ドラマ「西園寺さんは家事をしない」の最終回(9月17日放送)は、これまでの展開を見事に締めくくる感動的なエピソードでした。
家族という絆、偽りの関係が徐々に本物へと変わっていく様子が描かれます。
ルカの突然の家出、そして西園寺さんと楠見が抱える複雑な思い。
偽家族が迎えるラストに隠された衝撃の真実とは?
この記事では、そんな最終回のネタバレをご紹介します!
Contents
最終回ネタバレ
西園寺西園寺さん(松本若菜)と楠見俊直(松村北斗)は、ついにお互いが両思いであることに気付きます。
恋愛モード全開!と思いきや、俊直には娘・ルカ(倉田瑛茉)がいて、なかなか素直になれません。
ルカが気になって、二人の間には微妙な空気が流れます。
結局、俊直は西園寺さんへの気持ちを封じ込めて家に帰ろうとするのですが、なんと家にいるはずのルカが家出してしまいます!
「さようなら」という短いメモを残し、突然家を出たルカ(倉田瑛茉)。
ルカの家出と衝撃の展開
二人は慌てて探し始めますが、ルカの行方はつかめません。
ルカの行き先
ルカと一緒にいた横井に電話をすると、ルカと一緒にいるけれど「家出中」とのこと。
横井はまるで黒子扱い。
一緒にいるのに、ルカには一緒にいないような扱いをされているものの、手を繋いでいました。
ルカはまったく予想外の場所を目指していました。
その場所とは、以前から彼女が興味を抱いていた恐山。
ルカは新しくやってきた家政婦、川口(高畑淳子)が元イタコで、恐山にいたという話を耳にし、彼女を追いかけ・・・。
川口は、ルカと一緒にいる横井を見つけると
「大ファン!!」と喜びます。
川口はルカに、公園の前の家だからお茶でも飲んでいく?と誘います。
横井は、黒子の役目はここまでだから、しっかりとルカの気持ちと向き合うように言って帰ります。
楠見は、一度しか会ったことしかない川口になぜルカがなびくのか?
その理由をしっかりと受け止めたいと決意して川口の家の玄関を開けようとしていると、川口が家から出てきます。
西園寺さんは、「母さん・・・」と驚き、
川口は「久しぶり」と言いました。
ルカは、偽家族が終わるのは嫌だと泣き始めました。
母が家を出た理由
川口がかつて西園寺家を出た理由を問い詰めます。
家事も育児も嫌で家を出て行ったんだろうけど、捨てられたと思って傷ついたことを打ち明けます。
しかし川口は、家事も育児も嫌いではなかった、
嫌だったのは、やりたいことをやらなくなった自分だったと打ち明けます。
そんな時に今の旦那が「真っ青な空」にカイトを上げるのを見て、自分が空っぽだと思ったら涙が止まらなくて、同情した旦那が連れてってくれたけれど、突然、家を出てしまったこと、家族に自分がやりたいことをやる時間をくれと言えなかったことにずっと後悔していました。
西園寺さんは、私たちが話を聞こうとも、知ろうともしなかったんだと謝り、涙を流して抱きあいました。
川口は、西園寺さんの会社のアプリのレシピを見てお昼ご飯を作り、ずっと、娘の記事も見ていると微笑みました。
川口は楠見に、お手伝いさんの件は、今の旦那が釧路にいることから、自分も釧路に住むかもしれず、長くはできない可能性を伝えました。
ルカの気持ち
帰り道、楠見は、ルカには好きな気持ちを隠しておこうと西園寺さんに提案します。
しかし西園寺さんは、楠見もルカの事も好きだから、きちんと話すべきだと思っていました。
きっとなにかいい方法があるはずだと考え始めます。
翌朝、再びルカが家出をしようとしします。
さっそく家族会議を開き、ルカのことを第一に考え、今後の「家族」としての在り方を真剣に話し合います。
西園寺さんは、ルカに楠見の事が好きだと正直に打ち明けます。
ルカは、パパも西園寺さんの事が好き?ママは?と尋ね、偽家族が終わるのは、
心がムーっとざわつくと言います。
偽家族の結末
それでも、西園寺さんはふと初心に戻り、
そもそも偽家族を始めた理由って、
みんなと一緒にいたいからだったからだと気付きます。
そして、家族として新しい形を提案する西園寺さん。
次は「偽大奥」!? 西園寺さんが側室で、瑠衣が正室? 冗談交じりに提案しながらも、彼らは偽家族から本当の家族へと一歩を踏み出そうとします。
そして、最後には3人が本当の意味での家族の絆を感じ合い、ルカが「むーっとしない!」と2人に笑顔で抱きつくシーンで締めくくられます。
3人はこれから偽ではない、新しい家族として一緒に楽しい未来を歩むことを決め、国外へと旅立つことに。
3人が海外に飛び立つシーンは感動的で、視聴者に大きな余韻を残しました。
約3ヶ月間たくさんの応援
ありがとうございました🍓強くて大きな愛で繋がっている西園寺さん💭
一緒に3人のたどり着いたゴールを
見届けていただけたら嬉しいです🥰迷った時はワクワクする方へ♡
See you soon, I hope💫#松本若菜 #松村北斗 #倉田瑛茉 pic.twitter.com/e1VQ2mhKVD— 【公式】「西園寺さんは家事をしない︎」❁7月期火ドラ (@saionjisan_tbs) September 17, 2024
感想レビュー
最終回を見終わった今、心にじわっと残る感情が溢れてきます!
家族って、血の繋がりだけじゃないんだなって改めて感じさせられました。
時間を共有し、お互いに思いやりを持ち合うことで、どんな形の家族でも深い絆が築けるんだなと実感しました。
一妃と俊直の恋愛も、最初はぎこちなくて、どうやってハッピーエンドになるのかと心配しましたが、最終的には本当に心温まる素敵な結末に。
ルカの存在
また、ルカちゃんの存在が、このドラマの中でとても重要でしたね。
彼女が二人の関係を一層複雑にしながらも、最終的には家族としての絆をより一層深めたことが伝わってきました。
ルカが、西園寺さんと楠見が微笑んでいる姿を見て、そこにママが一緒にいるシーンが見えた時、「むーっとしない!」と叫んで、泣きながら抱きつくシーンは、本当に涙が止まらなくなりました。
ルカ役の倉田瑛茉ちゃんの演技が本当に天才だと思いました!
子どもの自然な雰囲気が出ていて、作られた子役感がなくてすごく良かったです!!
西園寺さんと母親
それにしても、母・川口さんとの再会が一妃にとっての大きな転機になったのが印象的でした。
川口という名前は、再婚したの旦那さんの姓なんでしょうね。
母と娘の関係って時に複雑ですが、お互いに深い愛情を持っていることが最終的に分かって、ホッとしました。
川口さんが家族との再会を通じて、自分の過去を振り返り、反省し、そして新たな一歩を踏み出す姿に感動しました。
西園寺さんも「真っ青な空」を見て、自分のやりたいことに気づき、やっぱり似たもの親子でしたね。
西園寺さんと川口さんの心の交流が、最後に温かいメッセージを届けてくれて、
心が温かくなりました。
全体を通して、家族の絆や愛情、成長を描いた素晴らしいドラマでした!
心がじんわりあったかくなる、そんな「西園寺さんは家事をしない」の余韻に浸りながら、またしばらくこの感動を噛み締めていたいと思います。
まとめ
最終回では、偽家族として始まった西園寺さん、楠見、ルカの関係が本物の家族になる様子が描かれます。
川口という謎の人物の登場や、ルカの家出を通じて、「家族とは何か?」という問いが改めて浮き彫りにされました。
西園寺さんと楠見の恋愛がついにスタートし、ルカも心から安心できる場所を見つける結末は感動ですね!
登場人物紹介
- 西園寺西園寺さん(松本若菜):主人公。もともとは家庭を顧みない冷淡な女性だったが、ルカや楠見との生活を通じて家族の大切さに目覚める。
- 楠見楠見(松村北斗):偽家族の父親役。最初は感情を抑えているが、西園寺さんへの想いが次第に強まり、最終的に恋人関係に発展。
- 楠見ルカ(倉田瑛茉):偽家族の娘役。家族の愛情に敏感で、西園寺さんと楠見が本当に自分を大切に思っているか不安に思いながらも、二人の間に絆を見出す。
- 川口(高畑淳子):新しい家政婦。恐山に関わりのある元イタコで、実は西園寺さんの母親かもしれないという伏線が張られている人物。