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「アンメット」第5話のネタバレ
寺の住職・成海(三宅弘城)が、お経を上げている最中に意識を失い、丘陵セントラル病院に運び込まれます。
さっそく検査すると、ミヤビは
“もやもや病”
だと診断します。
弟子の碧聴(大友律)は不安になります。
成海を手術することになり、担当医を決める会議で、三瓶は
あなたは手術ができる
とミヤビを推薦します。
全科を診れる医師になりたい
一方、
「全科を診れる医師になりたい」
と言う救急部長の星前(千葉雄大)。
三瓶(若葉竜也)は、例えば脳外科であれば手先が器用じゃないと無理だと言います。
さっそく左手で豆を箸でつまんで運ぶことができるかと言います。
星前はやってみますが、利き手ではないのでなかなかうまく行きません。
しかし星前が全科を診れるようになりたいと願うのは、理由がありました。
それは、母がいろんな科をたらい回しにされたことがきっかけになっていました。
目の不調が気になって眼科に行くと、白内障だと言われ、結局いろんな科をたらい回しにされた挙げ句、半年後に倒れた時には多発性骨髄腫と診断されていたからです。
この話しを聞いて、てっきり星前の母は亡くなったと思ったミヤビですが、星前は
ママは生きてるから!
と笑い、川内ミヤビ(杉咲花)も自分次第だと言います。
そんなミヤビは、
「三瓶先生のことは信用しない方がいい・・・」
と言った西島麻衣(生田絵梨花)の言葉が浮かびます。
しかし、あなたは手術ができるという三瓶。
帰宅したミヤビは、日記を見返します。
「三瓶先生を信じる」
と書いてあるページを何度も何度も見返すミヤビ・・・。
その頃三瓶は、ミヤビと旅行に行った時、ある人形を買ったことを思い出します。
ミヤビは、もやもや病の手術を担当するため、三瓶とともにオペの練習をします。
オペは、鳥の手羽先を使い、細い糸つかい顕微鏡で作業していきます。
大迫教授と綾野
三瓶は、綾野(岡山天音)に、大迫教授が持っているミヤビの資料を見せてくれと頼みます。
大迫教授が言っているんだから、駄目だと言っているなら無理だという綾野。
ミヤビの記憶障害を治したいと思わないか?
と迫ります。
三瓶は、ミヤビが記憶障害になった途端に麻衣と婚約をした事に、違和感を感じていました。
綾野は、実家の病院の経営が苦しく、麻衣との婚約を決めていました。
麻衣は、綾野との結婚は「綾野病院」を継ぐことが条件でした。
日記の続き
ミヤビは、4月29日の日記に三瓶先生と話した内容が書いてあるけれど、最後になにか書いたけれ部分が消してある。
何を話したのか確認するミヤビ。
しかし、三瓶は書き間違いを消したんじゃないか?と答えます。
実は婚約していたことを打ち明けたとは言いませんでした。
森ちゃん
手術前日。
ミヤビは、看護師の森(山谷花純)に、自宅に泊まってとお願いしました。
朝起きると、ミヤビは記憶をなくしています。
毎朝、記憶を亡くした日々の日記をすべて読み返すミヤビに、今日はここだけを読んでと言います。
ミヤビは、過去2年間の記憶がありませんが、それ以前に会っていた森のことはしっかりと覚えています。
そんな森に言われて、手術のことに集中するミヤビ。
手術室に行くと、三瓶や星前が待っていました。
手術を始めるミヤビは、工程通り手順よく手術を進めます。
手術が終わると、三瓶は
この手術をサポートしてくれたチームの景色を目に焼き付けて
と言います。
ミヤビが振り返ると、みんなは笑顔です。
ミヤビは思わず涙があふれます。
その日の日記は、手術のみんなの姿の絵を書きました。
忘れたくない・・・とつぶやくミヤビ。
ミヤビの記憶が戻る可能性はゼロ?
そのころ、綾野は大迫教授に
ミヤビの記憶が戻る可能性はないのか、確認していました。
大迫教授は「ない」と言い・・・。
ドラマ「アンメット」第5話の感想
ミヤビが手術に向けて、練習する姿がリアルでしたね。
手羽元を使って練習して、その後手羽元を焼いて食べるっていう・・・。
ミヤビは毎朝、記憶をなくしてからの日記を最初から昨日の分まで全部読み返し、そして手術の練習をしていました。
記憶を失いつつ仕事をするって本当に大変だと思いました。
ミヤビの頭の良さがあってこそですよね。
今回の第5話は、映画を見ているようでした。
沈黙が続いたり、贅沢な尺の取り方で、ミヤビが外科医として手術を成功させた瞬間をより際立たせていました。
このドラマってみんな演技派で、本当にこういう先生いそう!と毎回思います。
素晴らしかったですね!!
アンメット第5話の考察
①やっぱり大迫教授が怪しい
大迫教授は、ミヤビに「薬をちゃんと飲んでいるか?」と確認していました。
言われた通りに飲んでいると答えるミヤビですが、ラストシーンでは、ちょっと薬を疑いだしたようにも見えました。
次週予告では、三瓶がその薬の量では効いてないんじゃないかと疑う様子がありました。
ミヤビは医師ですから、その薬がどんな薬か分かっていると思うのですが、
大迫教授が薬を利用してミヤビの記憶障害を引き起こしていたならば・・・
恐ろしいですね。
②綾野の実家
綾野の実家も病院だということが判明しました。
父は近所を往診して、地域の住民たちに頼りにされている医師のようでした。
おそらく綾野は、そんな父を見て育ち、それが理想とする医療だと思っているのではないでしょうか。
ただ、経営状態が悪化していることから、西島グループのお嬢様の西島麻衣と婚約しています。
そして、実家の病院をなんとか継続したいと考えているようです。
それでも綾野は、ミヤビに対する思いは消えていません。
最後に大迫教授に「ミヤビの記憶は戻らないのか」と確認していたのは、ミヤビへの気持ちを封印しているようにも見えました。
まとめ
ドラマ「アンメット」の第5話は、ついにミヤビが手術を成功させました。
ミヤビの成功を喜ぶ仲間たちの姿にじーんと来ました。
次回、第6話では、ミヤビの記憶障害について、三瓶が鋭く切り込む展開にありそうです。