ドラマ「虎に翼」8月13日火曜日(第97回)の放送では、東京での新生活を始めた寅子(伊藤沙莉)が、家族の変化や旧知の仲間たちとの再会を通じて、新たな挑戦に向かう姿が描かれています。
友人の成功、自身の法律観の変化、そして恋愛関係の進展など、寅子の人生は大きな転換期を迎えます。
本記事では、あらすじ、展開予想、次回予想、登場人物について詳しく解説します。
Contents
虎に翼8月13日火曜日あらすじ(第97回)
東京に戻った寅子(伊藤沙莉)は、桂場(松山ケンイチ)、久藤(沢村一樹)、多岐川(滝藤賢一)らと再会。
さっそく山積みの仕事に取り掛かる一方で、航一(岡田将生)との交際も順調に続いていた。
優未(毎田暖乃)を連れて航一の家を訪れることになった寅子は、航一の継母・百合(余貴美子)、長男・朋一(井上祐貴)、長女・のどか(尾碕真花)と対面する。
引用:https://bangumi.org/tv_events/Ai9gBlaJwAE
虎に翼8月13日火曜日ネタバレ(第97回)
寅子(伊藤沙莉)と優未(毎田暖乃)が登戸の家に戻ると、子どもたちの成長ぶりに驚かされます。
猪爪家の変化
大学3年生になった直人は法律を学び始め、高校3年生の直治はジャズに魅了されサックスプレイヤーを目指して練習に励んでいます。
特に注目すべきは直明(三山凌輝)の状況です。
直明には恋人ができ、結婚後も家族全員で同居したいと考えています。
しかし、花江(森田望智)が強く反対しているという複雑な状況でした。
よねの弁護士デビュー
ある朝、寅子はよね(土居志央梨)が弁護士になったことを知り、興奮冷めやらぬまま轟(戸塚純貴)とよねの事務所に駆けつけます。
驚くよねに抱きつき、寅子は喜びを爆発させます。
格好も何も変えず、自分を曲げず、弁護士になったよねに、
「すばらしいわ!」と寅子が称賛すると、よねは「離れろ、暑苦しい!」と照れ隠しをします。
よねの名刺には「山田轟法律事務所」と書かれており、どちらの名前を先にするかは、じゃんけんで決めていました。
寅子はよねの成長と成功を心から祝福します。
東京地裁での再会
寅子が東京地裁に初出勤すると、驚きの光景が広がります。
所長室で寅子を待っていたのは、桂場、久藤、多岐川という旧知の仲間たちでした。
彼らはそれぞれ、東京地裁所長、司法研修所所長、東京家裁所長という重要なポストに就いており、寅子は彼らの昇進を祝福します。
久藤と多岐川が去った後、寅子は桂場に「法とは何か」についての新たな考えを伝えます。
「きれいなお水、水源は【法律】ではなく、【人権や人の尊厳】なのではないか」
という寅子の言葉は、彼女の法律観の変化と成長を示しています。
新たな職場と再会
寅子は東京地裁・民事第24部の裁判官に任命されます。
そこで裁判長の汐見と再会し、香淑が法律の勉強を始めていると聞いて喜びます。
懐かしい場所での再会
寅子は久しぶりに和菓子屋「竹もと」を訪れます。
そこで梅子が年老いた店主夫婦から店を受け継ぐべく、和菓子作りの修行中だと知ります。
さらに、梅子の腕前を判断するのが、店の常連客である桂場だと聞き、寅子は驚きます。
そこへ航一がやってきて、付き合っていることを報告すると、桂場は
「佐田くんでいいのか?」
と顔を歪めます。
星家訪問
日曜日、寅子と優未は航一に招かれて星家を訪れます。
航一の継母・星百合、息子・一、娘のどかに温かく迎えられますが、星家の人々の本心ははかりきれません。
夕食時、星家ではうなぎが振る舞われます。
寅子と優未が航一の金魚すくいの思い出話をして大笑いすると、星家の人々は驚いた様子で沈黙してしまいます。
寅子はこの反応に「おやおや?」と違和感を覚えるのでした。
感想レビュー
寅子の東京での新生活の始まりを軸に、様々な要素が絡み合う充実した内容でした。
特に印象的だったのは、寅子の法律観の変化です。
桂場に語った「きれいなお水、水源は【法律】ではなく、【人権や人の尊厳】なのではないか」という言葉は、彼女の成長と洞察力の深まりを感じさせるものでした。
また、よねの弁護士デビューを心から喜ぶ寅子の姿は、純粋な友情の美しさを表現しており、多くの視聴者の心を打ったのではないでしょうか。
さらに、星家を訪問するシーンでは、寅子と航一の関係が新たな段階に入ったことが示唆されています。
星家の人々の反応や、寅子が感じた違和感など、今後の展開を予感させる伏線が巧みに張られていました。
次回展開予想
直明の結婚と同居問題が具体的に議論される展開が予想されます。家族会議のようなシーンが描かれるかもしれませんね。
また、寅子が民事第24部で担当する初めての大きな案件が明らかになり、よねと轟の法律事務所の活動が具体的に描かれ、寅子との協力関係が生まれるかもしれません。
まとめ
『虎に翼』第97回では、寅子の東京での新生活が本格的にスタートし、家族の変化、旧知の仲間との再会、友人の成功など、多くの要素が絡み合って描かれました。
特に、よねの弁護士デビューと寅子の法律観の変化は、この物語のテーマである女性の社会進出と法律家としての成長を象徴する重要な出来事でした。
戦後10年という時代背景の中で、法曹界で活躍する女性たちの姿は、現代の視聴者にも強いメッセージを投げかけています。
同時に、直明の同居問題や星家訪問時の違和感など、今後の展開を予感させる要素も盛り込まれており、物語はますます深みを増しています。
次回も、寅子たちの挑戦と成長、そして戦後日本社会の変化を映し出す「虎に翼」から目が離せません。
法律と人権、家族の絆、そして個人の幸せを追求する登場人物たちの姿に、これからも注目していきましょう。
ドラマ「虎に翼」の8月13日火曜日放送(第97回)のキャスト
- 寅子(伊藤沙莉): 主人公。登戸の家に戻り、子どもたちの成長を見守る。
- 優未(毎田暖乃): 寅子の娘。寅子と共に新たな生活をスタート。
- 直人: 花江の子供。大学3年生。法律を学ぶ。
- 直治: 花江の子供。高校3年生。ジャズに目覚める。
- 直明(三山凌輝): 寅子の弟。恋人ができ、結婚後も家族と一緒に住みたいと考えている。
- 花江(森田望智): 寅子の義姉。直明との同居に反対している。
- よね(土居志央梨): 弁護士になり寅子に祝福される。
- 轟(戸塚純貴): よねの事務所の同僚。
今週「虎に翼」のあらすじ