたことも分かりました。
これらの事実から、篠山はロマンス詐欺(結婚詐欺)を働いていたのではないかという疑惑が浮上します。
一方、青柳は三ツ矢翔平(向井康二)の調べで見つかった怪しいバイトをしている女性を尾行。
その先にいたのはバーの店長で、二人は親子関係でした。
さらに高尾と村瀬が追っていた2人も親子だと判明します。
ここから浮かんだ新たな仮説。
息子のために母親が犯行を行った?娘は父親に代わって犯行を行った?
しかし話を聞くと、この4人はもっと複雑な関係が…。
両親が離婚したため苗字は違うものの、実は皆同じ家族だったのです!
意外な犯人と家族の秘密
浅輪と近藤はレストランの防犯カメラに映っていた、電話で会話していた男性に話を聞きに行きます。
そんな中、村瀬から重大な連絡が入ります。4人の家族にはもう一人いて、それは何と近藤だというのです!
浅輪は近藤を連れて家族4人がいる場所へ向かいます。
9係の刑事たちはそれぞれの話を聞いて繋がりを見つけたと説明。
篠山が結婚詐欺師だったことは確かですが、問題は犯人は誰なのか…。
そこで浅輪が意外な事実を明かします。
犯人は近藤の家族ではなく、今回の事件の通報者だというのです。
三ツ矢が調べたレストランの非通知の番号と通報者の番号が一致することが判明しました。
同じように結婚詐欺に遭った佐藤という人物が、「死を望む」という意味を持つ白いバラと共に犯行を実行したのでした。
よみがえる家族の絆
事件解決後、近藤は9係のチームワークの良さを目の当たりにし、複雑な感情を抱きます。
そして自らの過去を打ち明けます。
幼い頃、1人で観覧車に乗っている間に、母は弟を、父は妹を連れてバラバラになってしまったのだと。
久しぶりの再会でも相変わらずバラバラの家族でしたが、近藤は「あの時もバラバラになりたくなかった」と言えなかった後悔があると告白。
「今度は離れたくない」という本心を初めて家族に伝えます。
弟妹も同じ気持ちだったことが分かり、5人は少しずつ家族としての絆を取り戻していくことになります。
見どころポイント:浅輪班長の手腕と三ツ矢の活躍
浅輪班長の新たな指揮力
今シーズンからの浅輪班長としての姿は、これまでと一味違った魅力があります。
チームを束ねる立場になった彼の判断力と指揮力が光ります。
特に捜査権のない近藤を案内役として活用する柔軟な発想は、経験に裏打ちされた自信を感じさせました。
今後、浅輪がどのように班長として成長していくのか、そして部下たちとの関係性がどう変化していくのか、注目です。
三ツ矢翔平の成長
今回は三ツ矢翔平(向井康二)の活躍シーンが増えたことも見逃せません。
いつもは1分程度の出演ながら、今回は重要な証拠を見つけ出すなど、捜査に大きく貢献しています。
冒頭でも刑事への願望を語っていた三ツ矢。ファイナルシーズンでは彼の刑事としての成長も描かれるのかもしれません。
特に向井康二ファンからは「三ツ矢くんが増えるかも?」という期待の声も!
SnowManのYouTube動画にあった今年の占いで「刑事」の話があったことも、ファンの間で話題になっています。
今後の展開予想:特捜9の行方
近藤のレギュラー化?
6係の係長・近藤が今回、意外な形で事件に関わりました。
最初は「もう1人の家族」という台詞に驚かされましたが、展開としては見事な伏線回収でした。
今後、近藤が9係と関わる場面が増えるのか、レギュラーとして加わるのか、気になるところです。
過去メンバーの再登場
ファイナルシーズンということで、過去のメンバーが再登場する可能性も。
進藤役がいなくなった今、過去の懐かしいキャラクターとの再会があるかもしれません。
特捜班の未来
「最終シーズン」を謳う今作。特捜班はどのような形で幕を閉じるのでしょうか?
全員がハッピーエンドを迎えられるのか、それとも予想外の展開が待っているのか…。最後まで目が離せません。
第1話の名シーン・名セリフ
浅輪の洞察力
「犯人は近藤さんの家族ではなく、今回の事件の通報者だ」という浅輪の鋭い洞察。この一言で事件が一気に解決に向かいました。
コナンばりの推理力に、思わず「なるほど!」と唸らされます。
近藤の告白
「あの時、バラバラになりたくなかったと言えなかった」という近藤の後悔の告白。
家族の再会シーンは、感動と同時に「責任転嫁じゃん!」とツッコミたくなる部分もあり、視聴者の反応も分かれるところ。
それでも「今度は離れたくない」という素直な気持ちには胸を打たれました。
細かい疑問点と視聴者の声
なぜターゲットを変えない?
結婚詐欺師の篠山が、なぜ同じ家族をターゲットにしたのか。
普通は被害者が重ならないように別々のターゲットを選ぶはず。
この点は視聴者からも疑問の声が上がっています。
家族の問題
近藤の家族4人には「問題ありあり」という声も。
刑事として自立している近藤には関わらないほうが良いのでは?という意見もあります。
一方で、「一緒にいたい気持ちもわかる」という声も。
この家族の今後も気になるポイントです。
まとめ:期待高まるファイナルシーズン
「特捜9」ファイナルシーズン第1話は、新たな班長体制での9係の活躍と、近藤という新キャラクターの家族ドラマが絶妙に絡み合う、見応えのある内容でした。
結婚詐欺という身近な犯罪と、それを取り巻く人間ドラマが、視聴者の心を掴みます。
三ツ矢くんの活躍増加予想や、過去メンバーの再登場の可能性など、ファイナルシーズンならではの期待も高まります。
最後まで9係メンバーの活躍から目が離せない展開になりそうです。
次回も引き続き、事件の裏側に隠された人間ドラマに注目しながら楽しみたいと思います。